子育て女性の仕事は迷惑!?時短勤務にするなら時間内はしっかり働いて!

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日本での子育てが難しいと感じるのは、女性ばかりに負担がかかりすぎるからです。
特に仕事に関しては、子供の体調に応じてたびたび早退したり、
休みをもらったりしているのは、主にママという家庭がほとんどでしょう。

そうなれば、ママは同僚や上司から直接文句を言われていなくても
「周りに迷惑をかけている」と落ち込んでしまいます。

実際のところ、メディアサイト「ウートピ」が
『同僚の時短勤務は迷惑か否か』について調査を行ったところ、
約4割が「迷惑」と回答しているようです。

とは言え、その理由は、時短勤務者が時間内もしっかり仕事をしていない、
フォローやお詫びがないなど、休む人の周りへの配慮のなさが
「迷惑」と感じる理由になっているようです。

●同僚の時短勤務は実際迷惑?

子供の年齢が何歳まで使えるのかというところに違いはあるものの、
時短勤務制度は2012年からすべての企業に導入が義務付けられています。

アラサー女性のためのニュースメディアサイト「ウートピ」が
2016年にインターネットを通じて時短勤務について調査を行っています。

「同僚に時短勤務されるのは正直迷惑?」という問いに対して、
626人中「迷惑」と答えたのは272人で43%となりました。
(のこりの57%は「別に平気」と回答)
その理由として、以下のようなコメントが挙げられています。

>否定的コメント

・子ども産んだ女性のせいで自分が早出・残業して頑張らなきゃいけないのは不公平。
・権利の主張もいいが責任も果たせ。時短勤務を選択する時点でわがまま。
・時短勤務の人が周りに迷惑をかけてるって自覚がなさ過ぎてイラつく。
・子どもがいることを理由に仕事で手を抜きまくってる人を見ると猛烈にイラっとする。

>肯定的コメント

・勤務時間中はちゃんと働いて、フォローにしっかりお礼を言う人なら文句を言わない。
・普通に勤続してる人でも言い訳ばかりで仕事しなかったり、
テキトーに仕事してる人もいるのに、時短ってだけで責められるのは違うかな。

時短勤務の場合、時間内は仕事をしっかり行って、
周りへの負担が増えているようであれば、
きちんとお礼を言う姿勢が、評価を良いものに代えてくれそうです。

●仕事と子育ての両立が難しい…日本だけ?

日本は特にジェンダーギャップが大きく、
子育ても仕事もしにくい国と言われていますが、
先に書いたように、制度だけはかなり手厚いものがあるのです。

そして、少子化は日本特有のものではありません。
実は他の先進諸国でも、子供の数は減少傾向にあります。
その理由のひとつと言われているのが、女性の社会進出です。

ただし、この仮説はジェンダー差別につながることから、
公には議論されてきませんでしした。
この禁忌を破ったのがハンガリーです。

2022年8月にハンガリーの国家監査局は
【「女性的過ぎる」教育制度が少子化を促す】とする報告書をだしました。
(女性が高学歴になると同等の教育を受けた配偶者を見つけられず少子化につながる)
この報告書は大炎上しましたが、そのように考える人々が世界に多数いるのは事実です。

なお、欧米は個人主義ですから、母親としての在り方を議論する前に、
個人の選択が尊重され、仕事が面白いから子供を持たないという選択肢が
日本よりも受け入れられやすい傾向にあります。

また、同時にフェミニズムが日本よりも浸透していますので、
「仕事に加えて家事・育児も女性が主にやるもの」という日本に比べて
パートナーが家事・育児を担うのが当然とされています。

これらのことから、欧米は「少子化が進んでいるものの、日本よりも緩やか」
という現状につながると言えそうです。

なお、日本のような急激な少子化に焦っている国は他にもあります。
儒教の教えが深く浸透した韓国と、一人っ子政策をとっていた中国です。
とは言え、日本が少子高齢化の最前線を走っているのは間違いありません。

●まとめ

子育て中の方は、どうしても独身の頃の様にバリバリ仕事をすることはできません。
周りに迷惑をかけているのではないかと考えながら仕事を続けるうちに、
心身に限界が来て退職してしまったという人も多くいるようです。

将来のキャリアのため、お金のため、子供のため、何より自分自身のために
仕事を続けることは悪いことではありません。

しかしながら、サポートしてくれる同僚・上司への感謝の気持ちを
忘れないようにしましょう。

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