子育ての悩み。小学生のママの相談例から見る子供との信頼関係の作り方

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ひとりでは何もできなかった赤ちゃんや幼児期に比べると、
小学生にもなると驚くほど多くのことを一人でもできるようになります。
とは言え、それで子育ての悩みが減るかというと、そういうわけでもありません。

子供が小学校になじめなかったり、友達とトラブルが起きたり、
反抗期が始まったりと、未就学児とは違う悩みが増える可能性もあります。

相談例として多いのが、子供が言うことを聞かない、
勉強をしない、友達ができない、といった内容です。

これらに対応するには、子供の性格と共に、親の向き合い方を考える必要があります。
子供を叱る場合はその原因を伝え、なぜそうしてしまったのかを聞く。
できたことは褒める、子供を親のコントロール下に置こうとしない、
これらを意識して、子供との信頼関係を作っていきましょう。

●小学生の子供を持つ親はどんな悩みがある?

未就学児のころに比べ、小学生は確かに手がかからなくなってきます。
とは言え、それですべてが解決するかというとそうでもありません。

小学生の子供を持つ親からどのような相談があるのでしょうか。
特に多いのが以下のような内容です。

・親の言うことを聞かない(反抗期でなくとも)
・勉強しない
・友達がいない

これらの問題に対する親のNG対応と、その解決策を記していきます。

●相談例:子供が言うことを聞かない

未就学児は、親の言いたいことをうまくくみ取れなかったり、
何かに熱中して聞いていなかったりして、指示が通らないことが良くあります。

年齢を重ねると共にその回数は減っていくものですが、
それとは別に「聞いていないふり」や「いいわけ」することも増えてきます。

これらも成長のあかしと言えるのですが、
親に余裕がないと反抗的にも見える態度にイライラしてしまいます。

この時考えてほしいのは、親自身の態度です。
自分の意見だけを子供に押し付けず、子供自身がどうしたいのか、
どうするつもりだったのかについて、聞くようにしていますか。

正論だけで指示すると、子供は親にコントロールされている気分になるため
反発してしまいます。

とは言え、子供のいいなりになれというわけではありません。
ダメならダメで、どうしてダメなのか、それに加えて、
やらないとどういうことが起きると思うのか、子供と一緒に考える時間をとり、
それを積み重ねることで、子供自身で考えるようになります。

●相談例:勉強嫌いで宿題をやらない

「子供が全く宿題をやらなくて困る」という場合、
まずは自分がどうだったか、どうすれば宿題をやったかについて考えてみましょう。
基本的に、子供が宿題をやりたくなる環境を整えるには、次の3つがポイントです。

1:分からない部分がない
2:やるのは当然ではなく、やったら褒める
3:宿題の場所・時間が習慣化している(親もその時間勉強する)

なお、女性は男性に比べて周囲を見て合わせる脳の働きから、
怒られないように先回りして対応しようとする能力に長けています。

息子を持つママから「自分はそんなことなかったからどうすれば良いかわからない…」
という声も良く聞きますが、上記3つを抑えればできるようになります。

何が分からないか分からないという場合、「間違えることが怖い」状態に
なっているかもしれませんので、家の中だけでも間違えても大丈夫だという
雰囲気を作ってあげましょう。

●相談例:友達がいない/できない

子供が誰とも遊ばないという場合、子供自身がそれを悲しがたり、
寂しがったりしていないかまず確認しましょう。
子供自身があっけらかんとしているのに、親だけが「友達を作らなきゃ」と
奔走しても意味がありません。

なお、小学生の子供のコミュニケーション能力の問題に、
親が絡んでいるという場合も少なくありません。
「こうなってほしい」と思うあまり、「あの子とは付き合わないで」
「あの子と遊ぼう」など、指示していないか考えてください。

実際のところ、特に男性の場合、定年すると友達ゼロというのは
少なくありませんので、子供が平気であれば放っておくのも手です。
子供が友達を作りたがっている場合、地域のイベントや、
習い事の参加もおすすめです。

●まとめ

小学生の子育ての悩みにはどういったものがあるか、
よくある相談事例をもとにまとめてみました。
親は子どもの人生を代わってあげることはできません。

親の自尊心や、優越感を満たすために子供に指示するのではなく、
それをやらなかったらどう言うことが起きるのかについて、
よく話し合い、信頼関係を作るようにしましょう。

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