二世帯同居の家事分担!イマドキ同居は1つのキッチンで協力・分担!?

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あなたが妻だとして、義実家との二世帯同居を求められたらどうしますか?
あこがれのマイホームは手が出ないし、改築費用はほとんど出してもらえるし、
孫ができたらお世話もしてもらえるし…と一見良いこと尽くしのように思えます。

ただ、広い家になるからこそ、同居の時にはしっかりと家事分担について
話し合っておきましょう。

ヘーベルハウスが2000年から2020年にかけてまとめた調査結果によると、
近年の二世帯住宅では妻世帯の実家との同居率が上がり、
キッチンを1つにして二世帯でシェアする暮らし方が増えてきているようです。

●二世帯同居の家事分担のポイント

>もっとも難しいのが料理の分担

親世帯と同居した時の家事分担で最ももめるのが、料理です。
今は夫婦共働きが多いので、買い物、料理、片づけを含めた大人数の
家事負担はかなりのものになります。

もしも母親が家にいる場合も「毎日やってもらうのが当たり前」
という状態にするのはおすすめしません。

仕事と違って365日休む暇がありませんし、何かあった時に他の人が対応できません。
妻・夫を含めて、家族全体で分担を決めておくようにしましょう。

料理が苦手な男性でも、コーヒーを作ったり、トーストを焼いたりはできるはずです。
それが無理なら、後片付けや、机を拭いてお箸を出すということでも良いでしょう。

また、平日の夕食は残業がない方、もしくは週末に担当する、など、
無理のない範囲で互いに協力するようにしましょう。

>掃除・洗濯の分担のポイント

トイレ、リビングなどの共用スペースも、掃除分担を決めておきましょう。
ただし、洗濯はそれぞれで分けた方が無難です。
畳み方や干し方にはこだわりがある人が多いですし、
下着は恥ずかしくて触ってほしくないという人もいます。
また、部活をしている子供がいる場合、洗濯物の汚れ落としはかなりの重労働です。

●近年の二世帯同居はキッチン2つからキッチン1つに

>昔は居住空間を分けるのが主流

昔は夫の家族との同居を背景としたキッチンが2つの二世帯住居が主流でした。
これは、嫁姑問題を見据えて、居住空間を分けるが重要視されていたためです。

>今はキッチン1つも増えている

近年の同居と家の関係を見るにあたり、旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)が
発表したアンケート調査結果をまとめました。

調査期間は2018~2019年、有効回答数は704世帯です。
親世帯が173(父:122、母:51)、子世帯が531(夫:326、妻:205)
という割合になっています。

しかしながら近年では、家族の在り方が多様化しています。
離婚率の上昇や、夫婦の働き方の変化が影響しているのかもしれませんが、
従来型の親世帯+夫婦世帯+孫に加え、
ひとり親世帯+夫婦世帯、親世帯+離婚した娘又は息子(+孫)という
形も増えてきています。

また、その中でも妻の実家との同居が増加傾向が高く、
その割合は、2000年の29%から2019年の39%へと増加しています。

これらを受けて、キッチンは1つの作りが増えてきているようです。
この理由は、居住空間を共有化し、分担・協力体制を
作ることが重視されているのです。

>今の同居スタイルとは

昔の同居スタイルは、共働きの子世帯を在宅の親世帯が支える、
または、年取った老親を子世帯が扶養するといった形でした。
今の同居スタイルは、たとえキッチンが1つで、食事の場を一緒にしていても、
それぞれの世帯は独立しているという考えの元、食事時間をずらすことも
受入れられています(特に朝食は同じにならないことが多いようです)。

同居したらべったり一緒、くつろぐときは互いの居住空間で、という同居ではなく、
適度にコミュニケーションを取りながら、いざという時に協力する
スタイルが浸透してきているのかもしれません。

●義実家だって自分の家族だということを忘れずに

妻実家との同居が増えているとはいえ、夫世帯との同居の可能性もあります。
昨今では、自己責任論が多数派になっていますので、
同居の覚悟を持たないまま結婚する人が大多数です。

とは言え、何が起こるか分からないということは、常に頭の片隅に入れておきましょう。
また、折角縁あって家族になったのですから、
気持ちの良い関係でいるために、感謝の気持ちを言葉や形で伝えるようにしましょう。

●まとめ

二世帯同居の家事分担についてまとめました。
どのような形が最適化は、やってみないと分かりませんが、
面倒毎だと後回しにせず、同居する前に家事分担については
話し合っておきましょう。

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