妊婦のお風呂掃除で気を付けたいポイント3つ!できるだけ省力化を!

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家事の中でも、お風呂掃除は危険度がほかの家事よりも高くなります。
お風呂場は濡れて滑りやすく、転倒の危険がある上に、
リビングの床と違ってこすり洗いが必要な部分が多く、
お腹を圧迫して体調不良を引き起こす可能性があります。

妊娠中にお風呂掃除をする場合は、滑り止め防止グッズを必ず準備するとともに、
柄のついたスポンジや水で洗い流すタイプの洗剤を使って、省力化に努めましょう。
くれぐれも無理をしないことが大事です。

●妊婦が無理をしてはいけない理由

妊娠した経験のない方にも、前提として知っていただきたいのが、
妊娠は「体の異常状態」だということです。
妊婦を「病気じゃないんだからそれぐらいできるでしょ」
という人がいますが、それは大きな間違いです。

10カ月もの間、臓器にも心身にも通常以上の負担を強いるわけですから、
立派な病気と言えるでしょう。むしろ、ただの風邪よりよほど厄介です。

この中でも、妊娠初期(~12週)は流産しやすい時期です。
身体の見た目にほとんど変化がないため、自己申告でしか
体調の良しあしが分かりません。

また、つわりが重い時期でもあるため、普段は気にならない匂いに反応して、
簡単に気分が悪くなってしまうことがあります。

戌の日で有名な安定期は、16週前後を言います。
ただし、安定期に入ったからといって安心はできません。
ふとしたことからお腹が張って陣痛につながり、
早産(22~36週の出産)となる可能性があるのです。

これ以前に生まれてしまった場合は、
なお、なぜ早産を避けた方が良いとされているのかご存じですか?
赤ちゃんが37週より前(特に32週未満)にお腹の外に出てしまうと、
身体の器官が未発達となり、生命維持が難しくなったり、
何らかの障害が残る可能性が出てきてしまうのです。

●妊婦のお風呂掃除で気を付けたいポイント

>①転倒

水にぬれた床は滑りやすいものです。特に妊娠後期は身体も重い上に
お腹が出てきて足元が見えにくくなっています。
転倒してお腹を打つと、取り返しのつかないことになりかねません。
転倒防止マットやお風呂掃除用のブーツを購入するか、
もしもの時のために手すりを付けるのをおすすめします。

>②掃除の姿勢(前かがみ)

こすり洗いが必要になるお風呂掃除は、どうしても前かがみになって
しまいがちです。
ただ、この体勢はお腹(=赤ちゃん)に負担がかかってしまいます。

これを避けるためには、正座するのがおすすめですが、
立ち上がる時に注意が必要です。汚れるのがイヤな場合は、
立ったままで使える棒のついたスポンジが良いでしょう。
シュシュッとかけて放置するタイプの洗剤を使用するのもおすすめです。
放置タイプの場合、浴槽をしっかり水でぬらしてから使うようにしてくださいね。

>③匂い

特につわりの時期ですが、風呂場にこもる漂白剤の匂いに過敏に反応してしまう
ことがあります。また、発生する塩素ガスが赤ちゃんに悪影響を与えないかと
精神的に不安定になる方もいるでしょう。

なるべく漂白剤を使わずに、手短にお風呂掃除を終わらせるようにしましょう。
それでも風呂場にカビが発生するのが許せない!という場合は、
銀イオンを発生させる「防カビくん煙剤」を使ってみてはいかがでしょうか。
1~2か月に1回使用する形になります。

発生したカビの除去には効果がありませんが、発生前の黒カビを防ぐことができます。
使い方はいたって簡単、水を入れて浴室にセットするだけです。
指定時間放置した後に、水で流すようにしましょう。
塩素ガスは発生しないため、刺激臭に悩まされることはありません。

●まとめ

妊婦のお風呂掃除についてまとめました。
お金をかけたくないならば、人力でごしごしこするしかないのですが、
妊婦は無理をしてはいけません。

コストパフォーマンスは悪くなるかもしれませんが、
水で洗い流すタイプの洗剤や、防カビ用のくん煙剤などの便利グッズを
積極的に活用して、省力化に努めましょう。

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