専業主婦が家事分担をお願いするのはおかしい?家事分担も『多様性』の世の中に

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2016年「ヤフー!知恵袋」に、妻が専業主婦だという30代男性から投稿がありました。
「妻から家事を手伝うように要求されたのは非常識で差別ではないか」というものです。
この時は「夫の意見が当然」という意見が多数を占めましたが、
数年たってこの意識は変わりつつあります。

とは言え「専業主婦がすべての家事をするべき」という意識が多数なのは間違いありません。
家事を分担してもらいやすい環境して考えられるのは、
子供が小さい場合や、介護が必要な方がいる場合などです。

また、妻の体調が悪い場合や、夫が家事上手な場合も分担をお願いしやすいでしょう。
とはいえ、夫が分担してくれないという方も多いと思いますので、
その場合は、機械に頼ったり、お金がかからないストレス発散方法を見つけるなどして
日常に折り合いをつけていきましょう。

●家事分担を求めやすい専業主婦は?

家事というのは仕事と違って休みがありませんし、誰かに褒められることもありません。
そのため、たまには弱音を吐いたり、分担をお願いしたいと思うのは当然です。
とは言え、言い出しやすい家庭と、言い出しにくい家庭はあります。
家事分担を求めやすい例をいくつか記しました。

>夫婦以外に家族がいる場合

専業主婦と一口に言っても、家族構成はさまざまです。
従って、以下のような場合は、夫に家事の分担をお願いしても、
それほどおかしくないと言われるでしょう。

・小さな子供がいる(就学前)。
・子供の人数が多い
・同居の家族に介護が必要な人がいる

なお、お子さんのいる専業主婦に、家事分担をお願いするのはおかしいか聞いたところ、
おかしくないと答えた人が98%に上ったというデータもあります。

>妻の体調に問題がある場合

貧血気味や腰が悪い、心が弱っているなど、心身の体調の悪さは外から見ても
分からないことがほとんどです。無理しすぎないうちに、医師の診断書などを片手に
夫に家事分担をお願いしましょう。無理がたたると、一生にわたって
不調を引きずることにもなりかねません。

>夫の家事スキルが高い(もしくは妻のスキルが低い)場合

余りにも苦手な家事がある場合は、正直に手伝いをお願いしましょう。
ただし、丸投げをしてしまうと、夫がその状態に不満を溜めてしまいます。
苦手な家事をやってもらっている場合は、その代わりに得意な家事をこなすか、
コツを教えてもらいながら、一緒に苦手な家事をこなしましょう。

全く向上心が見られないと、そのうちに呆れられてしまうかもしれないので
注意してください。

>夫が「頼られたい・尽くしたい」タイプの場合

これは夫の性格によりますが、妻に尽くしたいタイプや頼られたいタイプの場合、
積極的に家事をお願いしても良いでしょう。お願いすることで、
夫の欲求も満たされますので、Win-Winの関係です。
とは言え、きちんと感謝の言葉をかけることを忘れないでください。

●考え方は変わりつつある

少し前まで「専業主婦が家事をすべき」というのは常識とされていましたが、
今は変わりつつあります。これには「多様性」が関わっていると言えるでしょう。
ただし、実はこの考えは昔からあったということをご存じでしょうか。
『〇ちゃんの家では、プレイステーション買ってもらったって!』と
子供が親に訴えた時、親の反応が『よそはよそ、うちはうち!』
で終わってしまった経験のある方もいるのではないでしょうか。
よその家のルールが、そのまま自分の家のルールになるとは限らないということです。

この考え方が「多様性」というキーワードにとって代わり、
子供のしつけだけに留まらなくなってきたのが今の社会です。
とは言え「それが難しい」「頼むのがむしろストレス」という場合は、
ロボット掃除機や乾燥機付き洗濯機を使ったり、家事代行を頼むのも良いでしょう。
それも難しいなら、甘いものを食べてストレスを発散したり、
友人に愚痴ったりして、日常に折り合いをつけるのもおすすめです。

●まとめ

専業主婦の家事分担についてまとめました。
仕事も子育てもしていない場合、家事分担をお願いしにくいという方はいると思います。

ただ、家事は365日休みがありませんので、たまには手を抜かないと、倒れてしまいます。
無理をしすぎないうちに、一度夫婦で話し合うことをおすすめします。

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