パパの子育ての悩みって何?パパの関わり合いの有無で子供の社会性に差?

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パパはどの程度子育てに関わっていますか?
小学館が実施したアンケートによると、
平日、パパが子育てに関わる時間は「1時間から1時間半」が最多となりました。
とは言え、子育てについて悩みを抱えるパパが約半数にのぼるのを見ると、
育児に無関心というわけではありません。

なお、パパが子育てに積極的に参加してきた家庭では、
3歳になった時点で子供の社会性に差があると言われています。

●パパと子供が一緒に過ごす時間についてのアンケート

>小学館が実施したアンケート

小学館が発行する幼児雑誌「ベビーブック」において、
2019年に読者1000人に対する子育てアンケートを実施しています。
質問内容は「一週間のうち、父親が子供と一緒に過ごす時間は、
平日で平均何時間ぐらいですか」というものです。
なお、子供の年齢は、1歳が487人、2歳が406人、3歳が107人となっています。

>パパの平日スケジュールから子供と過ごす時間を予想

パパの仕事スタイルは、仕事内容や勤務場所によって異なるため
一概には言えませんが、子供と過ごす時間の一例をご紹介します。
朝6時半に起きて8時頃に家を出て、帰宅が20時頃になるパパを仮定しましょう。

3歳未満の子供は一般的に20時すぎには寝ていると考えられるため、
子供と触れ合う時間は朝起きてから出勤するまでの1時間半、
帰宅した後の30分ほどになると考えられます。

>アンケート結果

アンケート結果を見てみると、最も回答数が多かったのは
「1時間から1時間半」の20.8%でした。
また、僅差で次に多かったのが、「2時間〜2時間半」です。
その次が、「3時間〜3時間半」「4時間〜4時間半」と続きます。
この結果を見る限り、パパは家にいる間、
子供と積極的に関わっている様子がうかがえます。

●パパは実際にどの程度子育てに関わっているの?

小学館は別のアンケートで、実際にパパたちがどのぐらい子育てに
関わっているのかを調べていますので、その内容もご紹介します。

>子育てに積極的なパパは約3割

アンケートの回答者数が出ていないので詳しいことは分かりませんが、
父親主体で子育てしている家庭は5%、
率先して子育てをしている家庭は23%
なるべく子育てに協力しようとしている家庭は59%ということでした。
率先して子育てに関わるパパは、3割未満とまだまだ少数であることが分かります。

>パパは約半数が子育てに悩みを抱えている

同じアンケートにおいて、子育てについてのパパの悩みも訪ねています。
まず、子育てに悩みが「ある」と答えた割合は52%、
逆に「ない」と答えた人は25%でした。
その他は「どちらともいえない」というあいまいな回答です。

●パパの悩みって具体的にどんなもの?

具体的な悩みを見てみましょう。

>子供についての悩み
・学力が上がらない、自発的に勉強しない
・すぐにキレる、生意気、反抗的、だらしない

>自分についての悩み
・忙しくて構えない
・学費に関する心配がある
・正しい教育方針が分からない

>対ママに関する悩み
・妻が過保護すぎる
・教育方針が妻とあわない

●パパが子育てに参加することで何か良いことがあるの?

パパが育児に参加しなくても、ママに任せればよいという意見はあるでしょう。
ただ、日本の国内及び海外において、パパと子供の関わり合いの有無で、
3歳になった子供の社会性の発達に差が出るという調査結果が出ています。
(パパが育児に関わった方が、子供に社会性が身につく)
ここでいう社会性とは、友達の作り方や友達にどのように話せば
自分の意見が伝わるかなど、他者に対する思いやりで測られています。

パパとママが同時に子供と関わることで「大人の意見はすべて同じではない」と知り、
人によってどういう態度をとるのがふさわしいのかを考えるようになります。
(なお、この社会性は幼稚園や保育園などで育むこともできます)

●まとめ

子育てに関するパパの関わり方、そしてパパの悩みについてまとめました。
子育てに積極的に関わるパパは、日本ではまだまだ少数派といえそうです。
とはいえ、子供に対して無関心なわけではなく、
子供の将来などについて悩みを抱えているパパが多いのもまた事実です。
子供の社会性を育むためにも、パパは積極的に子育てに関わった方が良さそうです。

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