いざ同居!家事分担はどうする?「言われなければ分からない」を肝に銘じて

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親と同居する場合、考えておかなければならないのが家事分担です。
それは、自分の親と同居する場合でも、夫の親と同居する場合でも同様です。
とはいえ、同居前から分担のことなんて、話づらいという人もいるでしょう。
その場合は、ペースがつかめるまでは自分が多めに家事分担する覚悟はしておきましょう。

なお、やってほしいこと・やってほしくないことについては、
しっかりと自分の口から相手に伝えるようにしましょう。
義父母相手の場合は夫から伝えてもらうのも手ですが、
のちのちのためには、きちんと自分で伝えることをおすすめします。

●介護や家の建て替えで同居となる家庭が多数

核家族化が進み、三世代している家族が少なくなってきた今、
同居を決めた理由はどこにあるのでしょうか。
地域柄、結婚と同時に同居が決まっていた場合や、
お金がなくて同居が必須だった場合を除くと、
親が介護を見据えた年齢になってきたり、
家の建て替え(新築)の話が出た場合に、同居となることが多いようです。

●家事分担の例

家事分担でよくあるのが、共働き夫婦をサポートしてくれる
仕事をしていない両親(実親・義理親)の形です。

>平日と休日で食事の担当を分ける

平日の食材の買い出し、ご飯の支度などを、両親に負担してもらう代わりに、
休日の買い出しや食事を負担する形が多いようです。
この場合、両親側の食材費の手出しが多くなりがちですので、
お礼も含めてきちんとお金を渡しておきましょう。

>子供の世話は基本的に夫婦で

共働き夫婦の場合、子供の送り迎えや子供の世話も両親にお願いする人がいますが、
これについては基本的に自分たちでやった方が良いでしょう。
両親には、子供に人生経験を語り、甘やかす存在になってもらいましょう。
子供が思春期を迎えた時、自分たち以外にも頼れる場所が必要です。
なお、祖父母が孫と関わる時間は週4~6時間程度が良いとされる研究もあります。

>洗濯・洗濯は基本的にそれぞれで

掃除や洗濯については、基本的に自分たちで行う場合が多いようです。
子供がいる場合は、洗濯回数も増えますし、夜間洗濯機を回すこともあるでしょう。
干す場所を分けるなどして、お互いの邪魔にならないようにするのがポイントです。

なお、共用スペースの掃除(リビング・お風呂・トイレ)については、
ルールを決めておいた方が良いでしょう。
お風呂の場合は最後に出る人、トイレの場合は、1階と2階などです。

●家事分担が増えるパターンの同居は?

自分たちが住んでいる家に両親を呼び寄せる場合は、
一時的にでも、負担が増えることを覚悟しておきましょう。
この負担は、物の置き場所や、家電の使い方が分からないために起こります。

義父母相手であれば、夫に説明をお願いする方法もありますが、
なるべく自分の口から説明した方が良いでしょう。
これから長い間一緒に暮らすのですから、あまり遠慮しすぎない方がのちのちのためです。

●家事分担が減るパターンの同居は?

家事が減る同居パターンは、両親の家に住まわせてもらう場合です。
特に、自分の両親と実家で同居する場合は、家事の負担が減るものです。
サザエさんのような家庭を想像すると良いでしょうか。
特に夫は、家事をする機会が全くなくなるかもしれません。

ただし、親もいつまでも若いわけではありません。
甘えすぎず、夫婦で力を合わせて積極的に家事をこなすようにしましょう。

●家事分担以外に話し合っていた方が良いこと

家事分担のほかにも、同居の前に話し合っていた方が良いことがあります。
今までの生活リズムの話と、どうしても譲れない点に関する話です。
特に、小さな子供がいる場合や、仕事をしている人の場合は要注意です。
同居によって生活リズムが狂うと、「同居したせいだ」と
理由や改善方法を考える前に、相手のことを悪く思ってしまいがちです。

そうならないために、同居の前に以下の事柄は話し合っておきましょう。
・今の一日の生活リズムの話(平日・休日に分けて)
・尊重してほしい場所や時間に関する話(寝室には立ち入ってほしくない、
お風呂は〇時からは子供と一緒に使わせてほしい、休日は別々に食べる、等)

●まとめ

同居する際に気を付けたい家事分担についてまとめました。
特に子供がいる場合、同居のメリットは子供のためにも良いことです。
とはいえ、気を遣う相手が増えるわけですから、何もかもうまくいくわけではありません。
「言わなければ分からない」と肝に銘じて、心地よい関係を作っていきましょう。

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