専業主婦ってどんな感じ?その苦しさと現実 

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かつては“専業主婦”と聞くと「楽そう!」というイメージを持っていました。

「仕事をしていない」というだけで、自由なのだと勘違いしていたのです。

しかし、実際に自分自身が専業主婦になってからは

その独特な苦しさを思い知らされた気がします。

そして、専業主婦としての生活が楽になるか苦しくなるかは、

家族によって決まるものだと考えるようになりました。

 

20代の頃は、未来を選んで決めていたつもりでしたが、

30代になってから考えてみるとそれは違っていた気がします。

知らず知らずのうちに、悲しい運命に飲み込まれてしまった感じです。

専業主婦の生活について、

夫との関係性に注目しながら考えてみたいと思います。

専業主婦が苦しいパターン・・・週末は地獄

私の場合は、夫が非常に厳しい性格です。

料理についても、掃除についても、洗濯についても、

ひたすら文句を言い続けています。

結婚前に長くお付き合いをした相手だったのですが、

まさかこれほど日常的に文句を言われるようになるとは予想していませんでした。

 

夫は会社員なので、平日の昼間は家にいません。

しかし平日になっても何故か監視されているような気持ちが消えず、

落ち着くことが出来ません。

窓を拭き、床を拭き、ひたすら家事をしています。

そして週末が近付くたびに憂鬱な気持ちになります。

週末には子供と出かけたり遊んだり出来るのは楽しいですが、

それに対しても夫があれこれ文句を言うのです。

 

週末は家事に対する夫からの指摘が非常に多くなります。

「お前はずっと家にいるくせに、ここもあそこも片付いてない!」と言われ、

子供の世話をしていたことを話すと、

「子育てを言い訳にするな!」と返ってきます。

おそらく、これはモラルハラスメントに近い状況なのでしょう。

子育てがひと段落したら、30代のうちに再就職をしたい気持ちがあります。

しかし、仕事を始めて家事がおろそかになったら、

今以上に夫から責められることが容易に想像できます。

 

専業主婦としての生活は、結婚前に想像していたものとは

大きくかけ離れていました。

晴れた日には夫の布団、子供の布団のシーツをはがし、

1日2~3回は洗濯機を回します。

独身時代はそれほどシーツを頻繁に洗うことはありませんでした。

しかし今ではひたすら洗濯をしていて、

洋服や寝具を干したり取り込んだりする作業がとても多く、肩が凝ります。

専業主婦の生活でこんなに力作業が多いとは思っていませんでした。

 

かつて想像して“専業主婦”は、時間にも気持ちにも余裕のあるイメージです。

友人にも私と似たような生活を送っている人が何人かいます。

このパターンの人は、「自分には収入が無いから、強く言い返せない」

という考えを持っています。

おそらくそれは、子育てがひと段落してから

専業主婦から新しい生活へとうまくシフトしていくことで、

明るい気持ちを持てるようになっていくのではないでしょうか。

そう考えて、今は耐えるべき時としています。

 

優しい旦那さんなら、専業主婦は楽ちん♪でも忘れてはいけない注意点

一方、同じ専業主婦であっても

私とは違って穏やかな生活をしている人もいます。

 

まず、Aさんの場合をご紹介しましょう。

Aさんの旦那さんはとても働き者です。

仕事もバリバリやって、家事もしっかり手伝います。

出勤前にお風呂掃除をして、ゴミ捨ても毎日手伝ってくれるそうです。

そしてAさんの旦那さんは経理なので、

家計簿をつける作業も喜んで担当しています。

とはいえ、Aさんの買い物の仕方に注意をしたり細かいことを言ったりすることはありません。

掃除も旦那さんがしているので、

Aさんが行う家の仕事は料理と洗濯のみです。

旦那さんが手伝ってくれるということよりも、

つべこべ言わずにいてくれることがとてもうらやましいです。

 

次に、専業主婦のBさんについてもご紹介します。

Bさんの旦那さんも非常に穏やかな人で、アパレル関係の仕事をしています。

当然のことながら洋服にはとてもこだわっているので、

Bさんは旦那さんの洋服は一切洗濯しないそうです。

私としては、洗濯はそれほどテクニックを要する作業ではないと思います。

でも、ファッションのプロに言わせると、

洗い方にいろいろなルールがあるそうです。

 

そして、Bさんの旦那さんはスリムな体型を維持するために

ほとんど野菜しか食べずに暮らしています。

つまり、Bさんは毎日ひたすらサラダを作っているだけなのです。

我が家は肉料理と魚料理を同じ頻度で出さなければ、

夫が不機嫌になり怒りだします。

そのため、「うちはサラダだけ作ればいい」とBさんから聞いた時には、

とてもうらやましい気持ちになりました。

 

専業主婦として穏やかに暮らすためには、

あたたかく見守ってくれる旦那さんの存在が必要不可欠といえます。

まとめ

穏やかな専業主婦に対してうらやましく思う反面、

私のように緊張感の強い生活には

ひとつメリットがあることに気付きました。

 

それは、家事の技術が向上していくことです。

主婦になって5年以上が経ち、料理も掃除も洗濯も、

独身時代と比べたら確実にスキルが上がっています。

逆に、私の夫が穏やかだったとしたら私は甘えてしまって、

出来ないことの多い専業主婦になっていたと思います。

 

とはいえ、まだまだ注意されることが多くて涙する日も少なくありません。

数年先には笑顔でいられる日が増えると信じて、

今はただただ耐える日々を送っています。

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