キッチンの換気扇フィルター掃除!100均のフィルターカバーで掃除を楽に

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キッチンの換気扇の掃除は憂鬱な家事のひとつです。
フィルターもプロペラも油汚れでべとべと、
取り外しから取り付けまで数時間コースになることもあります。

理想の掃除頻度は月1回と言われていますが、細かい掃除は無理でも、
フィルターカバーだけでもこまめに取り換えておくと、大掃除が楽になります。

汚れがひどく泣ければ、中性の食器用洗剤でも落とせますが、
固まった油汚れは、アルカリ性の洗剤を使うと良いでしょう。
酷い汚れには重曹のつけ置き洗いがおすすめです。

●キッチンの換気扇フィルターは何で汚れてるの?

キッチンの換気扇に付着しているのは、主に油汚れです。
料理では油を使いますし、食材に油が含まれていることもあるので
加熱すると水蒸気と共に油が換気扇に吸い込まれます。

油は冷えると液体もしくは固体に戻りますので、
フィルターやファンにはべたべたした汚れが残ってしまいます。
このべたべたした汚れに、空気中の埃やごみが付着して、
頑固な汚れとなってしまうのです。

●換気扇掃除の理想は月1回

キッチンの換気扇は、高い位置にあることが多いので、
なるべくならあまり掃除したくない、という人も多いと思います。

しかしながら、換気扇についた油汚れは、
時間が経てばたつほど、落としにくくなります。

また、汚れを放置すると換気扇の吸い込み能力が落ちてしまいます。
吸い込みきれなかった汚れで、キッチン周りが汚れてしまうかもしれないので、
できるだけ汚れが溜まる前に掃除したいところです。

目安としては月1回がおすすめです。
これぐらいの頻度であれば、つけ置き洗いをしなくても、
アルカリ系の洗剤で汚れを落とすことができます。

なお、換気扇のタイプは、大きく2種類に分けられます。

・レンジフードの中に円筒型のシロッコファンがあるタイプ(この頃の住宅)
・扇風機のようなプロペラファンタイプ(昔ながらの住宅)

全体の掃除が面倒な場合は、換気扇にカバー用のフィルターを付けて
それを取り換えるようにしましょう。
100均にも色々な商品があるので確認してみてください。

●換気扇の掃除の前に

換気扇の掃除の前に忘れないでほしいのが、電源を抜く作業です。
掃除の途中でモーターが回り出したら危険です。

また、電源を差しっぱなしで作業すると、感電の危険性もあります。
必ずスイッチを切って、電源を落としてから作業を始めてください。

また、油汚れを落とすのに使うアルカリ性の洗剤は、肌を傷める可能性がありますので、
手袋をはめて作業するようにしましょう。

●換気扇のお掃除方法

>汚れ具合によって洗剤を使い分ける

油汚れは酸性の汚れです。
酸性の汚れを落とすには、アルカリ性の洗剤を使うと良いでしょう。
おすすめはこれらの洗剤です。

・重曹(水に溶けにくいため低アルカリ性。ただし、研磨作用も期待できる)
・セスキ炭酸ソーダ(水に溶けやすいため高アルカリ)
・オキシクリーン(酸素系漂白剤)
・アルカリ性洗剤(キッチンマジックリンなど)

ただし、汚れがひどくなければ、食器用の中性洗剤でも
界面活性剤の働きで十分にきれいになります。

>酷い汚れは重曹でつけ置き洗い

汚れがひどい場合は、重曹でのつけ置き洗いがおすすめです。
以下の手順で汚れを落としましょう。

①重曹を2分1の1カップ(60g程度)用意し、2重にしたゴミ袋の中に入れる。
②換気扇の部品をゴミ袋に入れ、5~60度のお湯を部品が漬かるぐらいまで入れる。
③1~2時間つけ置きして、柔らかくなった汚れをスポンジ等で落とす。
④水ですすいで乾かして完了。

>重曹を使う時は塗装と素材に注意

汚れがひどいときは、重曹を粉のまま振りかけて10~20分ほど置き、
歯ブラシなどを使って汚れをかき集める方法が簡単です。
取り外せない部品に対しては、250mlのぬるま湯に大さじ1杯程度の重曹を入れて
重曹水スプレーを作り、スプレーボトルに入れて吹きかけて使います。
(液だれを防止するため、重曹水は下から上に向かって吹きかけます)

ただし注意したいのが、塗装のあるタイプの換気扇です。
重曹は研磨作用があるため、強く擦ると塗装をはがしてしまいます。
また、素材がアルミの場合も、黒ずんでしまうため使えません。

●まとめ

キッチンの換気扇掃除についてまとめました。
月1回の分解掃除が難しい場合は、フィルターカバーだけでも
こまめに取り換えるようにしましょう。

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