子供の習い事の送迎は負担?4割以上が送迎を理由に避けた経験あり!

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子供が習い事を始めると同時に考えなければならないのが送迎の問題です。
実際のところ、月謝よりも送迎が問題になって子供に習い事を諦めてもらった
というご家庭も多くあるのではないでしょうか。

これを裏付けるように、ベビーシッターの大手キッズラインが行った
アンケートによると、送迎がネックで4割以上の家庭で習い事を始められなかった
経験があると答えています。

送迎の負担を減らすためには、送迎バスのある習い事に変える、歩いて行ける
範囲の習い事にする、オンラインの習い事に変える、夫に協力を仰ぐ、といった
意見がありました。

●「子供の習い事に関するアンケート」調査結果。
8割近く送迎が負担と回答!

ベビーシッターマッチングアプリの大手キッズラインが行ったアンケートです。

>調査期間:2018年6月8日6月11日
>調査対象:子育て中の女性169名、男性7名
>就労状況 共働き世帯-70.5%、片親のみ就労世帯-23.3%、ひとり親世帯-6.2%
>調査方法:インターネットによる回答

「習い事をさせていて、負担に感じることはなんですか?」という質問に対し、
最も割合が高かったのが「送迎や付き添いが大変」という回答で、
77.5%という高い割合でした。

次点の回答は「費用がかさむ」で、55.9%でした。
また「送迎がある習い事をさせている場合に送迎を大変だと感じますか?」と
聞いたところ、84.8%の人が「はい」と答えています。

さらに「送迎がネックで習い事を始められなかった経験はありますか?」と
聞いたところ「はい」と答えた人の割合は42.6%にも上っています。

●送迎の何が大変なの?

>そもそも遠すぎる

電車やバスを使う場合、乗り換えを含めると片道30分程度かかることは
ざらにあります。習い事の時間が1時間だとしても、送り迎えを含めると
合計2時間かかるので、負担に思うのは当然です。
また、自転車などで送り迎えをしている場合、雨ふりの送迎や、
下の子を連れての送迎が負担という声もあります。

>兄弟でクラスが異なるため無駄に待ち時間が長くなる

特に兄弟がいる場合に多いのですが、同じ習い事をしていても時間帯や曜日が
異なる場合があります。
下の子を連れて何度も往復を繰り返したり、待ち時間が長くなったりすること
があるため、家事に割ける時間が減って
負担になるようです、

>送迎途中で別のものに興味が移るので連れていくだけで大変

公園の滑り台や自動販売機が目に入ることで、習い事のことを忘れて
「おなかがすいた!」「公園で遊ぶ!」と言いだすことがあります。

親は習い事の開始時間に間に合うように行動していますから、
イレギュラーな対応を迫られると余計に疲れてしまいます。

>ほかのママとの距離感

待ち時間が長い場合、ほかの保護者の方とコミュニケーションを
とらなければならないことがあります。特にチームプレイの協議で
あればなおさらです。
こうした気遣いも送迎の負担の一つと言われています。

●送迎を楽にするためにできること

子供が楽しく習い事を続けるためにも、親が無理なく送迎を続けられることは
大変重要です。送迎ストレスをなくすために、各家庭で工夫していることが
挙げられていましたので、ここでいくつかご紹介します。

・徒歩で通える範囲の習い事を選んだ
・送迎バスのある習い事に変えた
・習い事の回数を減らした
・習い事をオンライン化した
・夫にも送迎を頼むようにした

この中でも、習い事のオンライン化は、近くに教室がない場合でも
気軽に習い事を始めることができるのでおすすめです。
昨今の新型コロナウィルスの影響から習い事の種類も豊富になり、
歌やダンス、楽器までさまざまなものがあります。

お子さんが興味を持つものが見つかれば、試しに一度レッスンを受けてみましょう。
また、習い事の送迎は主にママが行う場合が多いようですが、
子供の親はママとパパ、ふたりいるのです。

「習い事の金を出しているから手は出さない」などという夫がいたら、
送迎前後のスケジュールやそれによって影響を受ける家事を具体的に書き出して
(料理の時間が●分削られるので1品減る等)一緒に改善点を探るようにしましょう。

●まとめ

子供の習い事の送迎ストレスとその改善方法についてまとめてみました。
子供が楽しく習い事をしているならば、親はなるべくそれに付き合ってあげたいですよね。

ただし、送迎の負担は大変なものです。誰が我慢するのではなく、周囲の協力を仰いで
家族総出で取り組むようにしましょう。

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