母子家庭の子育ての悩み:収入・子供の気持ち・時間配分に苦慮する現状

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子育ての悩みは子を持つ親なら誰しも経験することです。
なかでも、母子家庭や父子家庭といったシングル家庭は、
一人二役をこなさねばならず、両親がそろった家庭よりも
負担が大きい面があるでしょう。

母子家庭の良くある悩みが、子供に対する罪悪感です。
子供と向き合う時間が取れない、
子供が家族連れをうらやましそうに見てる、など
子供に対する罪悪感から、十分頑張っているのに
自分を責めてしまう母親も多いようです。

また、母子家庭は父子家庭よりも非正規雇用の人が多いため、
収入面で悩みを抱える人が多いようです。
なお、学業面では、男の子において落ち込みが現れやすいようです。
無料のYotubeやJMOOCを使って、子供が興味を持てる分野を
探してみると良いでしょう。

●母子家庭の子育ての悩み

>家族連れをうらやましそうに見る子供

ワンオペ育児で苦しんでいる人にとっては、
「いても戦力にならないなら、いっそのこといない方がいい!」
という意見があるのは分かります。

それでも、シングルで子供を育てていると、
ところどころで「父親がいるだけでもうらやましい」と感じる場面があります。

それを最も強く感じるのが、人の多い休日の遊び場です。
家族連れをうらやましそうに眺める我が子の姿を見ると、
どうしようもなく寂しくなるという方は多いようです。

>父親がいないことを問われた子供の心情を考える

ある程度子供が大きくなると、友達同士の会話で
「〇〇ちゃんのところはお父さんがいないの?」と聞かれることがあります。
「いないよ」と毎回答える子供の子供の姿を想像するだけで、
申し訳ない気持ちになるという声も聞かれました。

>育児に割ける時間が足りない

母子家庭は、限られた時間の中で家事と育児と仕事をこなさなければなりません。
本当はゆっくりと子供の話を聞いてあげたくても、
時間が取れないこともしばしばです。
特に、仕事を掛け持ちしている場合、十分頑張っているのに
子供に対して罪悪感を抱いている人が少なくありません。

>十分な収入がない

子供が小さいうちは、免疫が出来上がっていないこともあって
頻繁に風邪をひいて会社を休むことになります。
また、予防接種や学校行事、子供の体調不良などは
ひとりで対応しなければなりません。
そのため、母子家庭の場合、正社員よりも非正規社員が多くなりがちです。

ただ、非正規社員の場合、一つの職では収入が不十分という場合も多く、
いくつか職を掛け持ちしている人もいるようです。
なお、父子家庭の場合、妻の妊娠・出産時に正社員の人が多い関係上、
シングルになったとしても、母子家庭よりも収入に余裕がある家庭が多いようです。

2021(令和3)年度「全国ひとり親世帯等調査結果の概要」によると、
母子世帯の平均年間収入は272万円、父子家庭は518万円となっています。
(出典:https://www.mhlw.go.jp/content/11920000/001027754.pdf

●教育面から見た母子家庭

>男の子の学業不振に注意

母子家庭の場合、気を付けたいのが学業への影響です。
とは言え、今でも生きていくだけで精一杯なのに、
子供の進路のことまで考えられないという人も多いでしょう。
とは言え、母子家庭で子供が男の子という場合は、気を付けてあげましょう。
子供の学業不振は女の子の場合に比べて大きくなるようです。
(出典:https://www.jil.go.jp/press/documents/20191017.pdf

>JMOOCによる無料大学講座

今は、昔に比べて選択肢が広がってきています。
また、教育の方法も一つではありません。
Yotubeをはじめ、家にいながら世界の授業を学ぶ環境も整っています。

また、非営利団体「日本オープンオンライン教育推進協議会」が
主体となり2014年にサービスを開始したJMOOCは、
東京大学、慶應義塾大学、早稲田大学に加え、著名人や
有名企業による講演がまとめられています。
単位を取ることはできませんが、たくさんある講義のひとつが
子どもの人生を変えてくれるかもしれません。
(JMOOCのURL:https://www.jmooc.jp/)

●まとめ

母子家庭の子育ての悩みについてまとめました。
子供を育てるのは大変なことです。
収入・子供の気持ち・時間と大変なことばかりですが、
まずはひとりで頑張っている自分をほめてあげるようにしましょう。

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