子育ては疲れる!イライラの前にメタ認知とアンガーマネジメントを取り入れて

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子育ては気力・体力を使います。
子どもが年を取るにつれて体力面では楽になるかもしれませんが、
その分気力が削られますし、親も年を取りますので疲れるのは仕方がありません。

ただ、疲れをイライラに変える人と、変えない人がいるのはどうしてでしょうか。
その違いは、感情のコントロールができるかどうかにかかっているようです。
そこには、怒りをコントロールする「アンガーマネジメント」と共に、
自分を俯瞰的にとらえられる「メタ認知」が関係しています。

メタ認知は、主観と共に俯瞰(客観)を意識することで、自分を確立し、
ストレスを受けた時の反応をコントロールします。
また、アンガーマネジメントは、6秒ルールに代表されるように、
怒りの沸点の6秒間を我慢して、冷静さを取り戻す方法です。

●子育てのイライラをぶつける前にメタ認知

>メタ認知とは

メタ思考とは、自分を俯瞰的(客観的)に見て考えることを言います。
あらゆることを自分視点だけではなく、例えば子供視点、他人視点、
数ヶ月前からの視点と、多面的にとらえるようにします。
それによって、子育てでイライラするだけではなく、
子供の成長や、自分の対応の改善点に気づけるようになります。

このメタ認知に欠かせないのが内省です。
内省(内省)は、自分の考えや行動などを深くかえりみることを言います。
ただ反省することや、後悔することとは違います。

日頃から、自分はこんなところがあるな、こんなところが前より良くなったなと
気づける思考が働くため、自分が何に対してストレスを感じやすいのか、
ストレスを感じた時にどんな行動に出やすいのか、ということを
事前に考えられるようになります。

ストレスを受けて人がイライラするのは当たり前の事です。
ただ、メタ認知ができていれば、疲れからくるイライラした感情を
そのまま子供にぶつける前に、前よりマシになってるな~
このぐらいなら許容範囲かな、と一泊置いて考えられるようになります。

>親の自己肯定感をあげるのにも役立つ

メタ認知ができるようになると、自己肯定感が上がります。
人から何かを言われた時に、すぐに落ち込んだり、攻撃的になったりする代わりに、
「なぜそんなことを言われたのか」と冷静に考えられるからです。
外部からの評価をそのまま受け入れずに、自分で考えられるようになるため、
周囲を気にしすぎて不安定になる方には特におすすめです。

●カメラで撮影してメタ認知を促そう

子育てで疲れるシーンはいくつもあると思いますが、特にぐったりするのが
魔の2歳児あたりです。癇癪を起こした子供は特に感情のコントロールが
効かないものですが、大声で泣き叫ばれると、どうしてもイライラしてしまいます。
そんな時は、スマートフォンを起動して、子供の泣く様子を撮影しましょう。
画面越しに見るだけでも、ずいぶんと違って見えるものです。

また、後日似たようなことがあった時に、動画を見返しましょう。
この頃より暴れ方がマシだな、イヤイヤのバリエーションが増えてきたな
等と考えられると、「やめなさい!」と怒鳴る前に、
「イヤイヤのバリエーションが増えたな~」とか「前回よりマシかも」などと
考えられて、怒りが収まるかもしれません。

●即時効果のアンガーマネジメントもおすすめ

上に書いたメタ認知もイライラした感情を行動に移すまでに一泊置く方法として
おすすめなのですが、メタ認知以上にすぐに効果が見込める
アンガーマネジメントの中にある「6秒ルール」です。
カッとしてしまったら、6秒やり過ごしましょう。
なぜなら、怒りのピークは6秒間と言われているからです。
6秒行動に移らずに堪えることができたら、理性が働いてきます。
ゆっくり何度か深呼吸して、気持ちを落ち着かせると良いでしょう。
そんなの無理!という人は、物理的に距離を取りましょう。

トイレや寝室、洗面所に立てこもるのです。
そんな時は、できるだけ「ちょっと離れるけどまた戻ってくるよ」と
伝えた方が良いのですが、余裕がない場合は仕方がありません。

●まとめ

子育てで疲れてイライラしやすい方は、是非「メタ認知」と
「アンガーマネジメント」を取り入れてみましょう。

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