トイレ掃除に水抜きって必要?寒冷地と長期使用しない場合はおすすめ!

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トイレの水抜きって聞いたことがありますか?
水抜きは、1か月以上トイレを使わない場合や、凍結が考えられる場合に行います。
マイナスドライバーが1本あればできます。

まずは、トイレ内の止水栓をドライバーで止めます。
その後、タンク内の水をすべて流して、ウォシュレットの水を抜きます。
凍結防止であれば、便器内に専用の不凍液を入れ、温水・便座の温度を上げて完了です。
便器内の水は、下水管の匂いが上がってこないためにも必要なので、
なるべくそのままにしておいた方が良いでしょう。

中まで掃除したい場合は、止水栓を止めた状態で大量の水を流してから、
残った水をふき取ります。

●トイレの水抜き掃除が必要な2つのパターン

トイレの水を抜いて掃除しておいた方が良いと言われる状況が2パターンあります。

>1.トイレの中まで気温が氷点下になる場合

寒冷地の場合、トイレの中まで気温が下がって氷点下になることがあります。
そうなると、トイレに水を供給する給水管やタンクの中で凍結した水が膨張し、
部品を破損してしまうことがあるのです。
このような場所では、破損防止のための水抜きが求められます。
マイナス4℃を下回ると、トイレの水が凍結すると言われています。

>2.トイレを長い間使わないと分かっている場合

長期出張や別荘など、長い間トイレを使わないと分かっている場合は、
雑菌が繁殖してしまう可能性があるため、水抜きをしておいた方が良いでしょう。
凍結した時の破損防止や、黒ずみ防止のためにもおすすめです。
1か月以上使用しない場合は、水抜きを検討してください。

●トイレの水抜きってどうやるの?

トイレの水抜きに必要なのは、マイナスドライバーです。
一般的なウオッシュレットタイプのトイレの場合、以下の手順で水抜きを行います。

①まずは水を止める

トイレには、水を供給する給水管のどこかに、止水栓があります。
(通常はトイレ付近の壁や床のあたりです)
マイナスドライバーを使って時計回りに回すと、
トイレ内への水の供給が遮断されます。

②可能ならタンクのフタを外して中を確認する

タンクレストイレの場合は不要ですし、
フタにストッパーがついているタイプの場合は、無理に外す必要はありませんが、
可能であれば、タンク内の水抜きの状況を確認するため、フタを外してしまいましょう。
なお、タンクのフタは一般的に陶器です。
重量もありますので、取扱いには十分注意してください。

③タンク・ウォシュレットの水を完全になくす

洗浄レバーを引いて、タンク内の水がなくなるまで便器に水を流します。
ウォシュレットが取り付けられている場合は、メーカーの水抜き方法を確認しましょう。
一般的には、ウォシュレットをノズル洗浄モードにして水を使い切るか、
ウォシュレットに取り付けられている止水栓(水抜き栓)を緩めて水を抜きます。

④寒冷地ならウォシュレットの温度を上げて不凍液を入れる

凍結防止のために水抜きを行った場合は、便器のフタを閉めた状態で
温水・便座温度を高く設定してください。
便器内の水(封水)は、下水管との仕切りになっているため、
取り除くことができませんが、トイレ専用の不凍液を入れて凍結防止を行いましょう。

なお、不凍液は専用の物を使わないと法律違反になりますのでご注意を。
温度が下がらない地方であれば、便器内の水が蒸発ないように
ラップ等でフタをしておきましょう。

●便器内まで水抜きしたい場合は

便器の中の封水まで抜いて掃除したい場合は、止水栓を閉めた状態で、
大量の水(10L程度)を流して便器に残った水を排出します。
古い布などを活用してふき取っても良いでしょう。

●再びトイレを使う場合は

トイレを使う場合は、止水栓を開ける(反時計回し)だけで大丈夫です。
ただし、水が通るまで数分間かかる場合もあります。
ウォシュレットに水を通すには、紙コップをあてて
しばらく流しっぱなしにすると良いでしょう。

●まとめ

トイレの水抜きについてまとめました。
それほど時間はかからないので、一度やってみることをおすすめします。

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