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料理の時、コンロと共に大活躍してくれているのが換気扇です。
昔は壁に取り付けられたものが多かったのですが、
今はステンレス製のレンジフードに一体化したものがほとんどです。
コンロと違って頻繁に掃除できるものではありませんが、
年に数回はしっかりと掃除をしておきたいところです。
毎日こまめに掃除できる方は、換気扇周りの油汚れをふき取って、
アルカリ性の台所用洗剤でフィルターを掃除しましょう。
こまめに掃除するのが面倒な方や、換気扇の内部にまで
たまった油汚れを落としたい場合は、重曹かセスキ炭酸ソーダを使うと良いでしょう。
どちらもアルカリ性のため、油汚れを効果的に落とすことができます。
なお、ステンレス製のレンジフードの掃除で気を付けたいのが拭きむらの発生です。
良かれと思ってした仕上げの水拭きによって、逆にくすみを発生させてしまった
経験のある方もいるのではないでしょうか。
このような時は、ステンレス専用のクリーナーを使って光沢を取り戻しましょう。
●換気扇に付着する汚れ
キッチンの換気扇に付着しているのは、主に油汚れです。
料理中に気化した油が、空気中の埃を巻き込みながら換気扇の中に吸い込まれているのです。
あまりにも汚れが積み重なると、異音が発生したり煙が出たりして故障することもあります。
少なくとも年1回はレンジフードの内部まで確認するようにしましょう。
●日々汚れは台所用洗剤で十分対応可能
換気扇に付着するのは主に油汚れなので、日々の簡単な汚れであれば
市販の台所用洗剤で落とすことができます。ケチらずたっぷり使うのがコツです。
なお、台所用洗剤は中性の物もありますが、できればアルカリ性の物を使うと良いでしょう。
油汚れは酸性の汚れですので、アルカリ性の洗剤のほうが汚れが落ちやすくなります。
なお、換気扇を掃除する際は、必ず電源を切ってから行うようにしてください。
●たまった汚れは重曹かセスキ炭酸ソーダがおすすめ
日々のお手入れが難しい場合や、面倒でやりたくないという方には、
数か月に一度、たまった汚れをまとめて落とすようにしましょう。
その時は、市販の台所用洗剤よりもアルカリ性の高い、
重曹もしくはセスキ炭酸ソーダを使うと良いでしょう。
重曹を使う場合は粉のまま汚れに振りかけて使うのがおすすめです。
汚れをまとめやすいですし、水に溶けにくい重曹の研磨効果も望めます。
なお、頑固な油汚れの場合は、重曹でファンを煮出して漬け置くという方法を取ります。
対して、セスキ炭酸ソーダは水に溶かして使います。
重曹よりも水に溶けやすい分アルカリ性が強くなり、
汚れに吹き付けるだけで、それほど時間を置かずに高い洗浄効果を得られます。
ただし、頑固な油汚れの場合は、重曹で煮だしたほうが汚れが簡単に落ちます。
重曹とセスキ炭酸ソーダのどちらが良いかは、一概に言えませんが、
時間がある場合は重曹、時間がない場合はセスキ炭酸ソーダを使うと良いでしょう。
なお、どちらも換気扇以外のさまざまな場所の掃除に使えますので、
常備しておくことをおすすめします。
●ステンレス製レンジフードの掃除で気を付けたいこと
換気扇や周りに付着した油汚れをきれいに掃除した後、
折角だからフード全体の輝きを取り戻そうとして、
水ぶきした経験のある方もいるのではないでしょうか。
きれいになれば問題ないですが、たいていの場合、ステンレスは拭きむらが出てしまいます。
これを取り除くには、汚れ落としと艶出しコーティングを兼ねた
ステンレス専用のクリーナーを使うと良いでしょう。
使い方は製品によって多少異なりますが、汚れの部分にクリーナーを使い、
乾いた布で輝きが出るまで拭き上げるという手順が基本となります。
購入したばかりような光沢を簡単に取り戻すことができるのでおすすめです。
●まとめ
ステンレス製の換気扇の掃除についてまとめました。
汚れがたまる前にこまめに掃除するのが良いとは分かっていても、
なかなかそうはいかないのが換気扇です。
年に数回で構いませんので、重曹やセスキ炭酸ソーダを使って
たまった油汚れを取り除きましょう。
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