ステンレス掃除に使う洗剤は何が良い?重曹とクエン酸でキレイに!

スポンサーリンク


ステンレスは、サビにくく劣化しにくいオールマイティな素材です。
鉄にクロム等を混ぜて作られた合金で酸化被膜に覆われています。
購入したばかりの頃は鏡のような輝きを持つステンレスですが、
埃や指紋、水垢などが付着して徐々に当初の美しさを失っていきます。

ステンレス製品を長く使っていくためには、クエン酸(もしくは酢)と重曹という
基本の洗剤を使ってこまめに掃除すると良いでしょう。
これらを使うと、水垢、油汚れといった汚れのほとんどを綺麗にすることができます。

●家庭内で使われているステンレス製品は?

ステンレス製品はサビにくいため水回りに良く使われています。
大理石よりも安価で、ホーローよりも強度があるため、
キッチンにステンレスシンクを選んだ方は多いのではないでしょうか。

また、シンクはステンレス以外にした場合も、蛇口は有無を言わさず
ステンレスという場合もあるでしょう。
その他、ボウル、鍋、やかん、コップと言った調理器具や小物の他、
洗濯機のドラムや、食器洗い機といった機械にもステンレスが使われることがあります。

●ステンレスにつきやすい汚れとは?

ステンレスの代表的な汚れは、水垢、石けんカス、油汚れです。
また、黒カビや赤サビなどがつくこともあります。

>水垢

サビにくく、水回りに良く使われる製品であるステンレスには、
汚れを洗った後の水垢汚れが残りやすくなっています。
水垢汚れは、水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムと言ったミネラル成分が
蓄積したもので、硬いうろこ状の斑紋となって現れます。
何層にも固まった水垢の場合は、物理的に取り除かなくてはならなくなります。

>石けんカス

水道水のミネラル成分と、洗剤の洗い残しが反応して変化したものです。
金属石けん言われ、水垢と同じく落とすのが難しい汚れです。

>油汚れ

ステンレス製品はキッチン用品に多用されているため、油汚れがつきやすくなっています。
例えその製品に油を入れることがなくても、料理中に霧状になった油や、
食物から出た油が知らないうちに付着してしまうのです。
油汚れは固まる前に取り除かないと、粘り気のある汚れとなって
埃も付着しやすくなってしまいます。

>黒カビ

ステンレスは金属ですので、基本的にカビは生えません。
それでも、シンクや蛇口付近は湿度が高く、
食物残差や油汚れが残りやすい環境にあるため、
それを足掛かりにして黒い点々のようなカビが発生する可能性があります。

>赤サビ

いわゆるもらいサビです。
缶詰や鍋などの金属を置いたままにしていると、錆がうつる可能性があります。
浴槽にステンレスが使われている場合は、髪に使うピンを置き忘れないようにしましょう。

●汚れ別のステンレス用洗剤

ステンレスを掃除する際は、傷をつけないよう力加減に注意して行いましょう。
また、掃除が完了した後は、洗剤の残りがないように良く水ですすぎ、
乾拭きして完了となります。

>水垢

水垢汚れはアルカリ性の汚れです。
従って、洗剤に使うのは酸性のものが良いでしょう。
500mLのペットボトルにクエン酸小さじ2~3と水を入れて使います。
クエン酸がない場合は、調理用のお酢を使うこともできますが、
なるべく添加剤が入っていないものを選びましょう。
水と酢を1:2で混ぜて、水垢が気になる部分にスプレーした後、
しばらく放置してからメラミンスポンジで軽くこすって落とします。

>石けんカス、油汚れ、黒カビ

石けんカス、油汚れ、黒カビは酸性の汚れです。
従って、洗剤に使うのはアルカリ性のものが良いでしょう。
粉の重曹を振りかけたあと、メラミンスポンジを使って軽くこすり洗いすると簡単です。
重曹の他に、セスキ炭酸ソーダを使うこともできます。
こちらは重曹よりもアルカリ度が高くくなります。

>赤サビ

クエン酸や重曹で落ちなかったサビは、還元剤漂白剤を使うのがおすすめです。
塩素系漂白剤より効き目が弱いため、素材を痛める可能性が低くなります。
手っ取り早く塩素系漂白剤を使いたい場合は、放置時間や濃度に十分注意しましょう。
サビ落としでサビを発生させてしまったら、本末転倒です。

●まとめ

ステンレスの掃除に使う洗剤についてまとめました。
重曹と酢があれば、ステンレスにつくたいていの汚れは取り除くことができますので、
汚れが溜まらないうちにこまめに掃除しましょう。

スポンサーリンク


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です