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家事をスケジュール化すると、どのようなメリットが生まれるかご存じですか?
一人暮らしや、夫婦二人きりの時には空き時間になんとなくこなせていた家事が、
子供が生まれた途端、びっくりするぐらい時間に追われるようになります。
そうでなくとも、共働きや転勤、環境の変化にバタバタしていると、
『あれもこれもやっていない!』と、パニックになってしまうことがあります。
このようなことから、限りある時間の中で効率的に家事を行うために、
家事を細かくリスト化して、曜日や時間ごとに分配し、
ルーティン化するのがおすすめなのです。
家事の偏りを防ぐ効果もありますよ。
●家事をスケジュール管理することで生まれるメリット
>>『忘れてた!』を防ぐことができる!
毎日行うような洗濯、風呂掃除、食事作りなどの他にも、
トイレットペーパーや食器用洗剤の補充など、
頻度の低い名もなき作業も、立派な家事のひとつです。
ただし、頻度の低い家事は後回しにしてしまいがちで、
ギリギリになって気づくことも多いですよね。
そうなると、余計な手間が増えて、その他の家事を圧迫することにも
なりかねません。
このような見落としを防ぐために、家事をスケジュール化するのが有効と
言われているのです。やるべき家事を細かくリスト化することで、
家事を効率的にこなすことができるようになります。
>>迷う時間をカットできる!
家事をスケジュール化できていないと、あれもこれもと慌ててしまいがちです。
忙しい時ほど、ルーティン化していると、迷う時間をカットすることができます。
●スケジュールの立て方
>>家事の内容を大まかに書き出す
まずは家事の内容をざっくりと書き出していきましょう。
「料理」「掃除」「洗濯」「買い物」といった具合です。
>>簡単な内容を付け足す
次に、書きだした家事に簡単な内容を付けてしていきましょう。
「料理」:朝食、昼食、夕食
「掃除」:トイレ、お風呂、リビング
「洗濯」:干す(晴れはベランダ、雨なら乾燥機)、取り込む、収納(父、母、子)
「買い物」:スーパー、ドラッグストア、精肉店
「送迎」:保育園、習い事
>>内容を更に肉付けする
最後に、書きだした家事の詳細な肉付けをしていきます。
「料理」:朝食、昼食、夕食
(それぞれでメニュー考案、皿洗い、乾燥、収納)
「掃除」:トイレ(便器、床、壁)
お風呂(浴槽、鏡、床、排水溝)
リビング(掃除機、拭き掃除、窓掃除、棚の整理)
「洗濯」:干す、取り込む、収納
「買い物」:スーパー(魚、野菜)、ドラッグストア(日用品、雑品)、精肉店
「送迎」:保育園(月~金)、習い事(月、金)
>>書き出した家事を毎日必要かどうかで分ける
料理や洗濯は基本的に毎日必要ですが、掃除であれば場所ごとに
曜日を分けると良いでしょう。
また、お風呂掃除については、浴槽や排水溝の掃除は毎日必要かもしれませんが、
床や鏡は週一回程度で大丈夫ではないでしょうか。
>>朝・昼・晩/平日と休日などに分ける
後は、上で仕分けした家事を、スケジュールに当てはめていきます。
この時、紙などに書いて見える化していると、一人に負担が偏ることを
防ぐことができます。
●スケジュール通りこなす必要がないことも理解しておく
家事効率をUPするためにスケジュール化するわけですが、
突発的に風邪をひくこともありますし、何もしたくない日があるかもしれません。
そう言った時は、家事を放り出してしまっても構いません。
自分に負担のない範囲で、スケジュールを守るようにしましょう。
●まとめ
家事を効率的に進めるためのスケジュール化についてまとめました。
皿洗いひとつとっても、その前に「皿を下げる」「洗う」「拭く」「収納する」
といった名もない家事が発生しています。
やるべきことを細かく書き出してスケジュール化し、周りに助けてもらいながら、
効率的に家事をこなしていきましょう。
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