子育てにおける叱り方のポイントは?してはいけない叱り方もご紹介!

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子育ては、できるだけ楽しくやりたいものですよね。
けれど、子供が年齢を重ねるにつれて、そうも言ってはいられなくなります。
子供が危険を冒したときや、いたずらをしたときには、
しっかりと叱る必要があります。そんな時にも笑顔で対応していたら、
子供は間違ったことを常識として覚えてしまいます。

「褒める」と「叱る」をバランスよく使い分けることが必要です。
それでは子供の叱り方にポイントは、すぐに叱ること、叱る前に
共感すること、叱りすぎないこと等です。

また、本当に危険なことをした場合は、
感情をこめて叱りつけても構いません。親も人間です。
そして、親が間違っていることに気づいたときは、
率先して子供に謝るようにしましょう。

●子供を叱る時のポイント

>叱るのは行為の直後に

危ないことをした時や、何かを傷つけてしまった時は、
その都度すぐに叱るようにしましょう。
時間がたつと自分がやったことを忘れてしまいます。
叱る時は、行為のすぐ後に、目を見て短く伝えることが大事です。

なお、だらだら叱っても効果は上がりません。
子供は集中力が短いので、叱る時間は長くても5分が限度です。

>叱る前に共感を

実は、頭ごなしに「ダメだよ」と伝えても子供には伝わりません。
一度は「投げてみたかったんだね」などと、子供の気持ちに共感して
あげてください(命の危険があった場合は別です)。

共感が難しい場合は、子供の行動を言葉にしましょう。
その上で「でもこうしてしまったら、おもちゃが壊れて遊べなくなるから
ダメだよ」などと、理由を添えて、ダメなことを教えてあげましょう。

>いつも叱ってばかりの人は気を付けて

いつも叱っていると、それが当たり前になって、内容が頭に入らなくなります。
また、叱ることがパターン化していると、親の反応を見て、隠れてやったり、
もしくは逆にもっとやってみようと考えてしまうこともあります。

そういう時は、自分以外の人に叱ってもらったり、叱る頻度を下げて、
叱った時の効果を高めるように工夫しましょう。
叱る頻度がどうしても下がらない場合は、
代わりに褒める頻度を上げるようにしてみてください。

>本当に危ないときは短く感情をこめて

道路に飛び出したりして、命の危険があるような行為をした場合には、
感情的に叱り飛ばしてしまっても問題ありません。
子供の心に「これはやってはいけないことだ」とインプットされます。
ただし、ねちねち叱ると逆効果なので注意してください。

>叱られた理由を自分の言葉で説明させる

叱られた理由が分からないままでは、同じことを繰り返してしまいます。
なぜ叱られたのか、自分の言葉で説明させるのは、親と子供の理解を
共通化する上でも重要です。

●子供を叱る時に気を付けたいこと

>良いところは褒める

子育てで大事なことは、褒めることと叱ることをバランスよく行うことです。
どちらも偏りすぎると、健全に子供が育つことができません。
叱ることは大事ですが、改善した後はちゃんと褒めてあげましょう。
子供の自信をつけることにもつながりますし、
褒めることで自然と叱る頻度も下がってくるはずです。

>親が間違っていたら謝る

親といえども間違う時はあります。
そのようなときは、率先して子供に謝るようにしましょう。
ごまかしたり、開き直ったりすると、子供の信頼を失うばかりか、
子供自身が親の行為をまねてしまうようになります。

●やってはいけない叱り方

>誰かと比較して叱る/人格を否定する

誰かを比較対象に出して叱ることはやめましょう。
叱る対象はあくまでも子供がしてしまった行為に対して行うべきです。
また、人格を否定するような言葉で叱るのはNGです(
だからあなたはダメなのよ、産まれてこなければよかった、など)。
たった一度と言えども、子供が自信を喪失してしまいます。

>両親が一緒になって叱る/親の都合で叱る。

両方の親から叱られると、子供の逃げ場がなくなります。
どちらかがフォローに回るか、見守るようにしましょう。
また、疲れているからと言って八つ当たりはいけません。
後で後悔するのは自分です。

●まとめ

子供の叱り方のポイントをまとめました。
なるべく叱らずに過ごしたいと思うかもしれませんが、
子供の数だけ個性があります。愛情をこめて叱るのは、
決して悪いことではありません。あまり肩ひじを張らずに、
子育てを頑張りましょう。

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