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子供の寝かしつけに四苦八苦、常に寝不足でイライラしている
…というママは意外と多いと思います。
子育てにおいて寝かしつけで苦労する人は多く、
「赤ちゃんは寝るものだ」という思い込みから
心無い言葉をかけられて傷つく人もいます。
産まれてすぐの子供は昼夜の区別が付かないのはもちろん、
子供に個性があるのと同じで、寝る子と寝ない子がいます。
とは言え、子供の寝かしつけにイライラしすぎて
親の生活に支障が出る場合は、頑張る前にお医者さんに相談しましょう。
●生まれてすぐの子供は昼夜の区別がない
生後1~2カ月の赤ちゃんの睡眠時間の合計は
1日14~17時間と言われています。泣くか・寝るかのイメージですね。
もともと赤ちゃんはお腹の中で時間間隔がないまま過ごしていますから、
外の世界に出てすぐに、24時間周期で行動しろと言っても無理な話です。
とは言え、親は子育て以外にもやることがありますので、
できるだけ夜中にまとめて寝てほしいところです。
なお、眠りホルモンと言われる「メラトニン」は、
生後1か月ごろから分泌が始まると言われています。
生後3~4カ月になると、夜5~6時間まとめて眠れる子も出てくるでしょう。
生後5か月を過ぎると、昼と夜の区別が付くようになりますが、
お昼寝が必要なくなるのは幼児期(3歳から6 歳ごろ)と言われています。
●「寝る子」と「寝ない子」がいる
産まれてすぐにミルクを飲むのが上手な子と、
飲むのが下手でお腹を減らして泣いてばかりの子がいるように、
子供の中にはもともと寝るのが上手な子と、下手な子がいます。
それらは個性でどうしようもない部分もあるので
あまりにも子供が夜寝なくて困る場合は、医師や保健師さんに相談して、
適切なアドバイスをもらいましょう。
赤ちゃんをしている親がイライラしていると、
コミュニケーションをとる先の赤ちゃんも不安定になります。
場合によっては、数時間だけでも他の人に預けて寝るのもおすすめです。
●寝かしつけても全く眠らない子供の場合
>まずはセロトニンの分泌を促す
寝つきが悪く、少しの音でも起きてしまう子供の場合、
まずは朝7時前後に日差しを浴びる生活を心がけましょう。
幸せホルモンと呼ばれるセロトニンは朝日を浴びることで分泌がスタートし、
血圧や体温が上昇して活動モードに入ります。
また、メラトニンはセロトニンの分泌から14時間ほどたってから分泌が開始されます。
セロトニンの分泌量が多いほど、メラトニンの分泌も多くなりますので、
眠りを深くしたい場合は、朝日を浴びることが重要になるのです。
>お腹をいっぱいにして周囲を真っ暗にする
大人でも、程よく疲れた後、お腹いっぱいになれば、
自然と眠たくなるはずです。
この時、スマホなどの明かりを使うと目がさえて眠れなくなってしまいます。
赤ちゃんも基本的には同じです。
ミルクを飲ませたら、お風呂に入って体温が下がり始める1時間後を目安に
徐々に周囲を暗くしましょう。眠る前には視覚刺激の少ない
淡い色のおもちゃや、落ち着いた音楽を使い、
「これから寝るんだよ」という合図を送ります。
そしてその後、できるだけ真っ暗な寝室へ連れて行きましょう。
>電池が切れるように倒れる子供には注意
眠る直前まで酷い興奮状態にあって(自分で止められない)、
毎晩電池が切れるようにパタリと眠りにつく子供の場合は
一度お医者さんに相談したほうが良いでしょう。
また、抱っこを必要以上にいやがる、視線が合わない、等
複数のことが気になる場合も、少し気を付けた方が良いでしょう。
低年齢では診断がつかない場合の方が多いのですが、
脳の機能的に外部刺激を受けやすい子供の可能性があります。
(もちろん、性格的に繊細な子供という場合もあります)
●まとめ
子育ての難問のひとつ、寝かしつけのイライラについてまとめました。
皆できているんだから…と思っても、子供にも親にも個性があることを
忘れないでください。
今の子育て世代は2割弱と、マイノリティーな分類に入りますから、
心無い言葉をかけられることもあるでしょう。
間違いを恐れず、周りを頼って子育てしていきましょう。
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