ステンレスの掃除には重曹と酢を使うのが効果的!特別な洗浄剤は不要!

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ステンレス製品は、錆びにくく軽い素材であるため、
シンクやキッチン用品によく使われています。
ただし、ステンレスはさびにくいとは言っても全く錆びないわけではありません。
重曹はアルカリ成分であるため、洗剤や油汚れを落とすのに最適です。

また、研磨効果もあるため、ステンレスにこびりついた汚れを落とすのに使えます。
お酢は水垢落としや細菌のぬめりを取るのに効果的です。
重曹や酢を使った最適な掃除方法を知って、ステンレスの輝きを
長持ちさせましょう。

●重曹を使うときはアルミ製品でないことを確かめて

重曹は研磨作用とアルカリ作用を持つ、優れたお掃除アイテムです。
ただし、アルミが含まれている金属に重曹を使うと反応が起きて
黒ずんでしまいますので注意が必要です。

なお、基本的にステンレスにはアルミは含まれていませんが、
成分を確かめておくと、より安心できるでしょう。

●重曹を使ったシンクの掃除

ステンレスのシンクは、油汚れはもちろん、
洗剤の洗い残しや食材のぬめり等で複合的に汚れています。
これらの汚れがこびりついている場合、中性洗剤であるキッチン洗剤
では歯が立ちません。

先に書いたように重曹はアルカリ成分であり、
水に溶けにくい性質による研磨剤としての効果も期待できます。
従って、油汚れと石けんカスなどが一緒になったような複雑なシンクの汚れは、
以下のように重曹を使うと効果的です。

重曹を使ったシンクの掃除手順は、以下の通りです。

①シンク内に満遍なく重曹を振りかける。
②振りかけた重曹が流れ落ちない程度に水を振りかけて5~15分ほど放置する。
(重曹を水に少量溶かし、アルカリ成分で油汚れを分解する)
③たわしや硬いスポンジは避け、ぐるぐると円を描くようにしながら汚れを擦り落とす。
④汚れを水ですすいでシンク内を拭きあげる。

●重曹を使った鍋の焦げ付きの掃除

重曹は水と熱を加えると発泡する性質があります。
鍋の焦げ付きにはこの作用を利用しましょう。焦げが浮いて取れやすくなります。
重曹を使った焦げた鍋の掃除手順は、以下のとおりです。

①鍋の焦げた部分が浸るぐらいの水を入れる。
②水100mLあたり、大さじ1ぐらいの重曹を投入する。
③軽くかき混ぜながら火にかける。
④沸騰させた後、弱火にして15分ほど煮出す(発泡に注意)。
⑤しばらく放置して冷ましたのち、汚れを擦りながら洗う。

●酢を使ったステンレスの水垢落とし

ステンレスについた水垢は、主に水道水に入っているカルキ成分が固まったものです。
この汚れはアルカリ性であり、酸性成分の洗浄剤を使うと汚れが落ちやすくなります。
クエン酸を使うのが匂いや値段的に効率が良いのですが、
準備がない場合は酢でも代用可能です。

この時使う酢は、他の調味料が入っていない純米酢タイプがおすすめです。
水100mLに対して酢を50mL加え、スプレーボトルに入れて使いましょう(酢酸水スプレー)。
酢酸スプレーを使った水垢の掃除手順は以下の通りです。

①水垢汚れに対して、酢酸水スプレーをたっぷり噴霧する。
汚れがひどい場合は②と③の手順を加える。
②汚れがひどい場合はキッチンペーパーを上に被せ、
さらに大量の酢酸水スプレーを振りかける。
③酢酸水が渇いてしまわないようにラップで保護して、30分~1時間ほど放置する。
長時間放置する場合は、酢酸水が渇いていないか注意し、
乾いていたら途中で追加噴霧する。
④はがしたラップを丸めて、やわらかくなった水垢を擦って落とす。

●シンクや洗面台の排水溝のぬめりは重曹と酢を併用!

排水溝のぬめりの主な正体は、細菌の塊です(シンクの場合は+油汚れ)。
まずは排水溝カバーとゴミ受けを取り出し、重曹を振りかけて、
歯ブラシなどで汚れを取り除きます。それらを洗い終わったら、
殺菌のため酢酸スプレーを噴霧し、5~10分ほど放置します。
その後、しっかりと全体を洗い流し、シンク部分の水を拭きとって掃除完了です。

●まとめ

ステンレスの掃除に重曹と酢を使う方法についてまとめました。
酸性の汚れとアルカリ性の汚れ、それぞれに使える最も身近な洗浄剤が重曹とお酢です。
どちらも100円程度で購入可能ですので、家の中に常備しておきましょう。

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