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ジョンソン株式会社の「カビキラー」というと、
文字通り「カビを根から殺してしまう強力な薬剤」のような
イメージを抱いてしまいがちです。
しかしながら、塩素系漂白剤「カビキラー」の関連製品には、
日々のキッチン周りに使うことができる
「カビキラーアルコール除菌キッチン用」という製品もあります。
エタノール含有量は公表されていませんが、60%以下の濃度で配合されているようです。
手づかみが上手になってきた赤ちゃんが、食卓に落としてしまった食べ物を
もう一度口に入れてしまった経験はありませんか?
そういう時には、あらかじめ食卓にカビキラーアルコール除菌キッチン用を
ティッシュやキッチンペーパーにシュッと吹きかけて、
さっとひと拭きしていれば安心です。
また、「カビキラーアルコール除菌キッチン用」は、
口に入れても大丈夫な成分からできているため、
赤ちゃんが舐めてしまいそうなおもちゃの除菌にも使うことができます。
(とはいえ、赤ちゃんが誤飲しないように注意してください)
台ふきんは思った以上に雑菌まみれ!?
水に濡れた台ふきんは、自分が思っている以上に雑菌だらけです。
製造元であるジョンソン株式会社の公式ホームページに
2つの実験結果が掲載されています。
一つ目の実験は、台ふきんで水拭きした後の食卓の雑菌数を調べたものです。
これを見ると、9割の食卓には水拭き後も雑菌が残っていて、
そのうちの約7割の食卓では、なんと水拭き後のほうが雑菌が増殖しているそうです。
なんとも怖い結果ですね…。
また、二つ目の実験は、台所用塩素漂白剤に一晩漬け置きした上で
水道水で洗った台ふきんを使用して、時間経過とともに菌がどのように
増えていくのかが調査したものです。
これによると、台ふきんに付着した菌は、なんと4時間で10~60倍、
12時間で900~8000倍にも増殖しているようです。
要するに、水拭きでは目に見える汚れや食べこぼしは拭き取れるものの、
食卓に付着した菌を取り除くことはできないのです。
また、台ふきんについた菌は、時間経過とともに増えていきます。
これで食卓を拭いたところで、綺麗になるはずがありませんよね。
カビキラーアルコール除菌キッチン用の成分について
パッケージに記載されている成分は以下の通りです。
<成分>
発酵エタノール(除菌剤)
クエン酸ナトリウム(除菌助剤)
乳酸(除菌助剤)
精製水(溶剤)
カビキラーアルコール除菌キッチン用の主成分はエタノール(アルコール)です。
強い酸化剤である次亜塩素酸塩を主成分とした「カビキラー」よりも、
幅広い用途で安全に使うことができます。
なお、「カビキラーアルコール除菌キッチン用」のエタノールの濃度は
公開されていませんが、窓口に問い合わせをした方の情報によると、
60%以下という答えが返ってきたようです。
除菌助剤として配合されているクエン酸ナトリウムと乳酸は、
酸味を持つ物質で、単体で殺菌作用を持つと言われています。
また、すべての成分は、食品として使用されている原料が使われているため、
口の中に入っても安全とされています。
ただし、口の中に入れてしまっても安全な成分とはいえ、
子供が誤飲してしまわないよう、置き場所には十分注意してください。
カビキラーアルコール除菌キッチン用の使い方について
カビキラーアルコール除菌キッチンは、台ふきん等の除菌の他、
食卓や調理台、包丁やまな板などの調理器具の除菌など、
幅広い用途に使うことができます。
<シンクやまな板・包丁などの調理器具の除菌には>
水分をしっかりと拭いた上で、全体が濡れる程度にスプレーします。
<台ふきんの除菌には>
きれいに水洗い・乾燥した台ふきんの裏表に、まんべんなくスプレーします。
<食卓・調理台・冷蔵庫内や、レンジ・ドア・冷蔵庫の取っ手の除菌には>
乾いた布(もしくやティッシュやキッチンペーパー)にスプレーして拭きます。
主成分であるエタノールは、使ったそばから乾いてしまいますので、
食卓周りに吹きかけてさっとひと拭きすれば、周囲に落ちた食べこぼしを
赤ちゃんが口にいれてしまっても安心です。
容器は、スプレー型の他、食卓に置けるディスペンサー型もあります。
気になる部分にさっと使うことができて嬉しいですね。
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