子供が習い事をしてない/させていないことによるメリットデメリットは?

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子供の習い事は旅行のようなものと考えるとしっくりきます。
必ず必要ではないけれども、人生の視野を広げるために有益だということです。
習い事はあくまで人生におけるオプションであり、必要不可欠なものではありません。

習い事をしてない/させていない家庭も、そのことに対して引け目を感じる
必要はありません。習い事をしていないことにより、費用や時間に余裕が生まれ、
生活リズムが整えやすくなるのは間違いないでしょう。
ただ、デメリットとして人間関係が広がりにくい、自信をつける機会が減るなど
が考えられます。

●習い事をしないことによるメリット

>空き時間で色々なことができる

習い事は準備や送り迎えの時間も含めて最低1~2時間の空き時間が必要です。
それらの時間が丸々あくのであれば、自分の好きなことを見つけたり、
親や兄弟とコミュニケーションをとったりするのに使うことができます。
家の中で料理を学ぶのも良いですし、じっくり学校の課題に取り組むのも良いですね。

>お金がかからない

習い事にはお金がかかります。ひとつの習い事に対して月5000円程度と考えても、
積み重なってくると大きな出費です。金銭的に余裕がある家庭の場合は構いませんが、
そうでない場合はなかなかに大変です。費用に対する効果を期待しすぎて、
親が子供に過度の負担を強いてしまうことも考えられます。

お金の余裕は心の余裕にもつながります。どうしても子供が習い事を
してみたいと言うならば、まずは無料の市民サークルを活用してみるのも
良いのではないでしょうか。

>生活リズムが整えやすい

習い事は毎週同じ時間を空けておく必要があります。掛け持ちしている場合には、
更にスケジュール管理が大変になるでしょう。学校で出された宿題をこなすのは
どうしても後回しになりますし、食事の時間がずれたり、寝る時間が遅くなったりする
可能性もあります。

習い事がなければ、ある程度決まった時間にご飯を食べたり
お風呂に入ったりできますので、生活リズムは整いやすいと言えるでしょう。

●習い事をしないことによるデメリット

>人間関係が広がりにくい

習い事をしていないと、人間関係が園や学校、家庭の中に限られてしまいます。
特に核家族化が進んでいる現代では、自分の気に入った相手としか付き合う
機会がないため、どうしても人間関係は広がりにくくなります。

子供がそれで満足しているようなら構いませんが、年齢や育った環境が異なる
学校外の友人が、人生を豊かにしてくれる手助けになるのは間違いありません。

また、習い事によってはチームワークや礼儀作法が必要になる場合もあります。
いつもと違う環境で人間関係を作る機会が失われるのは、デメリットと言えるでしょう。

>自信をつける機会が減る

習い事の多くは課題をクリアしていく必要があります。
初めは全くできなかったことができるようになるだけでも、
子供に自信を与えることができます。この機会が失われてしまう可能性を考えると、
習い事をしないのはデメリットになるでしょう。

>教育現場で不足している学びを足すことができない

現代の子供は体力低下が著しいと言われています。室内に閉じこもらずに、
外遊びをしてほしいところですが、スマホゲームやネットに慣れた刺激脳では
単純な外遊びはすぐに飽きてしまいます。そういう意味では、
運動系の習い事をさせることで強制的に身体を動かすことができます。

また、理解が追い付かない/学んでみたい分野を補足するために
習い事を使うこともできるでしょう。

●まとめ

習い事は必須ではありません。子供の性格もありますし、
費用や送迎などの問題も含めて家庭ごとで決めるべきです。

ただ、習い事をしてない/させていない場合は、そのメリットとデメリットを
しっかりと考えておきましょう。

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