頭痛も起きる子育てストレス。緊張型は温める・片頭痛は冷やすのが基本

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子育ては体力仕事です。
夜泣きに対応するにも、ところかまわずイヤイヤする子供と接するにも、
そしてもちろん子供との追いかけっこにも、元気な体は欠かせません。

とは言え、自分を後回しにした子育ての毎日が続くと、ストレスが溜まります。
時にはそれが、頭痛やめまいといった症状として出てきます。

頭痛は寝不足からくるものもありますが、血管が広がって起きる片頭痛や、
筋肉のコリからくる緊張型頭痛のほか、水分不足からくる頭痛もあります。

片頭痛は冷やす、緊張型頭痛は温めることを基本とし、
あまりひどい場合は、無理せず病院にかかるようにしましょう。

●子育て時に注意したい頭痛とその対処法

>睡眠不足からくる頭痛

睡眠不足からくる頭痛というのは、その前に何らかの自覚症状が現れています。
頭が働かず、ぼーっとするというのが、良くある前症状です。
頭痛につながるその前に、短い時間でも構わないので、仮眠をとりましょう。

長く寝る暇がない方も、赤ちゃんのリズムに合わせて一緒に昼寝することをおすすめします。
できればパパの助けを借りると安心して長く眠れるでしょう。
手伝いが期待できない場合は、公的機関や一時預かりなどを利用しても全く問題ありません。

>身体の水分不足からくる頭痛

子供中心の生活をしていると、トイレに行く暇がなかったり、
ご飯を食べる暇がなかったりと、どうしても自分のことは後回しになってしまいます。
特に授乳中は、母乳として体の外に水分が出ていきやすい状況です。
脱水を原因として頭痛が起きることもあるので、こまめに水分を取るようにしましょう。

>ストレスやホルモンバランスの乱れで起きる片頭痛

ズキンズキンといった感じの、血管の脈動が感じられる頭痛は片頭痛です。
血管が拡張して神経を刺激し、痛みが起きるため、痛む場所をタオルで冷やしたり、
暗い部屋で横になることで頭痛が改善することがあります。

なお、片頭痛の原因ははっきりとわかっていませんが、
ストレスやホルモンバランスの乱れで起きることがあるので、
ストレス過多な子育ての時期は注意してください。

また、コーヒーや緑茶に含まれるカフェインは、血管を収縮する作用があるため
痛みが本格的にはじまる前に飲むと、軽減される可能性があります。
ただし、過剰摂取に注意してください。

また、アルコール飲料は血管を広げる作用があるため、
片頭痛が気になる方は避けるようにしましょう。

>ストレス過多な状況では緊張型頭痛にも注意

頭をぎゅーっと締め付けられるような頭痛が緊張型頭痛です。
ストレスによって心身が緊張することで血液の循環が滞り、
それによって筋肉内に老廃物がたまり、神経を刺激することで痛みが起きます。
性格的に完璧主義という方は、身体が緊張しやすいため注意してください。

なお、緊張型頭痛の起こり方は片頭痛と逆で、血管が狭まるために起きます。
そのため、身体を温めて痛みを和らげるのが基本の対処法です。
緊張型頭痛が頻繁に起きる方は、お風呂に入って身体を温めたり、
ストレッチで血流を促すようにしましょう。

『そんな時間はない』という場合は、レンジでチンした蒸しタオルを
首の後ろ等にあてることでも効果が実感できるはずです。
また、長時間同じ姿勢でいることで、頭痛が起きやすくなるため
日々の子育てでなるべく同じ姿勢をとらないように心がけましょう。

●辛い時は無理せず病院へ

頭痛やめまいといった症状が出ている時は、身体がSOSを発している状態です。
この時に無理をしてしまうと、のちのち本格的に体調を崩してしまうかもしれません。
下手をすると、心の風邪と言われるうつ病を発症してしまう可能性もあります。
『みんな頑張っているんだから私もできるはず』と思わずに、
辛い時は無理せず病院に行き、薬を飲んでしっかりと休みましょう。

●まとめ

子育てストレスが原因で起きる頭痛の種類とその対策についてまとめました。
寝不足からくる頭痛はもちろん、緊張型頭痛や片頭痛も、
ストレスで起きる可能性があります。
あまりひどい場合は、無理をせずにお医者さんにかかりましょう。

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