子育てのイライラを八つ当たりする前にマインドフルネスを取り入れよう!

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子育てのイライラを子供に八つ当たりしてしまって、
後悔したことはありませんか?
「あ~、やってしまった!」と、落ち込んでしまう必要はありません。
とは言え、八つ当たりしても気持ちは晴れるどころか、
自己嫌悪で余計にふさぎ込んでしまいますよね。

そこで、そのイライラした気持ちを「マインドフルネス」で
落ち着かせる方法を学びましょう。手順はいくつかありますが、
身近なものは呼吸です。呼吸をする際に、身体がどのように
動いているのかを意識してみましょう。
集中力が高まり、気持ちが落ち着くのが実感できるはずです。

●マインドフルネスとは

マインドフルネスは、もともと仏教の教えを発祥としたもので、
一言で表すと「瞑想」と表すことができます。
1970年代にはマサチューセッツ大学の研究者により、
宗教色を廃した形でプログラム化され、
欧米の教育機関や社員研修で使われるようになりました。

主には、医療やビジネスの分野で活用されています。
Google社のリーダーシップ研修のひとつとしても取り入れられているようです。
瞑想によって心と体をリラックスすることで、目の前の物事に集中する力を養い、
頭の先からつま先まで、自分をコントロールすることを目指していきます。

●なぜマインドフルネスが八つ当たりを防ぐのか?

子育てのイライラの大部分は、思い通りに物事が進まないことで起こります。
やらなければならないことで頭が一杯になり、「もういやだ!」と、
オーバーフローしてしまうのです。

マインドフルネスを日々の生活に取り入れることのメリットは、
このオーバーフロー寸前の意識を、通常モードに戻すのが簡単になるということです。
(ただし、目の前の飛び散ったスパゲティが消えるわけではありません…)

●子育てのイライラを忘れるマインドフルネス実践法

マインドフルネスは「瞑想」がベースですが、忙しい子育ての合間に
じっと座っていることなんてできませんよね?
そんな時は、数分だけでも結構です。
以下の「マインドフルネス」な時間を日々の生活に取り入れてみましょう。
これらは特別な手順が必要なわけではないことが分かるはずです。

>呼吸だけに意識を集中してみる

マインドフルネスの第一歩は、自分の呼吸を意識することにあります。
肺を広げて身体に空気を送り込み、吸い込んだ空気を吐ききるまでの
動作に集中してください。その間は、呼吸のことだけを考えるわけですから、
気持ちが落ち着いてくるはずです。

>身体を弛緩してみる

ゆっくりと呼吸を繰り返しつつ、吐く動作と同時に身体の力を緩めていきます。
舌、眉間、瞼、肩など、力がかかっている場所を意識的に緩めていきます。
身体全体がリラックスしてくるはずです。

>丁寧に食べる状況を思い浮かべる

皿に盛られた食事、もしくは食事風景を思い浮かべてください。
そして、それらを初めて見たもののように、観察していきます。
お椀に盛られたお米一粒の輝き、それを箸で触れた時の弾むような触感、
柔らかな匂いや、舌に広がるほのかな甘み、唾液が分泌されて、
ごくんと飲み込みたくなる衝動。それらを思い浮かべると、
なんだか幸せな気持ちになるはずです(お腹がすくかもしれませんが)。

>丁寧に歩く

片足をあげ、前に出し、地面に触れ、もう片方の足で地面を蹴って
体重を移動させる…。これらの間に、足の裏で地面を踏みしめる間隔や、
爪の痛み、肌のこすれる間隔などが入ってくるかもしれません。
意識せずとも行えている動作のひとつひとつを、丁寧に感じてみましょう。
自分の身体がどのように動いているのか、新たな発見があるかもしれません。

●まとめ

子育てのイライラを誰かに八つ当たりしても、気分は晴れるどころか余計に
落ち込んでしまうものです。日々の生活にマインドフルネスを取り入れ、
自分で自分の気持ちを落ち着かせる方法を学びましょう。

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