スポンサーリンク
新しい生活に対する不安よりも、好きな人と暮らせる毎日に
幸せを覚える新婚生活。
そんな中、面倒だからといって、先送りにしてはいけない事柄があります。
それが、家事分担の話し合いです。
よくあるのが、頼むのも面倒だからと
女性がすべての家事をこなしてしまうケースです。
二人暮らしであれば特に波風が立たないのですが、
子供が生まれた時に大問題に発生することが多いので注意しましょう。
なお、特に負担になるのは料理です。
一昔前のように「一汁三菜」を目指す必要はありませんので、
外食、冷食を取り入れて、どちらかに負担が偏らないようにしましょう。
●イマドキの新婚夫婦は共働きが基本!
ほとんどの今の新婚家庭は、共働きが基本です。
産まれた時から景気が良くない(好景気を実感できない)
環境で育っているため、リスクヘッジの考え方が身についているのです。
また、自分が無駄と感じたものにはお金を使わず、
個人主義(自己責任)の考え方も強くあります。
従って共働きで『自分のお金は自分のために使う』
夫婦別財布が受け入れやすいのです。
終身雇用制が崩れつつある今、大企業だからといって
生涯安泰というわけではない現状をみると、
ある意味自然の流れと言えるのかもしれません。
●家事分担を決めるなら新婚のうちに
大抵の場合、家事能力が同じぐらいであれば、
女性側が家事を引き受けてしまいがちです。
特に「キレイ」についての共通認識に違いがあると、
「口を出して嫌な顔をされるぐらいなら自分でやろう」となってしまいます。
特に、女性側の思いが強い場合、相手のためにしてあげるのが
嬉しいと感じる時期もあります。
二人きりでずっと生活するのであれば、それもそれで夫婦の形です。
ですが、もしも子供を望んでいる場合は、注意が必要です。
子供が生まれたから手が回らないという理由で夫に家事を求めると、
反発されてしまうことがあるのです。
令和の夫婦は昔と違って「家事・育児は女がするもの」という意識が低めです。
とは言え、人は居心地の良い環境から抜け出すのが苦手ですから、
その環境に慣れる前に、家事は分担するものだという意識を
お互いに持つようにしましょう。
なお、きっちり5:5で分担するのが良いのか、手が空いた方が担当するのか、
家事分担の形は夫婦それぞれで決めると良いでしょう。
特に負担になるのは料理です。
昔の専業主婦家庭の「一汁三菜」を目指す必要はありません。
また、料理が苦手なのは初めは誰しも同じですから、
外食、冷食を取り入れて、どちらかに負担が偏らないようにしましょう。
●家事分担の注意点
新婚のうちに家事分担について話し合う必要性が分かったと思います。
その際に、もう一つ話し合っておかなければならない点があります。
それが「キレイ」に対するお互いの感覚です。
「キレイ」の感覚は人それぞれです。
例えば、シンクの排水溝です。
食器洗いのたびにシンクも排水溝もきれいにするという人もいますし、
食べ物かすを取り除けばいいという人もいます。
この意識がずれているとケンカになるので、ポイントをすり合わせておきましょう。
●どこの国でも家事・育児の不均衡は存在するという事実
UN Women(国連女性機関)が2020年11月にまとめたレポートによると、
コロナ禍において、何れの国でも女性側への負担が増えたという結果が出ています。
もちろんそれは、日本においても例外ではありません。
特に未就学児の育児面において、女性側の負担が多いという結果がありますので、
新婚家庭で将来的に子供を持ちたいと考えている場合は、早めの対応が必要です。
口約束ではなく、新生児期から家事・育児を二人で行う体勢を
当たり前にしておきましょう。
●ドイツ式家事のススメ
ドイツをはじめとした欧州は、日本の数十年前に男女共同参画が進んでいるため、
家事分担について、見習える点がいくつかあります。
特に考えたいのが、料理の合理化です。
日本では、料理に重きを置きすぎです。
ドイツでは、基本的に調理された暖かい料理を取るのは一日1回が基本です。
それ以外はパンやシリアル、ハムやソーセージ、
チーズや有機野菜を各々でつまみます。
暖かい食事を用意して、皿を洗う時間を作るぐらいなら、
自分のための時間を確保して、夫婦で語らう時間や
子供と遊ぶ時間を作ろうという意識が浸透しているのです。
数十年前まで専業主婦世帯の多かった日本では、抵抗感があるかもしれませんが、
負担があるなら少しずつ変えていくのも良いでしょう。
●まとめ
新婚家庭の家事分担についてまとめました。
共働きが当たり前の今、新婚家庭の頃から家事育児(特に料理)の
分担について話し合っておくようにしましょう。
スポンサーリンク
コメントを残す