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新しい家やアパートでは、必ずと言っていいほどユニットバスが
取り入れられています。ユニットバスは従来型のお風呂よりも掃除が
しやすい構造になっていますが、それでもピンクぬめりや黒カビは
発生してしまいます。
ユニットバスの掃除を簡単にするためには、3つのポイントがあります。
まずは、水を抜いた直後の浴槽で、洗剤を泡立てて湯アカを掃除します。
そして、45℃以上のお湯で、壁や床を含めて浴室全体をシャワーしましょう。
これで、皮脂汚れや石けん汚れを洗い流し、カビの繁殖を防ぐことができます。
最後に、濡れた鏡を拭きあげて、掃除完了です。
●ユニットバスとは
>定義
ユニットバスというと、ビジネスホテルでよく見るシャワーカーテンで仕切られた
バスとトイレ一体型のお風呂を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
しかしながら、ユニットバスの定義によると、壁・天井・床・浴槽といった
パーツを組み立ててできる浴室はすべてユニットバスと呼ぶことができるのです。
ホテルでよく見る浴室内にトイレと洗面台があるタイプは、3点ユニットバスです。
対して、浴室と洗い場で構成されているタイプは、1点ユニットバスと呼ばれ、
個人宅やマンションなどに取り入れられています。
>メリット
パーツを組み立ててできるユニットバスは、つなぎ目に汚れが溜まりにくく、
掃除がしやすい設計になっています。
また、水はけがよく、通気性にも優れ、お湯も冷めにくい構造です。
近年では、バリアフリー設計が標準仕様されています。
>デメリット
規格サイズが決まっているため、そこに収まらない場合は、
ユニットバスのデメリットになります。また、パーツを後付けしにくい
構造であるため、リフォームの時には注意が必要です。
●日々のお風呂のお手入れポイント3つ!
汚れが溜まりやすいお風呂の掃除ポイントは3点です。
この掃除ポイントは、ユニットバスでもそれ以外のお風呂でも変わりはありません。
>その1:湯船の汚れはお湯を抜いた直後に落とす
浴槽の汚れは水を抜く時、もしくは抜いた直後に落とすのがおすすめです。
洗剤を使って全体を泡立てた後、シャワーで汚れを洗い流しましょう。
水を抜く前に洗うのも、全く効果がないわけではないですが、
湯アカ(角質)は水に浮いてしまうため、水を抜く際に汚れが残ってしまいます。
>その2:お風呂から上がる時に45℃以上の熱湯をかける
お風呂から上がる前に、45℃以上に設定したシャワーで壁や床を含めた全体を
洗い流してください。このひと手間で、カビの繁殖を抑えることができます。
できるだけゆっくりお湯をあてた方が良いですが、
もったいないという場合はさっとでも構いません。
残っていた油脂や石けんカスも洗い流すことができます。
その後は、窓を開けるなり、換気扇を回すなどして、
湿度を低くするのを忘れないようにしましょう。
ただし、熱湯の後の水シャワーは死滅できなかったカビ胞子を
破裂させてしまうかもしれないので、避けるようにしてください。
>その3:鏡はタオルで水気を拭き取る
鏡についた水滴や石けんカスは、乾いた後にうろこ状の汚れやくもりの原因に
なってしまいます。また、これらの汚れは落とすのがとても大変です。
汚れが蓄積する前に取り除くのが一番の近道ですので、
身体を拭く時に、一緒に鏡も拭くように心がけましょう。
●まとめ
ユニットバスのお風呂掃除についてまとめました。
一体型の構造上、水はけがよく、掃除しやすい設計になっていますが、
それでも汚れはたまってしまいます。
毎日ひと手間かけて掃除をすることで、黒カビやピンク汚れの発生を遅らせる
ことができるので、無理のない範囲で習慣化してしまうのがおすすめです。
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