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真新しいステンレスの輝きは、見ているだけで気分も上がりますよね。
ですが、ステンレスはきれいな分、手入れを怠るとあっという間にくすんでしまいます。
特に、指紋汚れは『これぐらいなら』と放置してしまいがちで、
全体的に白っぽくくすんでしまうと、大掛かりな掃除が必要になってしまいます。
そうなる前に、こまめに掃除してしまいましょう。
ここでは指紋の落とし方として、エタノールを使う方法、メラミンスポンジを使う方法、
専用クリーナーを使う方法、重曹を使う方法の4つをご紹介します。
●そもそも指紋汚れって何からできてるの?
指紋や手あか汚れは、皮膚から分泌される脂肪分(油分)が残ったものです。
しかしながらこの脂肪分は、もともと手のひらにあったものではありません。
手のひらの表面や指先は、物をつかみやすくするために、汗によって常に湿っています。
実際に汗だけが付着したのであれば、99%以上が水なので(残りが塩分)、
すぐに乾燥して見えなくなってしまうでしょう。
しかしながら、手のひらには身体の別の部分を触った時に、
脂肪分がくっついてしまっているのです。
汗と一緒にこの脂肪分がステンレス等に付着するために、
水分が蒸発した後も、くっきりとした指紋が残ってしまうのです。
●指紋の落とし方4選!
上に書いたとおり、そもそも指紋は脂肪分によるタンパク質汚れです。
酸性の汚れになります。どの方法を使っても構いませんが、
分解した後の汚れが残らないように、しっかりと拭きあげてください。
これを踏まえた上で、いくつか掃除方法をご紹介します。
>その1:タンパク質をアルコールで分解
この頃の感染症事情から、エタノールを常備しているご家庭も多いと思います。
アルコールは油分を溶かす効果があるので、指紋なら簡単に落とすことができます。
エタノールを少量吹き付けた布を使って、さっとふき取りましょう。
なお、大量のエタノールを使うと、変色してしまうことがあるので注意してください。
>その2:物理的にこすり落とす
>>色々使えるマイクロファイバー
マイクロファイバーの布を使うと、洗剤を使わずに様々な汚れを落とすことができます。
水拭き用と、仕上げの乾拭き用の2枚を用意しましょう。
まずは水拭き用のクロスで軽く力を込めて拭きます。
その後、仕上げのクロスで、残った水をしっかりと吸い取ります。
あまり力を籠めすぎると、ステンレスに傷がつくので注意してください。
>>主婦の味方、メラミンスポンジ
メラミンスポンジは、水だけで汚れを落とすことができる、掃除の必須アイテムです。
こするとスポンジの方が削れて行きますので、傷が付きにい使用になっています。
とはいっても、ステンレスはとても傷がつきやすいので、
円を描くように優しくこすって落とすようにしてください。
仕上げに残った水分をふき取ることをお忘れなく。
>その3:専用クリーナーを使う
簡単にキレイな輝きを取り戻したいなら、ステンレス用クリーナーや
ステンレス用の布巾を使うのが最もおすすめです。
ただし、ステンレス用クリーナーを使う場合は、指紋がついているところ
だけではなく、その周辺も含めて全体的に掃除をしてください。
手間を惜しむと、一部分だけぴかぴかということになってしまいます。
>その4:重曹(セスキ炭酸ソーダでもよい)を使う
指紋汚れは酸性の汚れなので、アルカリ性の重曹を使うと落とすことができます。
重曹を汚れに振りかけて、水で湿らせたスポンジでその上を軽くこすります。
重曹は水に溶けにくく、研磨剤としても働くため、くれぐれも力をこめすぎないでください。
セスキ炭酸ソーダを使う場合は、水500mlにセスキ炭酸ソーダ小さじ1を加えて
セスキ炭酸ソーダ水を作りましょう。汚れにシュッとひと吹きした後、
しっかりとふき取ってください。
●まとめ
ステンレスについた指紋の落とし方をご紹介しました。
指紋は油汚れです。いずれの方法を使っても構いませんが、汚れを落とした後は、
残った洗剤や分解物、水分を残さないように、しっかりと拭きあげるようにしてください。
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