同居の際の家事分担。同居開始前に夫を巻き込んで基本ルールを作ろう

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近年、核家族化が進んでいると言われる日本ですが、
経済的な理由や、育児サポートを期待して、同居を選ぶ場合もあります。
同居の際、生活における互いのルールと共に、
しっかり話し合っておきたいのが、家事分担のことです。

おすすめは、自分たちの生活空間の掃除は自分たちが担当して、
料理は準備しなかった方が片付けするという方法です。
同居は一緒に暮らす人数が増えるわけですから、
どちらか一方に負担が偏ると、初めは問題がなくても
そのうちに不満が溜まるので注意しましょう。

●同居の際の家事分担

>同居前に話し合いをする

同居をする際は、生活ルールと共に、家事分担についても
事前に話し合いが必要です。
これを後回しにして同居がスタートすると、気づいた方が
家事をする、という形が定着してしまい、どちらかが大きな
不満を抱えてしまうことになります。

なお、夫は同居によって家事を全くしなくなる場合があるので、
そのあたりもきちんと話し合う必要があります。
(義父は世代的に家事をやらない方が多いので、そこは目を瞑りましょう)

自分の両親にしろ、夫の両親にしろ、親は自分たちより先に年を取ります。
小中学生に戻った気分で、すべてをやってもらおうと思わないようにしましょう。

>基本ルールだけ決めて後は臨機応変に

同居した場合、家にいる時間が長い女性に家事分担が偏ってしまう傾向があります。
そうならないように、基本的なルールを決めておきましょう。

おすすめは、お互いの生活空間は自分たちで掃除をして、
リビング、お風呂、トイレ、玄関と言った共同空間を
交代で掃除するという方法です。

または、平日の料理をお願いする代わりに、平日は後片付けをして、
休日は料理をする代わりに、後片付けをお願いする、などです。
なお、洗濯は基本的に別々とした方が良いでしょう。

●同居・近居についてどう思う?

同居というと、夫側、もしくは妻側の両親と住むことを言います。
結婚情報サイト『ゼクシィ』において、20~30代の既婚・未婚女性に
「義親との同居、結婚資金、親の反対」について
アンケートを行った結果が公表されています(2017年10月~11月調査)。
このうち、同居に関する調査結果について見ていきましょう。

>夫の家族とは近居が限界

「将来、結婚した際に夫の親と同居や近くに住むことについてどう思いますか?」
というアンケートで最も多かった回答は「近所に住んでもいい」で36%でした。

ただし、「一緒に住んだり、近所に住むのもいや」という回答も32%に上り、
夫の家族との距離感はあまり近くない方がいいという意見の方が
多いことが分かります。

>自分の親とは近居・同居が60%以上

対して、「将来、結婚した際に自分の親と同居や近くに住むことについて
どう思いますか?」というアンケートにおいて、圧倒的に多かったのが
「近所に住みたい」で44%でした。また「同居したい・してもいい」も22%で、
6割以上の女性が自分の親の近くに住みたいと考えていることが分かります。

●同居の割合、理由は?

上記のとおり、実親との同居はOKだけど義両親はちょっと…
というのが女性の本音のようです。
口コミサイトの『ウィメンズパーク』におけるアンケート調査によると
実際に同居をしている方の割合は13%と、核家族化が進む現代では
少数派であることが分かりました(2015年7月調査)。
なお、同居を決めた理由として次のような内容が挙げられています。

1位:同居したほうが経済的だから:34.4%
2位:同居したほうが家事や子育てで助けてもらえるから:32.3%
3位:実親や義理親が土地や家を持っていたから:28.5%

なお、「同居したほうが楽しい」と答えた人も5.7%いるようです。
ただし、同居を希望したのは「夫」という意見が最も多く、
次いで親、その次に妻となっていました。
家事や育児を多く担う可能性がある妻の意見が
ほとんど反映されていないのは残念な限りですね。

●まとめ

同居の際の家事分担のポイントについてまとめました。
分担方法をきっちり決める必要はありませんが、ある程度はルールが必要です。

特に、義実家に同居する場合は言いにくいと感じるかもしれませんが、
しっかり話し合っておかないと、どちらかに不満が溜まる可能性があるので
注意しましょう。

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