子供の習い事の辞め時はどう考える?進級時や目標を達成時などが最適!

スポンサーリンク


子供が習い事を始める時は、何を学ばせたいのか、場所はどこか、
費用はどれぐらいかかるかなど、色々な情報から決めるのが一般的です。

ですが、辞め時は何を基準にすればよいのでしょうか?辞め時として
使いやすい区切りは主に4つあります。

1つ目は「予定していた期日を迎えた」、
2つ目が「目標が達成できた/なにかの成果が得られた」、
3つ目が「親だけが楽しんでいて子供が楽しめなくなった」、
4つ目が「それ以上にやりたいことが見つかった」です。

この4つ以外では、家庭の事情や人間関係の問題などもあります。
注意したいのが、習い事を無理に続けさせることにより、
子供が今まで培ってきた自信を失ったり、劣等感を植え付けたりしないように
することです。

●辞め時その1:予定していた期日を迎えた

進級や進学時は、習い事を見直すには良いタイミングです。
授業数や部活動の関係で、習い事の時間が取れなくなることも多く、
無理に続けさせることによって子供の心身に負担がかかる可能性があります。

ただ、人間関係を含めて子供がその習い事を学校等の息抜きに
使えるようであれば、続けさせたほうが良いでしょう。

●辞め時その2:目標が達成できた/なにかの成果が得られた

なんとなくめんどくさい、やる気が出ないと言った時に使います。
ただし、上達が見込めないからやる気が出ないのか、
やる気がないから上達が見込めないのか見極めは必要です。

そのままやめさせてしまうと、面倒なことから逃げてしまう癖がついてしまいます。
このような場合は、「〇級合格」や「〇か月後の発表会まで」もしくは
「1学期の終了まで」など、親子で話し合って具体的に辞め時を定め、
その時までは続けさせるようにしましょう。

●辞め時その3:親だけが楽しんでいて子供が楽しめなくなった

子供よりも自分の入れ込みようが大きく、いつまでたってもそれが逆転しない場合、
子供はやめたいと言い出せなくなっていることがあります。

ある程度達成感が得られるまでは続けさせたいところですが、
子供が初めからやりたいと思っていなかった場合は、無理に親の意見を
押し付けずに辞めさせたほうが良いでしょう。
最悪の場合「親は私を見てくれない」と殻に閉じこもってしまう可能性もあります。

●辞め時その4:今の習い事以上にやりたいことが見つかった

自分でやりたいと言い出して始めた習い事でも、年齢と共に興味が別に
移っていくのはよくあることです。初心を貫くことは大事ですが、
習い事にはお金がかかります。子供が別のことに興味を持ち、
今の習い事を全く楽しめなくなってしまった場合は、
休会させるか辞めさせるかしたほうが良いでしょう。

ただし、次の習い事もすぐ飽きてしまう可能性があるので、
次の習い事は「〇級合格まで」や「1年間」などと、目標を立てて
始めることをおすすめします。

●親の都合で辞めなければならない時はどうする?

なるべく避けたい事態ではありますが、送迎問題や費用など、
親の都合で子供の習い事をやめてもらわなければならないこともあります。
そのような場合は、言い訳をせず、子供に正直に理由を説明しましょう。

子供相手に詫びたり、理由を説明したりすることに抵抗を感じる人も
いるかもしれません。けれど、親が先に子供に隠し事をしてしまうと、
子供はその姿勢を学んでしまいます。

●習い事を始める時は辞める時のことを考えて始めること

習い事は始める前に「どこまでやったらやめるか」ということまで
決めておきましょう。できるだけ目標は近いところから始めるのがおすすめです。
達成感を得られやすくなります。
「まずは半年」など、始める前に子供と意識を共有するようにしましょう。

●まとめ

習い事の辞め時について考察しました。
習い事は始める前よりも辞める時の方がはるかに重要です。
習い事を無理に続けさせることにより、子供が今まで培ってきた自信を失ったり、
劣等感を植え付けたりしないようにしましょう。

親が先走ることなく、子供とコミュニケーションをとりながら、楽しく習い事を
続けていく環境を整えることが大事です。

スポンサーリンク


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です