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子供の習い事は多岐にわたります。サッカーや野球などのスポーツから、
必修科目になった英語やダンス、そしてピアノやバイオリンなどの音楽など、
どれを学ばせればよいのか目移りしてしまいますよね。
ただ、習い事をさせると「これだけお金と時間をかけているのに一向に上手く
ならない!」と悩む時が来るかもしれません。
そのような時に考えられるのが、以下の4つの原因です。
「その1:親の熱量が大きすぎる」
「その2:講師との相性が悪い」
「その3:子供が飽きっぽい性格」
「その4:子供の適性にあっていない」
以下でそれぞれをもう少し細かく見ていきます。
●習い事で上手くならない原因その1:親の熱量が大きすぎる
始めた時期はほとんど同じなのに、お友達だけがどんどんとレベルが上がっていく…。
そういう時、親はどのように感じるでしょうか。ほとんどの人が、焦り、
子供にもっと練習させたいと思うのではないでしょうか。
実はこれが、子供の習い事が上手くならない最も大きな原因になっていることがあります。
習い事で差が出てくる主な原因は、ほとんどの場合親と子の熱量の差に起因しています。
子供は小さいころは自分で何を学びたいか余りわかっていないため、
親のすすめに応じて習い事を決めてしまいがちです。従って、親の「やらせたい」
という気持ちだけが先行し、子供自身がその習い事に興味を持てないままに
続けてしまうことが良くあるのです。
こういう場合、やる気が伴わないので練習もおろそかにしがちです。
従って、なかなか上達せず、親や先生に叱られて
余計にやる気をなくすという悪循環に陥ってしまいがちです。
子供も自信喪失し、やりたくないとも言えないままの状態になっていると
考えられるため、要所要所で子供の意見をきちんと聞くようにしてください。
なお、子供がやりたいと言った習い事でも、途中で興味をなくしてしまうことは
よくあります。そのような場合も、上手くなるのは難しいと言わざるをえません。
続けさせるかどうか迷う場合、まずは短期目標を立てることをお勧めします。
「ここまで続けたら終わろうか」と促してあげるのです。子供が心から
嫌がっていない限り、途中で放り投げるのはおすすめしません。
●習い事で上手くならない原因その2:講師との相性が悪い
習い事に興味もあって、練習もきちんとしているのに上手くならない場合、
子供と講師の相性が悪いということも考えられます。
講師の中には、プロとして技術は卓越しているものの、
子供に向けてかみ砕いて教えるのが苦手な方や、子供の扱いになれていない方も
いらっしゃいます。
また、声が大きい、スキンシップが多い(逆に少ない)など、
子供の性格によっては居心地の悪さを感じていることもあるでしょう。
こういったミスマッチを防ぐためには、できるだけ事前に習い事の先生の評判を
集めておくことが大事です。
●習い事で上手くならない原因その3:子供が飽きっぽい性格
普段から集中力が途切れがちで、学校でも先生から注意されることが多い
子供の場合、そもそも上手くなれないことがあります。
そういう子供の場合は、短期目標を立て、それをひとつずつクリアしていくことが
大切です。
成功体験を積み重ねさせるようにすると、続けるのが苦にならなくなり、
自然とレベルアップしていくことでしょう。
●習い事で上手くならない原因その4:子供の適性にあっていない
子供の適性によっては、チームプレーが必要な習い事が負担になったり、
室内に留まる習い事が嫌いだったりすることがあります。子供には個性があります。
身体を動かすことが好きなタイプか、ひとりで没頭するのが好きなタイプか、
皆で同じ目標に向かって進むのが好きなタイプか見極めることが必要です。
ただし、全く違う適性をあえて子供に身に着けさせたいという場合もあると思います。
そのような場合は、子供の負担にならない範囲でしばらく見守るようにしましょう。
途中で新しい発見があって、楽しく続けられるようになるかもしれません。
●まとめ
子供の習い事が上手くならない原因について考察しました。
基本的に習い事は子供自身に興味がないと前に進みません。
また、上手くならない原因を探るには、子供との意思疎通が欠かせませんから、
普段から子供とコミュニケーションをとるように心がけましょう。
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