スポンサーリンク
子育てに関する悩みは尽きることがありません。
新生児には新生児の、中学生には中学生の悩みがあります。
それでは、小学生の子供に関する悩みには、どんなものがあるのでしょうか。
ここでは、子育てサイトに寄せられた小学生ママの相談のうち、
「言うことを聞かない」「勉強しない」「友達関係が良くない」という
3つの悩みについて、考えられる原因と合わせてご紹介します。
●小学生のママからの相談にはどんなものがある?
子供は親の持ち物ではありません。別の個人です。
とはいえ、どこに出ても恥ずかしくないように、
しっかりしてほしいと思うのが親心です。
ここでは、小学生のママの悩みで多い、
3つの相談について原因と共に考察してみました。
その1:子供が親の言うことを聞かない
その2:勉強をしない
その3:友達関係がうまくいかない
●言うことを聞かない!
>原因1:親の言いたいことが伝わっていない
夫婦であっても、親子であっても、「伝えたいことを伝える」のは困難です。
必要最低限のことしか伝えていないという場合は、
なぜそれが必要なのか、指示だけではなく理由を説明しましょう。
「伝えたつもり」で終わらせず、きちんと子供の目を見て伝えた上で、
可能であれば、伝えた内容を繰り返してもらうようにしましょう。
>原因2:子供扱いしすぎて反発されている
「あなたは子供なんだから」と子供の意見をスルーすることはありませんか。
子供の自立心が高まってくると、反抗的な態度となって表れることがあります。
その場合は、子供にどのように接してほしいか、きちんと意見を聞くようにしましょう。
>原因3:一方的に叱ってばかりでうんざりされている
近頃は褒める子育てが脳にいいと言われていますが、叱ることも大事です。
とは言え、一方的に怒鳴りつけるのはNGです。
感情と切り離せるまで一呼吸置いてから、なぜダメなの理由と共に叱りましょう。
また、叱るのと同等以上に大事なのが、褒めるという行為です。
叱ってばかりという方は、子供の良い点をほめる癖をつけるようにしてください。
>原因4:自信を喪失している
子供が常におどおどして、叱られても同じことを繰り返す場合は、
何をやってもダメだと思い込んで、自信を喪失しているからかもしれません。
大げさに褒めるよりも「こんなことができるじゃない」と
子供の良い点を伝えてあげる習慣をつけるようにしましょう。
●勉強してくれない!
>原因1:勉強よりも楽しいものがある
親だって、スマホやテレビに夢中になってはいませんか。
子供が小さいときは特に自制心が弱いため、目に映る範囲に楽しいものがあると
それに意識が奪われてしまいます。
好きなことをやる時間を子供と協議して決めた上で、
親も含めてテレビや携帯のない部屋で勉強する時間を取りましょう。
>原因2:親が注意する
いつも親が「勉強しなさい!」と言っていると、子供はやる気をそがれてしまいます。
親ができることは、勉強は楽しいものだと教えてあげることだけです。
親自身が勉強を苦しいものだと感じている場合は、
その気持ちを変えるためにどうすれば良いか考えるようにしましょう。
料理や工作が好きなら、そこに算数や理科の反応を足しても良いでしょう。
絵を描くのが好きなら、書くことに加えて、
他者の作品を分析してみるのも良いでしょう。
●子供が人間関係で悩んでいる
>原因1:親の過保護
子供が友達と良好なコミュニケーションをとれない理由の一つに、
親の過保護が挙げられる場合があります。
子供が小さなころ、やりたいことを口に出す前に
親が先回りして問題を解決していたという人は、注意してください。
このタイプの子供は、気持ちを伝える経験が不足しているため、
友達から話しかけられても、うまく答えることができません。
>原因2:協調性がない
同じことをするのがイヤ、という気持ちは、だれしも多少は持っているものです。
ただし、ルールを守ることや、相手の気持ちを考えることの大切さを
理解できていない場合は、学校とは別に学ぶ機会を設けたほうが良いかもしれません。
最もおすすめなのはチームスポーツです。
それが難しい場合は、自宅で本を読んで、登場人物ははどう感じているか、
あなただったらどういう行動をとるか、親子で話し合う機会を設けると良いでしょう。
この時、出た意見を絶対に否定しないのがポイントです。
●まとめ
小学生の子育ての悩みについてまとめました。
子供にはそれぞれ個性があり、他人を変えることは親であってもできません。
まずは自分の言動を見直して、良い親子関係を作りましょう。
スポンサーリンク
コメントを残す