家事の手抜きのコツ!「家事=愛情表現」という思い込みをやめよう!

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3~40代のママたちは、専業主婦が圧倒的に多かった親世代を見て育っています。
そのため、家族のために自分の時間を犠牲にして、
食事は一汁三菜、だしを取った食事を作り、
毎日掃除機をかけて、家をピカピカに保つのが理想と考えています。

実はこの「家事=愛情表現」は、日本独自の考え方です。
もちろん、毎日家事を頑張ることで、自分が幸せになるなら良いのですが、
それ以外に、子供と遊ぶ時間、夫婦で過ごす時間、
ひとりでのんびり過ごす時間も、大切にしてよいのです。

家事の手抜きのコツを学び、毎日余裕をもって暮らすのも悪くないと思いませんか。
特に考えたいのが、買い物から食器の片づけまでを含む料理の手抜きです。
包丁・まな板を使わない料理や、キッチンバサミで対応できるメニューにすると、
夫や子供も参加できるのでおすすめです。

●家事の手抜きを求めるママたち

ママ向け雑誌「レタスクラブ」は2017年に誌面内容を刷新し、
1食4品を作る良妻賢母的な特集から「2品くらいでOK」という路線に変更し、
売上を伸ばしています。

また、「キャラ弁」や「デコ弁」が良いとされる風潮に一石を投じる
茶色一色の「じみ弁」の本が、累計100万部を越えています。

料理の手抜きやそのコツを求める現代ママの数が
昔よりもずっと増えたということが分かります。

●頑張りすぎの日本人女性にゆる家事のススメ

日本人女性が家事育児にかける時間は、欧米先進諸国のどの国より長く、
仕事も丁寧と言われています。

それにもかかわらず「自分の家事レベルは低い」と思い込んでいるのは、
専業主婦だった自分の母親と比べて、劣っていると考えているからです。

「我慢は美徳・楽は悪」という価値観を全否定するつもりはありませんが、
核家族化、社会的な子育ての廃止が進む今、ママひとりで頑張っても、
いつかは限界が来てしまいます。

助けてほしいときはきちんと声をあげ、できないことはやらない判断を
下しましょう。

なお、ガス機器メーカーのリンナイが2015年に調査したところによると、
米国では85%が家事代行サービスを利用したことがある一方で、
日本は12%に留まっているという結果がでています。

このデータからも、日本人女性は「私がやらなくては」と
孤軍奮闘しがちだと分かります。

実はこの「家事に時間をかける=愛情表現」と捉えるのは日本独自の考え方です。
ほどほどに家事をこなして、余裕をもって生活すれば、
家の中が多少散らかっていたとしても、笑顔の絶えない家庭になるはずです。

「家事の完璧を目的とせず、自分や家族が暮らしやすい環境を作る」
これが、ゆる家事です。
手抜きではなく、生活を豊かにする工夫と考えましょう。

●包丁・まな板が不要なメニューがおすすめ

欧米では、宅配ピザだって冷凍パスタだって、立派なおもてなし料理ですが、
日本人にその考え方を受け入れろといっても、すぐには無理でしょう。

とは言え、料理は家事の中でも最も時間を取られる作業です。
何しろ、料理という家事は、献立の考察、食材の買い物、準備、調理、
盛り付け、調理器具・食器の洗浄、片づけまでが含まれますから、
できるだけ手間を省いて簡単に済ませたいものです。

そんな時に考えたいのが包丁・まな板を使わないレシピです。
使うとしても、キッチンバサミで十分対応できます。

キャベツを手でちぎり、お肉をハサミで切ってフライパンに投入します。
まな板を使うと、お肉の油が付着して洗うのが大変ですが、
ハサミならその手間がいりません。
どうしてもまな板が必要であれば、上に広告紙などを敷いて使いましょう。

また、包丁を使わない献立にすれば、料理が苦手な夫や子供に
手伝ってもらうこともできます。

おすすめメニューはパスタ、鍋、ニラ玉、葉物野菜と豚肉の炒め物などです。
火を使わないサンドイッチや、ソースを温めるパスタなども立派な料理ですから、
夫や子供と一緒に作ったり、思い切って任せてみるのも良いでしょう。

●まとめ

日本人女性は家事育児に求めるハードルが高すぎると言われています。
家事の手抜きのコツを学び、自分や夫婦のために時間を使うことで
毎日の暮らしに精神的な余裕が生まれるはずです。

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