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子育て中のストレスは、さまざまな形であらわることがあります。
よく見られるのが過食です。子供が寝静まったとに、
ドカ食いしてしまい、そのあとに後悔してしまったという話はよく聞きます。
子育て中は、ゆっくりお風呂に入るのも難しいため、たまにできた空き時間に、
おいしいものをたくさん食べたいと思うのは当然のことです。
まずは、過食⇒罪悪感という思考回路をやめて、その上で、
自分が好きなものを味わって食べるように、行動と考え方を
変えていきましょう。そうすることで深い満足感が得られ、
ストレスの解消にもつながります。
また、気分を安定化させる「セロトニン」というホルモンの分泌を促すため、
朝日を浴びたり、たんぱく質を多くとるように心がけると、
自然と過食衝動が収まってくるのでおすすめです。
●食べることは悪じゃない!満足感を得られたかどうかが重要!
子育てストレスを過食で解消してしまう方にまずお伝えしたいのは、
食べることは悪いことじゃない、ということです。
過食を悪だととらえると、罪悪感が生まれ、せっかく食べたのに
満足感を得られず、ストレスの解消につながりません。
ご褒美ならご褒美で構わないのです。まずは食べることを楽しみましょう。
その上で、食べるものを厳選してください。
本当に好きなものだけをゆっくりと味わうことが大事です。
大好きなお店のチョコレートケーキを用意し、お気に入りの香りの紅茶を
準備してゆっくりと味わいましょう。
きっと、手当たり次第にお菓子を食べていた時よりも、
深い満足感を得られるはずです。
●甘いものがなぜほしくなるのか?
ストレスがかかった時に食べたくなるのが、ケーキ、お菓子といった甘いもの、
パンやパスタ、ご飯といった炭水化物です。これは、ホルモンの分泌に
関係しているようです。
人はストレスによって「セロトニン」というホルモンの分泌が減少します。
「セロトニン」は別名「幸せホルモン」とも呼ばれ、
これが不足すると気分が落ち込み、不安定になる傾向があるようです。
この「セロトニン」は脳内で「トリプトファン」という
アミノ酸をもとにして作られているのですが、その時、
トリプトファンを脳まで運ぶ役目を担っているのが「ブドウ糖」なのです。
このため、子育てでストレスを感じて「セロトニン」の分泌が減ると、
甘いものを食べたくなってしまいます。
●甘いものを食べる以外でセロトニンを増やす方法
セロトニンは、甘いものを食べる以外でも増やすことができます。
過食が気になる方は、以下の2つを試してみてください。
>太陽の光を浴びる
太陽の光を浴びると、目の中に光が取り込まれます。
すると、脳内に刺激が伝わり、セロトニンの分泌を促すことができるそうです。
ただし、直接目で太陽を直視したほうが効果が高いわけではありません。
朝起きたら、カーテンを開けて朝日を浴びる癖をつけるだけで良いでしょう。
>たんぱく質を食べる
セロトニンの材料の「トリプトファン」は、たんぱく質に含まれる
アミノ酸から作られます。そのため、たんぱく質が多く含まれるお肉や魚、
大豆や卵といった食品を多くとるように心がけることで、
ホルモンの分泌が促進され、過食衝動の抑制につなげることができます。
●まとめ
子育てストレスで過食に走った場合の対処法をご紹介しました。
まずは、食べたいという気持ちを肯定的にとらえることから始めましょう。
食べる行為を楽しみ、満足感を得られるようになると、
食べる量も自然と少なくなってくるはずです。
また、幸せホルモンの「セロトニン」の分泌を促すために、
朝日を浴びて起きる癖をつけるとともに、
たんぱく質をしっかり取るように心がけてください。
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