子育ては疲れるもの!イライラする時期は大きく分けて3度あると覚悟して

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子供は無条件にかわいいものと思われがちですが
そんなことはありません。
親だって人間ですからイライラしますし、
疲れて動きたくない気分になる時はあります。
なお、子育てが大変な時期というのは、大きく3回あると言われています。
イヤイヤ期、中間反抗期、思春期(反抗期)です。
子供の成長の目安とも言われるこれらの時期は、
親自身の成長も試される時期といえるかもしれません。

●子育てで疲れる時期は大きく分けて3回!

>1回目:魔のイヤイヤ期(2~3歳頃)

早い子だと、1歳半の時点で現れると言われる魔のイヤイヤ期。
自我が芽生えの表れであり、成長の証として喜ぶべきなのでしょうが、
実際に目にすると、むしろ『うちの子もついに来てしまったか…!』と
泣きたくなること請け合いです。

自分の要求を伝える力は育ってきていますが、
まだ身体と心の発達は追いついていません。
親切心から手伝ってあげたりすると、
癇癪を起して大惨事になることもしばしばです。
なお、別の日には「なんで手伝ってくれないの!」とキレられたりします。

>2回目:中間反抗期(5~10歳頃)

魔のイヤイヤ期を過ぎると、中間反抗期がやってきます。
一般的には、思春期前の小学生時代に訪れる反抗期のことです。
大人並みに言葉を操れるようになっているため、
こちらがイライラすると分かっていて、
わざと嫌味をいったり、口答えしてきたりします。

自立心の芽生えや、環境に対するストレスから起きると言われています。
言葉遣いが達者なだけに、つい本気で言い返してしまいがちですが、
子供はあなたよりもずっと人生経験が短いのだということを、忘れないでください。

実際はまだまだ甘えたい盛りなのです。
子供の主張が正しいと思えば受け入れ、良くない言葉遣いは注意するとともに、
甘えてきたときには、しっかりと甘えさせてあげるようにしましょう。

>3回目:思春期(12~18歳頃)

思春期は、心と体が著しく成長し、子供から大人に変化する時期です。
ホルモンバランスの乱れによって、精神的にも肉体的にも
ストレスが加わるのに加え、学年が上がって責任が増したり、
受験があったりと、環境要因のストレスも増すことで、
常にイライラしやすくなります。

急に寡黙になったり、物に当たったり、親との接触を嫌がるように
なったりするのは、分かりやすい思春期のサインです。

●対処法は?

>魔のイヤイヤ期:他に目を向けさせる

一度始まるとなかなか収まらないのがイヤイヤ期の癇癪です。
この時期は、癇癪が始まる前に、他に目を向けさせるように
仕向けるのがポイントです。

分かりやすいのはお菓子ですが、毎回お菓子で釣ると
『泣けばお菓子がもらえる』と学習してしまうので頻繁には使えません。
子供のお気に入りのおもちゃを常にカバンに忍ばせておくようにしつつも、
ある程度は耐えるしかないと言えるでしょう。

>中間反抗期:同じ土俵にあがらずに話を聞く

言葉遣いが達者な分、ついつい大人相手と同じように
キツイ言い方をしてしまいたくなりますが、一呼吸置きましょう。
感情的にならずに、子供の意見を聞いてしっかり話し合いましょう。

今後、思春期(反抗期)になると、親との接点をなるべくなくそうと
してくる子供も多いため、その時期に比べると
子供の気持ちが分かりやすいと言えるかもしれません。
怒るべきポイントを整理して、短く的確に、親の意見を伝えるようにしましょう。

>思春期:ある程度自主性に任せる

思春期は、子供自身でも心と身体のコントロールが難しいと言われています。
とは言え、中間反抗期と同じように腹を割って話そうとしても、
そもそも「ウザい」と言われて拒絶されてしまうのがこの時期です。
そんな時は、危険のない範囲で自主性に任せても良いでしょう。

ただし、『あなたのことはちゃんと見ています』と分かるようにしてください。
挨拶という形でも、食事という形でも構いません。
そしてルールから外れた行動をした時は、厳しくしかるのが大事です。
完全に放置していると、子供は見捨てられたと思って
余計に反抗的な態度になってしまいます。

●まとめ

子育てで大変といわれる3つの時期についてまとめました。
親だって人間ですから、イライラもしますし、疲れることもあります。
ただ、その時期は一生続くわけではありません。
周りの力を借りながら、何とか乗り切っていきましょう。

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