ステンレス水筒の掃除のポイントは?毎日のお手入れは中性洗剤でOK

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水筒と言うと、昔であれば子供の遠足の時に引っ張り出して使うイメージでしたが、
今では登校時に持参するのは当たり前ですし、社会人でも
常時温かい/冷たい飲み物を飲めるというメリットや、
エコへの関心の高まりに伴い、水筒を持参する人が増えています。

毎日使うものだからこそ、清潔にしておきたいステンレス製水筒の
掃除の仕方についてまとめてみました。

毎日のお手入れでは、パッキンを取り外した上で中性洗剤を使って
中までしっかり洗うようにしましょう。水で洗い流すだけではぬめりが落ちません。

また、週1回程度は、ぬめりや水垢(アルカリ性の汚れ)落としのために
クエン酸水を使って漬けおき洗いをすることをおすすめします。

●水筒の毎日のお手入れはどうやるの?

一昔前であれば当たり前だったコップタイプの水筒は、
今ではあまり見かけなくなりました。
その代わりに多くなっているのが、直飲みタイプの水筒です。

ただし、コップタイプに比べて雑菌が入りやすくなりますので、
特にお手入れには注意が必要になります。

とは言え、毎日のお手入れで特別なことをやる必要はありません。
蓋とパッキンを取り外し、中まで洗える柄の長いスポンジを用いて、
中性洗剤を使って底までしっかり洗いましょう。飲み口も丁寧に洗ってください。

ただし、硬いスポンジやたわしなどの目の粗いものでごしごし洗うと、
ステンレスに傷がついてしまいますので、注意が必要です。

また、直飲みタイプの水筒は雑菌が繁殖しやすいため、
水だけで流してお手入れ終了としていると、中がぬるぬるになっていることがあります。

●水垢、ぬめり落としに一週間に1度はクエン酸で洗おう!

水垢やぬめりはアルカリ性の汚れです。従って、酸性のクエン酸を用いると、
綺麗に落とすことができます。1週間に1度程度、すべての部品を取り外し、
お湯(4~50度)1Lにクエン酸大さじ1~2杯とかしたクエン酸水につけ置きしましょう。
本体にも同じ濃度のクエン酸水を入れて放置します。
2時間程度したら、よく洗い流して乾燥させましょう。

●パッキンがカビたらどうするの?

毎日のお手入れを続けていても、カビが出てしまうことはあります。
特にパッキン部分は黒カビが出やすいので、指定濃度にうすめた塩素系漂白剤を使って
カビ落としをしましょう。ただし、あまりにもカビがひどい場合や、漂泊を繰り返して
部品が痛んでいる場合は、パッキンもしくは水筒自体を買い替えるように
検討してください。

●水筒の内部がカビたらどうするの?

ステンレスに塩素系漂白剤は使えません。使うとしたら酸素系漂白剤になります。
ぬるま湯に酸素系漂白剤を小さじ1入れて洗浄液を作り、それを水筒の中に入れて
漬けおき洗いをしましょう。ただし、時間は長くとも30分程度とし、外装部分は
つけ置きしないようにしましょう(洗浄効果ではがれる可能性がある)。

なお、酸素系漂白剤は発泡効果があるため、つけ置き時には蓋を閉じないように
注意してください。

●まとめ

ステンレス製の水筒の掃除方法についてまとめてみました。
毎日のお手入れは、中性洗剤を使って中までしっかり洗うと言うだけで
良いのですがこれが意外と難しかったりします。

つい水で流すだけですませてしまったり、底の方まで洗わなかったりしていませんか?
ステンレスの水筒は保温性が高いと言っても、10℃以下や50℃以上に保てる時間は
思ったよりも長くありません。それ以外の温度では、
雑菌も繁殖しやすくなっているためたった1日掃除をさぼっただけで、
ぬるぬるになっていることがあります。

だからと言って、すぐにお腹を壊すわけではありませんが、
気持ちが悪いのは間違いありません。しっかりと洗った綺麗な水筒で、
美味しい飲み物を飲むように心がけましょう。

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