3歳児の子育てが大変な理由!反抗的な態度は『魔の2歳児』以上!?

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「魔の2歳児」と言われるように、2歳児のイヤイヤ期が大変なのは
一般的に知られているところです。

とはいえ、実は3歳児もイヤイヤ期の真っ最中です。
イヤイヤのピークは過ぎたとは言え、2歳の頃より言葉も身体も発達して
自我が芽生えている分、わがままや反抗的な態度はよりパワーアップしています。

3歳児の子育てでは、言葉の発達に惑わされずに、余裕をもって、
親が共感の気持ちを示してあげることが大事です。
また、選択肢を絞った上で、子供に選ばせる手も有効です。

●3歳児の子育てが大変と言われる理由

3歳児の子育てでは、2歳児とは違った大変さがあります。
少し前まで言葉もおぼつかず、おもちゃの貸し借りや滑り台の順番を
守れなかった状態から、社会性が身につき、自分と周りの人の区別が
つけられるようになります。

また、自我がはっきりして、理解力もついてくることから、
反抗的な態度に拍車がかかって、余計にイライラさせられます。
このような3歳児の行動を、発達心理学では「自己主張的行動」と言います。

ただし、脳の発達が未熟なため、相手がどう思うのかを考えて
発言することまではできません。そのため、生意気な態度と言葉に
親はイライラさせられてしまうのです。

●3歳児はどんなことができる?

基本的な生活習慣が身につき、「やりたい」「やりたくない」という自己主張を、
言葉でしっかり伝えられるようになる時期です。
靴を履けるようになるだけでなく、前後や裏表をあわせながら服を着替えたり、
拙いながらも歯みがきできるようになります。
(ただし、左右の概念がはっきりするのはもう少し先です)

●3歳児に対応する時の基本的な心構え

自分でできることが増えるのが3歳児ですが、もちろん大人よりも
ずっと時間がかかります。余裕をもって見守る姿勢が大事です。
言葉も良く理解できているので「急いで!」や「早くしてよ!」と言った
言葉は使わないようにしましょう。より反発されてしまいます。
「こういう風にするといいよ」という、アドバイス的な言葉は有効です。

ただしその前に「ここは難しいよね」と、子供に共感してあげると、
反発されてもその強さはぐっと低くなるはずです。

また、子供に選択権をゆだねる手も有効です。
「あの柄の服が着たいのに!」と、洗濯途中の服の話をされた場合は、
「着たかったんだね。でも、少し汚れていたからキレイにしているところだよ。
この服とこの服もかわいいと思うんだけど、どっちがいいかな?」と
選ばせると、意外とスムーズに決着することがあります。

●今は昔の「3歳児神話」!周囲のサポートをうまく使おう

女性は結婚したら家庭に入るのが一般的だった少し前の日本では
「3歳までは生みの母が子供につきっきりで子育てをした方がよい」
と言われていた時期がありました。母親が就労して育児に専念しないと、
情緒不安定な子供に育つと言われていたのです。

もちろん、この考えは今では否定されています。
子供の脳は、色々な人とふれあって刺激を受けることで、発達していきます。
母親だけではありません。保育園の先生や周りの子供と接することで、
子供の成長を促すことができるのです。

ですから、子育てが大変だと感じたら、迷わず周りの手を借りましょう。
親やパートナーの他にも、一時保育やファミリーサポートなどを使って、
子供の面倒を一時的に見てもらうことができます。
また、無料の電話相談を活用しても良いでしょう。

●まとめ

3歳の子育てが大変と言われる理由についてまとめました。
言葉の数がぐんと増え、意思疎通が図れるようになると、
理由をつけて反発してくるようになるのがこの頃です。

とは言え、脳の発達はまだ未熟ですので、同じ土俵で喧嘩したのでは火に油です。
とはいえ、上から目線も禁物ですから、子供に共感するとともに、
やりたいことを手助けしてあげるようにしましょう。
そして、たまには他の人の手を借りて、息抜きすることも大事です。

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