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子育てでノイローゼになりやすいのは、どんな人なのでしょうか。
完璧主義者、ワンオペ育児のほか、家系的なものも原因としてあるようです。
訳もなく涙が出てきた、眠れない、自分を責めて悲観的になるなどの
症状が現れている場合は、病院に相談しましょう。
●マタニティブルーと育児ノイローゼの違い
マタニティブルーと育児ノイローゼ(産後うつ・育児うつ)は
よく似ていると言われています。2つの大きな違いは患う期間です。
マタニティブルーはホルモンバランスの乱れからくる
一次的な気分の落ち込みであるのに対して、
育児ノイローゼは長期間にわたって気分の落ち込みが続くのが特徴です。
一般的に、マタニティブルーはママの10%は体験しているようです。
マタニティーブルーから育児ノイローゼ、そしてうつ病へと
症状が進んでいくこともあるので注意してください。
酷くなると投薬や入院加療が必要になることがあります。
よく見られる症状として、以下のようなものが挙げられています。
・理由もなく涙が出てくる
・子どもをかわいいと思えない(興味がない)
・眠れない
・自分を責めてしまう
・すべての物事を悲観的にとらえてしまう
・感情の制御ができない
これらの症状が出ていても、まだ頑張れると思ってしまう人もいますので、
パパをはじめとした、周囲の見守りも大事です。
●育児ノイローゼになりやすい人ってどんな人?
マタニティブルーや産後うつは誰でもなる可能性があります。
その中でも下記に該当する人は特になりやすいので、気をつけましょう。
・責任感が強く、完璧主義の人
・家系的にうつ病の人が多くいる人
・PMS(月経前症候群)が酷い人
・生活に関して不安を抱えている人
・育児への協力者がいない人(ワンオペ)
また、育児ノイローゼは再発しやすいのが特徴で、
繰り返すごとに症状が重くなることも少なくありません。
2人目が生まれたり、転勤したり、赤ちゃんが病気になったりして、
子育てで家に閉じこもりがちになると、症状が酷くなるとも言われています。
●子育て相談窓口
>まずは休む
自分で自分が変だと思った時は、迷わず周囲に相談しましょう。
まずはパパや同居家族にお願いして、短時間でも良いので子供と離れ、
自分を休ませる時間を取るようにしましょう。
周囲の協力が得られない場合は、以下のような相談窓口を使ってください。
>自治体の育児相談窓口
各自治体や市町村には、子育て支援センターや保健センターがあります。
インターネットで「市町村名 子育て 支援」と入れると、
連絡窓口が出てきます。まずは電話で話をしてみましょう。
最も身近なサポート場所ですので、使わない手はありません。
>こころの健康相談窓口(統一ダイヤル:0570-064-556)
育児ノイローゼだけに限らず、心が弱っていると感じた時に使いましょう。
全国統一ダイヤルですが、かけた地域を担当する相談窓口に
つながる仕組みになっています(受付時間は地域によって異なります)。
厚生労働省が管轄しているため安心です。
>森永乳業エンゼル110番(フリーダイヤル:0800-5555-110)
森永乳業の委託を受けて運営されている相談窓口です。
さまざまな育児相談を受け付けてくれます。
受付時間は午前10時から午後2時まで、月曜日から土曜日までとなっています。
フリーダイヤルなのもうれしいですね。
>ツイッター子育て相談室
相談窓口は、基本的に昼間しかやっていませんが、
気分の落ち込みが夜に現れるという人は多いと思います。
そんな時は、ツイッターを使って子育て相談をしましょう。
ハッシュタグ「#ツイッター子育て相談室」でツイートしてください。
相談員50名が答えてくれるはずです。
●男性もかかる育児ノイローゼ
育児ノイローゼは主にママがかかるものと思われていますが、
パパがかからないというわけではありません。
育休を取得したことでノイローゼになる人もあれば、
将来へのお金の不安、責任への重さからノイローゼになる人もいます。
「ほとんど子育てに関わってないのに、甘えたこと言わないで!」という
ママたちの声が聞こえてきそうですが、許容量は人それぞれだ
ということを忘れないでください。
●まとめ
子育てに関するノイローゼについてまとめました。
ひとりで抱え込まないことが大事です。
いつもの自分と違うと感じた場合は、なるべく早く身体を休めて、
誰かに相談するようにしてください。
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