子育てで疲れたあなたへ。逃げたいと思う気持ちを否定せずまずは十分な休息を

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子育てで疲れた時「もう逃げたい」と思ったことはありませんか。
それは悪いことではありません。普通の反応です。
ただ、ほとんどの方は、疲れた時に逃げたいと思っても、思うだけで終了してしまいます。
その結果何が起こるかというと、身体に不調が現れたり、精神的に不安定になってしまいます。

「逃げたい」と思うほど身体や精神が疲れているのであれば、
まずは自分で自分の状態を認めてあげましょう。
真面目な人ほど、他の人は頑張っているのだから頑張らなきゃと
さらに自分を追い込んでしまいますが、他人は他人、自分は自分です。
他人だって、実は見えていない時に、手を抜いて楽をしているかもしれませんし、
子供の性格も、環境も、夫も、自分の身体の調子だって、皆違うのです。

どうかまずは自分の気持ちに寄り添ってあげてください。
特に、睡眠不足は心も身体も疲弊します。
まずは一時保育などを利用して、自分の時間を確保しましょう。
誰かに相談しにくい場合は、匿名の掲示板や、いのちの電話もおすすめです。
その上で、他人の意見や理想の家族像にとらわれすぎず、
幸せのハードルを下げることから始めましょう。

●ツライと逃げる前に考えたいこと

>慢性的な寝不足

子育てで疲れている方は、寝不足の方が多いと言われています。
慢性的に寝不足になると、体力も免疫力も落ちますし、何より気分が低下します。
自分に余裕がないため、ちょっとした子供のわがままにもイライラしますし、
甘えてこられても十分に対応できません。

>自分の時間がない

子育ては、自分よりも子供を優先しなければならない場合がほとんどです。
従って、自分一人の時間が取れず、気持ちをリセットできずに追い詰められる人がいます。
ひとりの時間が必要なのは、女性よりも男性と言われがちですが、
女性だって一人になりたいのです。
夫に預けて一人になる時間を確保するのが手っ取り早いですが、
スマホ片手に「見ているだけ」の育児しかしていない男性が多いのが日本の実状です。

>心の中に理想の夫婦・子供像がある

ドラマや本の中にあるような完璧な保護者、子供をイメージして子育てしていませんか。
子供にそのイメージを押し付けても、自分が追い詰められるだけです。
子供に苦労させたくない気持ちは分かりますが、自分と子供は違う存在なのです。
チョコが好きな子供もいれば、ポテトチップスが好きな子供もいますし、
そもそもお菓子は食べないという子供もいます。

たしかに、嫌いな野菜を無理に食べさせれば、好きになるかもしれません。
ただそれをするには、子供にも親にも苦労が伴いますし、
子供が見るものすべてをコントロールするのは不可能です。
理想のハードルを下げ、子供が元気に生きていることをまずは喜びましょう。

●逃げたいと考えるのは恥ではない

子供から逃げたいと考えた時には、まずは何としても自分の時間を確保してください。
実際に、子供から逃げる時間を作るのです。
夫や両親に頼めない場合は、一時保育がおすすめです。

それも無理なようであれば、市の支援センター、もしくは児童相談所に電話しましょう。
なんとなくうつ状態にある場合は、いのちの電話もおすすめです。
話を聞いてもらうだけでも良いですし、ショートステイや一時保護といった制度もあります。

●他の人の意見はほどほどに聞き流すスキルを

子供の親はあなたただ一人です。
巷にあふれる育児書に、さまざまな内容のものがあるのは、
子供の性格が千差万別だからです。

ダイエット法と同じように、今のところ子供の育て方に正解はないということを
まずは知っておきましょう。
その上で、子供を育てたことのある人や専門家の意見を
子育てに程よく取り入れていきましょう。

子育てに疲れる方は、責任感が強く、何事も完璧を目指しがちと言われます。
上に書いたように、完璧な子育て法などありませんし(何をもって完璧というのかも不明)、
子供であっても、他人を思い通りに動かす方法は基本的にありません。
取り入れやすいところを取り入れ、難しいところはスルーして、
100%を目指さずに子育てするのがおすすめです。

●まとめ

子育てをしていると、逃げたいと考えてしまうことは多々あります。
その時、もっと頑張らなきゃと思うか、少し休もうと思うかで、
その後の追い詰められかたが大きく変わってしまいます。
真面目な人ほどもっと頑張ってしまいがちですが、人には休息時間が必要です。
他者の力を借りて休息をとると、自分が何に追い詰められていたのかもわかるかもしれません。

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