30代は子育て・仕事とどう向き合う?ライフスタイル転換期について考えよう

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女性は20代後半から30代前半に「このままで良いのだろうか?」と
一度は考える時期が来ます。

特に子育ては女性のライフスタイルに大きな影響を及ぼします。
キャリア形成を優先するのか、子育てを優先するのか、
個人によって状況は異なるため、どこにも正解はありません。

ただし、この時期に悩まずにいると、10年後に後悔しかねませんので
結論が出なくても、しっかり考えるようにしましょう。

なお、30代は、未経験の職種に挑戦できる最後のチャンスかもしれません。
これからのキャリアを見据えて、看護師や医療事務の
資格取得に励むのも良いでしょう。

●女性は30歳が見えてくると一度は悩む

就職から数年がたち、仕事にも慣れて新卒からは脱却したけれども、
先輩にはまだ追いつけない、それが30歳前後にあたります。
結婚、出産といったライフイベントを意識し、
30代を目前に控えた女性のほとんどは、
「このままで良いのだろうか?私は何がしたいんだろう?」
と一度は考えることになります。

特に子育ては、キャリアを形成する上で最も大きな影響を及ぼします。
仕事をセーブして子育てにいそしむのか、新しい職種にチャレンジするのか、
考える必要に迫られるでしょう。どれも正解はありません。
結論が出なくても、考えるのを先送りにしないことで、
その後の10年が大きく変わってきます。

●今子供が欲しくなくても知識は身に着けよう

ジェンダー差別ではなく、知識として知っておいていただきたいのが、
女性の妊孕能(にんようのう:妊娠できる能力)は20代前半がピークであり、
30代に入ると加速度的に低下していくということです。
女性の出産にはタイムリミットがあると言われるのはこれが理由です。
これは、見た目の若さや運動能力には相関しません。

高度不妊治療技術が発達した現代では、45歳を超えて妊娠した方の話もありますが、
それはほんの数%の成功例を見ただけにすぎません。
また、不妊治療は金銭的にも体力的にも負担が大きく、
治療についてほとんど知識のない男性と気持ちを分かち合うのは困難を極めます。

20代は全く興味がなくても、30代後半になってから
急に子供が持ちたくなることもありますから、
子供を持つ可能性を頭から除外するのはやめておきましょう。

●30代から難易度の高い資格を目指すのもあり

少し前まで35歳が転職限界と言われていましたが、
今は40代でも転職が可能となっています。
ただし、やはり全くの未経験職の場合は年齢が若い方が有利です。
それに加えて、取得に一定の期間がかかる以下の資格は、
産休や育休の合間に頑張ることも可能です。

>保育士

自治体によっては資格取得の助成制度もあります。
通信制の学校のほか、自力で勉強して資格を取得することも可能です。
60歳を越えても職につくことができるのもメリットです。
保育園のほか、シッターさんや、児童福祉施設でも募集があります。

>看護師

正看護師で3年、准看護師で2年、看護学校に通う必要があります。
その上で国家試験の合格が必要なわけですが、日本国内だけでなく
海外でも職を探すことができます。

>医療事務(診療報酬請求事務能力認定試験、調剤事務管理士技能認定試験)

医療事務に関する国家資格はありませんが、民間の資格は何十種類もあります。
その中でもおすすめは診療報酬請求事務能力認定試験と調剤事務管理士技能認定試験です。
合格率は高くありませんが、医療事務の仕事の中でも重要なレセプト業務に関する
知識が身につきますので、全くの未経験者よりも優遇されやすくなります。

>介護士(介護職員初任者研修)

介護職実務経験がなくても受けられる資格としておすすめなのが、
介護職員初任者研修です。基礎的な知識やスキルを身につけられます。
国家資格となる「介護福祉士」は、専門学校を出ていない場合、
長い実務経験(3年・540日以上)が必要となりますが、日本の高齢化を考えると、
職にあぶれることはなさそうです。

●まとめ

20代後半から30代の女性にとって、子育てと仕事は
後のライフスタイルに大きな影響を及ぼします。
キャリアを取るか、子供を取るか、2者択一ではないことを知り、
さまざまな可能性を考えて、資格取得に励むのも良いでしょう。

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