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買った当初はピカピカきれいだったステンレスも、
使い込んでいくうちに汚れが付着してきます。
特に厄介なのが白い水垢です。
ステンレス製品は、そのサビにくさから水回り用品に
良く使われるため、どうしても水垢が残りやすいのです。
水垢掃除には、専用のクリーナーも売られていますが、
アルミホイルやメラミンスポンジ、重曹を使って落とすこともできます。
また、アルカリ性の汚れである水垢には、酸性の洗剤である
クエン酸やお酢を使って落とす方法もおすすめです。
●ステンレスの白い痕はカビではない
ステンレス製品に残る白い痕は、カビではなく水垢です。
水道水に含まれるマグネシウムやカルシウムといった
ミネラル分が固まって白く残っているのです。
水道水にもれなく含まれる成分となりますので、
シンクをキレイに水洗いした後に、水滴をすべて取り除かない限り、
白い痕が残ってしまいます。
なお、水垢は性質的にアルカリ性の汚れになるため、
洗剤で掃除するのであれば、酸性のものを使いましょう。
●ステンレスに付着した水垢の対処法
>アルミホイルを使う
簡単な水垢であれば、アルミホイルを使うことでも落とせます。
まずは、水垢が気になる部分を水で濡らしてしまいましょう。
そして、アルミホイルをくしゃくしゃに丸めたりせずに、
銀色の光っている部分をステンレスに平行にあてて軽くこすります。
イオン化傾向としては、カルシウムやマグネシウムの方が大きいため、
アルミニウムと反応して落ちやすくなるというものではありませんが
金属の中でも柔らかい部類であるアルミニウムの研磨作用を利用するわけです。
とは言え、やはりアルミニウムも金属ですので、力を入れすぎないよう注意しましょう。
そして、アルミニウムを使った後は、丸めて排水溝に入れましょう。
水流で汚れが付着しにくくなるとともに、多少の抗菌効果も期待できます。
>メラミンスポンジを使う
水垢が蓄積すると固くなって落とすのが難しくなりますが、
付着したばかりの水垢は、それほど落とすのは難しくありません。
洗剤を使わなくても、100均などで売られているメラミンスポンジで落とすことができます。
(メラミン樹脂で作られたスポンジで、硬く細かい網目が汚れをからめとります)
ただし、力を入れてゴシゴシこするとステンレスを痛めてしまいます。
少量の水を付けて、円を描くようにしながら、水垢をこすり取りましょう。
>クエン酸など酸性の洗剤を使う
水垢はアルカリ性の性質を有しているため、
酸性の洗剤を使うと中和作用で汚れが落ちやすくなります。
とは言え、ステンレスは金属ですので、あまりにも強い酸性度の洗剤を使うと、
ステンレス本体を痛めてしまいます。おすすめはクエン酸です。
スプレー入りのクエン酸水として、100均にも売られています。
小さじ1のクエン酸を水200mLに溶かして作ることもできます。
落とし方は、水垢が残った部分にキッチンペーパーをかぶせて
たっぷりとクエン酸水をスプレーする方法が良いでしょう。
ラップをしてクエン酸水の蒸発を防ぎながら2時間ほど放置し、
スポンジでこすり落として完了となります。
お酢を使う場合は、2倍に薄めて使ってください。
>重曹を使う
重曹はアルカリ成分ですので、本来洗剤としては水垢落としに適していません。
ただし、水に対する溶けにくさから、研磨剤としての効果が期待できますし、
特にシンクの場合は油汚れやカビといった酸性の汚れが付着している場合もあるため、
重曹を使って落とすのも選択肢の一つになります。
水垢が気になる部分に粉の重曹を振りかけて、
丸めたラップなどを使って軽くこすりましょう。
●まとめ
身近なものを使ったステンレスの掃除方法についてまとめました。
水垢は汚れが蓄積すると落とすのが難しくなります。
なるべくこまめに掃除するようにしましょう。
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