共働きの家事分担が離婚問題に発展!?笑い飛ばす前に自分の家庭を振り返ろう

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現代女性は、家事、育児、介護に加え、仕事というタスクも求められます。
大抵の場合、妻に負担が偏りがちで、言っても無駄だと不満をためてしまっています。

そしてその不満が限界点を超えたところで、離婚問題に発展してしまうのです。
そうなる前に、話し合いを持ちましょう。

時間がないのは両者ともに同じですから、できる範囲で家事をこなす姿勢が大事です。
その際、家事レベルのすり合わせをして、完璧さを求めないようにしましょう。

●共働きの家事分担の問題点

>お互いに時間がないことを理解していない

時短勤務であっても、仕事をしている間の時間は、家事をすることができません。
そこで、出勤前や帰宅後にまとめて行うことになるわけですが、
限られた時間の中で一日の家事をこなすには、相当な慣れが必要になります。

それに、人には向き不向きや、好き嫌いがあります。
掃除は得意だけれど、料理はダメだという人もいるでしょう。

にもかかわらず、不得意なことまで無理に担当していると、
どんどん不満が溜まっていきます。互いに時間がないことを理解しましょう。
苦手なポイントは、相手が分担してあげるなどの心遣いが必要です。

>夫と妻で求める家事の範囲が違う

夫が家事を分担してくれている場合も、妻と夫で求める家事の範囲が
違いすぎるために問題が生じることがあります。

たとえば、料理を見てみましょう。
料理は、最も分担が進まない家事のひとつと言われています。
野菜炒め一つ作るにしても、野菜を切って肉と炒めるだけではないのです。

まずは冷蔵庫の中身を見て、入れる具材を検討します(足りない場合は買い物へ)。
そして、米を洗って炊飯器にセットし(炊飯が一番時間がかかる)、
食材を切って、フライパン等で調理し、味付けします。

出来上がる前に、食卓を拭いて飲み物や食器をセットし、料理を出して完了です。
食卓につく前に、台所周りを確認するのも忘れないでください。
コンロやシンク周りに、油や食材が飛び散っていませんか?

これも料理の家事に入るかもしれませんので、さっとひと拭きしておきましょう。
(それらの片づけは洗い物担当の仕事と決まっているなら、問題ありません)

また、食器洗いでは、洗剤補充+洗う+乾いた食器を収納する作業まで担当するのか、
乾いた食器は次の料理担当者が収納するのかなど、
それぞれの家事の範囲を話し合っておくのが大事です。

●共働きの家事分担で気を付けたいこと

>互いの妥協点を決めておく

家事分担をした時に気を付けないといけないのが、完璧さを求めないということです。
布団干しなど、海外ではその習慣すらないところがほとんどですし、
イギリスでは、食器用洗剤は身体に良いという認識で、
泡が残っていても気にしないそうです。

シーツの交換が1か月に1回になっても、別に病気になったりはしません。
これらは多少極端な例かもしれませんが、
夫と妻の間で、分担した家事の妥協点を決めておくのは大事なポイントです。
この手間を惜しむと、のちのちの火種になりかねませんので、注意しましょう。

>相手側の家事の出来に口を出さない

家事分担が決まり、妥協点の話し合いが終わったら、
出来上がりレベルに口を出すのはやめましょう。
不安がある場合は、事前に気を付けてほしいポイントを伝えます。

そのレベルに達していない場合は、手直しをお願いするよと伝えておくのです。
もし「私(俺)のテリトリーなんだから、もっときれいにして!」と、
決めたレベル以上のものを求める場合は、自分でやりましょう。
その時は、二度と相手が分担してくれなくなることを覚悟してください。

●まとめ

共働きの家事分担についてまとめました。
忙しい余りに、話し合いの手間を惜しんではいませんか。
我慢しすぎると、ある時限界を突破して、
離婚という方向に気持ちが傾いてしまうかもしれません。

どうしても家事分担が無理という場合は、日頃の感謝の気持ちを
定期的に言葉で伝えるようにしましょう。

夫婦というのは、違う人間同士が縁あって結ばれたものです。
血縁関係と違って、確かなつながりは存在しません。
お互いを労わり、感謝しあって、妥協点を探すことが何より大事です。

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