子育てと仕事どちらが大変?→どちらも大事!互いをねぎらう気持ちを持って

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仕事と子育て、どちらが大変なのでしょうか。
立場や年齢、子供の性格などにもよるため、一概に比較することはできませんが、
どちらかというと、子育ての方が大変だと言われがちです。

極論ですが、仕事の場合ミスすれば収入が断たれてしまいますし、
子育ての場合、ミスをすれば子供を死なせてしまうというプレッシャーにさらされます。

どちらが大変だと決めつけるのではなく、どちらも大変なのだと理解して、
互いをねぎらう気持ちを忘れないようにしましょう。

●専業主婦の割合は?

総務省が行った平成29年の就業構造基本調査を基に、20~64歳の現役世代の夫婦において
専業主婦の割合を見てみると、約25%でした。
従って、残りの75%は兼業主婦ということになります。
なお、この割合は、パートや派遣社員など、非正規雇用も含んでいます。

●それぞれが大変だと思う理由はプレッシャー?

仕事と子育て、それぞれが大変だと感じる理由は何でしょうか?
子育ての場合は、自分の行動が子供の命や人格形成を左右するというプレッシャーにあり、
仕事の場合は、自分のミスで他者に迷惑をかけ、職を失い、
家族が路頭に迷うかもしれないというプレッシャーにあると考えられます。

ただしこれは、子供の大きさや会社での立場、自分の性格や周りの環境などによって
変わってくるでしょう。

●仕事の方が大変という理由は?

仕事のストレスは、会社での立場によって変わってきます。
多くの部下を抱えている人ほど、失敗への恐れや、一家の大黒柱としての責任を
感じていることでしょう。

自分の失敗で家族が路頭に迷うかもしれないと思うと、
上からの重圧や下からの突き上げ、取引先との力比べにも負けず、
成果を出せるように頑張らなくてはなりません。

気に入らない人間に頭を下げる必要も出てくるでしょうし、
通勤時間や勤務時間の長さに、体力を削られることもあるでしょう。
それが、仕事の方が大変だと言われる理由になります。

またこれは、日本全体の問題ではありますが、拘束時間の長さも
仕事が大変と言われる原因です。ほとんどの企業で勤務時間は8時間に設定され、
個人事業主や一部の企業を除いて、コアタイム制や時短勤務、育休は歓迎されません。

●子育ての方が大変だと言われがちなのはなぜ?

仕事も子育ても大変なのに変わりはありませんが、
どちらかというと、子育ての方がつらいと言われることが多い理由は、
以下の6点にあると考えられます。

1.気を抜く暇がない(休憩時間や休日がない)
2.感謝されることが少ない
3.成果物が見えない
4.すべてが初めてのことばかり
5.自分のペースで進めることができない
6.同時に家事もこなさなければならない

特に子供が0~2歳の頃は、意思疎通が難しく、感情のコントロールもうまくできません。
かといって、放置するわけにもいきませんし、へとへとになりながらお世話をしても、
誰にも感謝してもらえません。それどころか、できて当然といわれることすらあります。
このことが、子育てを大変だと言わせていると思われます。

●仕事と子育て、それぞれの良いところとは?

大変なところばかりではなく、良いところを見てみましょう。
仕事と子育て、それぞれに良い面があります。

>仕事の良いところ

・週1~2回は決まった休みがある
・ある程度は自分のペースで仕事ができる
・他人の命を預かっていわけではないし、警察に捕まるわけでもない
・給料という成果物を得られる

>子育ての良いところ

・通勤の時間はとられない
・ある程度子供が大きくなれば、自分の時間を作ることもできる
・気の合う友達や、両親に手伝ってもらうこともできる

●どちらも大変!互いをねぎらう気持ちを忘れないで!

『仕事と子育て、どちらが大変か?』という問いの答えを出すことは無意味です。
どちらが欠けても、平穏な生活がなくなってしまいます。

75%の家庭が共働きとなった今、夫婦二人で子育てと仕事を行い、
互いをねぎらう気持ちを忘れないことが大事です。

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