子育てしやすい仕事や職種はどう選ぶ?企業総覧を見るのも選択肢のひとつ!

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子育てをしていると、独身時代のように残業で仕事をしたり、
たびたび出張するような職種は務まらないと感じるはずです。

それでは、子育てしやすい仕事や職種は、どういったものがあるのでしょうか。
2020年版CSR企業総覧によると、子育て社員にやさしい会社ランキングとして、
日本生命保険、日本電信電話、第一生命ホールディングなどが挙げられています。
これらの会社は、女性が多く、産休前~復帰後のサポートも充実しているようです。

また、子育て社員におすすめの職種としては、ホール・洗い場スタッフ、
コールセンター、倉庫内の軽作業等があります。
自分に向いているか・自由になる時間を考えながら選ぶと良いでしょう。

●意外!?子育てしている人が注意したい仕事

すぐにできる仕事としてコンビニやスーパーのレジ打ちを
思い浮かべる人がいるかもしれません。ですが、ちょっと待ってください。

コンビニは今や地域になくてはならない拠点になっています。
重い商品の棚出しやレジ打ちはもちろん、バーコード決済や
チケット発行、そしてトイレ掃除まで幅広く対応しなければならないため、
覚えることがたくさんあります。

子育てで体力も気力もぐったりな状態では、
一日中立ちっぱなしの仕事は体力が持たないかもしれません。

また、スーパーは配属される場所によってかなり仕事内容が異なりますし、
同じような境遇のパートさんが多いので、土日に休みにくい可能性があります。

●育休から見た「子育て社員にやさしい会社」

『CSR企業総覧(雇用・人材活用編)』2020年版データ(2019年夏の調査)から、
上位3社の取り組みを見てみましょう。

>1位:日本生命保険

2308人(女性取得は1939人、男性369人)。
日本生命は、全社員7万3260人で、女性社員が9割を占めます。
男性は7169人(約10%)ですので、少数派の男性にも育休参加を促しています。

また、時短勤務やフレックスタイムの導入に加え、社内託児施設や
育児サービス費用の女性、病児保育機関との連携など、
子育てしやすい仕事環境を作り上げているのです。

>2位:日本電信電話

グループ全体2013人のうち、1986人が女性社員で占められています。
育児休業が生後満3歳まで取れることに加え、
コロナ禍前から、産休・育休社員に対しても、
社内サーバーへのアクセス権付与がありました。

また、休職前後は、上司に加えてダイバーシティ推進室とも面談の機会設けられ、
スムーズな職場復帰に向けたキャリア研修なども充実しています。

>3位:第一生命ホールディングス

全社員1399人中、女性社員が1284人、男性社員は115人となっています。
育児休業期間は最長25カ月で、失効した年次有給休暇をあてることができますので、
通常の育休期間の月給よりも、高い給料をもらえます。

また妊娠中及び、出産後1年以内の女性社員に対しては、
健診や通院時の補助として、1か月につき5日間のマタニティ休暇が認められています。

●子育て中でも働きやすい職種とは

上記に紹介した会社は、子育てするのに適した会社ではありますが、
出産後に入社しても、十分な制度の恩恵が受けられません。
そこで、子育て中に空いた時間で仕事をしたいと考えた時の、
おすすめの職種をご紹介します。

>コールセンター

コールセンターは、立ち仕事ではありませんし、
一般的な仕事に比べて時給が高く設定されているため、
短時間でも十分な額を稼ぐことができます。

また、発信業務の場合、契約件数や発信件数などの成果によって
インセンティブが発生することもあります。
「断られてもめげない!」というガッツのある方はぜひ挑戦してみてください。

>倉庫内の軽作業

倉庫内での梱包作業や商品のピッキングが主な業務です。
スキルや経験は必要ありませんし、黙々と作業することになるので
余計な人間関係は作りたくないという人に特におすすめです。

>ホール・洗い場スタッフ

家に閉じこもってばかりで、パパ以外とのつながりが欲しい!
と願っているコミュニケーション能力に長けた人におすすめです。
忙しい時間帯は座る暇もないかもしれませんが、
その代わりに重責感が味わえるはずです。

●まとめ

子育てしやすい仕事や職種についてまとめました。
時給や体力面のほか、会社の制度から選ぶのも選択肢の一つです。

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