ステンレス製やかんの掃除方法は?外側は重曹、内側はクエン酸を使おう!

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ぴかぴかのステンレスのやかんは、キッチンアイテムとしても、
そしてインテリアとしても重宝されます。

ただし、使い込んでいくうちに、外側には黒っぽい汚れ、
内側には白っぽい汚れが付着してしまいます。

このようになったステンレスのやかんは、どのように掃除すればよいのでしょうか。
外側の汚れ(焦げ、油汚れ)は酸性の汚れですので、アルカリ性の重曹を使いましょう。
内側の汚れ(カルキ、水垢)はアルカリ性の汚れですので、酸性のクエン酸を使いましょう。

これらを使って掃除すると、元のぴかぴかなやかんに戻りますよ。
ただし、汚れを落とす際は、力任せにこすらないように注意してください。

●やかんの外側の汚れは何が原因?落とし方は?

>>外側の汚れの原因は「油」

やかんの外側にこびりついた黒っぽい汚れは、ステンレスが焦げ付いて
発生したわけではありません。実は、ステンレスに付着した油が焦げたものなのです。

やかんでお湯を沸かす時に、隣で料理をしていることはありませんか?
そのような時、気づかない間にやかんに油汚れが付着してしまっているのです。

>>やかんについた油汚れは重曹で落とそう

ステンレスはたわし等でごしごしこするとすぐに傷が入ってしまいます。
従って、こすることなく油汚れを落とす必要があります。

油汚れは酸性の汚れですので、使うのはアルカリ性の洗浄剤です。
特におすすめは「重曹」になります。
最も簡単な掃除方法として、やかんに直接粉をふりかける方法をご紹介します。

①ステンレスやかんに重曹(粉)を振りかける
②そのまま10~30分ほど放置する
(汚れがひどい場合は、この上に湿らせたキッチンペーパーを置いて、
汚れの部分を覆うようにしましょう。汚れに重曹を浸透させることができます。)
③柔らかい布や、丸めたラップなどを用いて、油汚れごと重曹をこすり落とす
④重曹と汚れを洗い流した後、乾いた布で拭きあげる。

それでも汚れが落ちず、家に大きな鍋があるようでしたら、
鍋にステンレスやかんと重曹(水1Lに対して大さじ2~3杯)を入れて、
煮出してしまいましょう。

鍋がない場合は、バケツ等に熱湯と重曹を入れて、
しばらく放置することでもかまいません。
煮出した後は、柔らかい布や丸めたラップなどを用いて、
浮いた汚れをこすり落とします。

●やかんの内側の汚れは何が原因?落とし方は?

>>内側の汚れの原因は「水垢、カルキ」(たまに茶渋)

それではやかんの内側にはどのような汚れがついているのでしょうか。
中を触ってみると、白っぽいよごれや茶色い汚れが付着していることがあります。

白っぽい汚れは水道水に含まれるカルシウム等のカルキ成分、もしくは水垢が原因です。
電気ポットにも良く付着していますよね。
茶色っぽい汚れは、麦茶などをやかんで煮だす時に付着した茶渋になります。

>>やかんについたカルキ・水垢汚れはクエン酸で落とそう

内側に付着したカルキや水垢(+茶渋)はアルカリ性の汚れです。
従って、使うのは酸性の洗浄剤であるクエン酸やお酢になります。
掃除手順は以下の通りです。

①やかんに水とクエン酸を入れる(水1Lに対し、クエン酸小さじ1)。
※お酢を使う場合は水1Lに対し、大さじ2~3杯になります。
②10分ほど煮出す。
③1晩放置する。
④スポンジで中を軽くこすり、汚れを落とす。

>>注ぎ口の洗い方は?

注ぎ口まで洗う場合は、クエン酸を入れて煮立たせた後に、
注ぎ口いっぱいになるまでお湯を注ぐと良いでしょう。
気持ちクエン酸の濃度を高めにしておくと良さそうです。

●アルミ製のやかんでは重曹や酢は使えない点に注意する

重曹や酢を使って掃除する場合は、アルミ製のやかんでないことを
確認してください。黒ずんだり、アルミが溶け出してしまったりすることがあります。

●まとめ

ステンレス製のやかんの掃除方法についてまとめました。
やかんの外側には油汚れ、内側にはカルキ、水垢汚れが付着しています。
適切な洗浄剤を使って、しっかりと汚れを落としてしまいましょう。

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