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子供の個性は千差万別です。
だからこそ、子育てに正解はなく、その子に合わせた育て方を
日々模索しなければなりません。
とは言っても、一人で抱え込むことができないのが子育てです。
義母や実母といった育児経験のある人々に、ヘルプを求めることもあるでしょう。
ですが、特に実母に対しては、遠慮のない関係だけに、
頼りになると感じる人も多い反面、
かえってイライラしてしまったという人も少なくないようです。
「母には感謝もしているけれど、子供を育てているのは私です!」と
しっかり伝えて、本など、根拠がしっかりしているものを使って
子育て情報をアップデートしてもらった方が良いでしょう。
●実母だからこそ!?イライラ体験談
実際のイライラエピソードをいくつかご紹介しましょう。
実母との対立は、思った以上にたくさんあるようです。
>子供はまだ?と遠慮がない
夫側の両親の場合、こちらに気を使って直接『子供はまだ?』と
言われることはなかったのですが(夫には言っていたようです)、
実母は遠慮がありませんでした。
『兄弟がいた方が良い』『早いうちに産まないと子育ては大変』など、
帰省のたびに言われます。
仕事の都合や保育園の状況などを説明しましたが、
一向に聞く耳を持ってくれません。今後は帰省を考えます。
>姉妹間の差を改めて認識
もともと毒親傾向で、妹の方をかわいがる両親でした。
とは言え、孫は孫として、子供が生まれて年に数回は顔を合わせる
ようにしていました。
ところが、正月の帰省で妹夫婦には家賃負担をしていたり、
子供のアルバムがあったり、子育てサポートをしていたりと、
孫の代まで格差があることが分かったため、
今後は気を使わないようにしようと思います。
>私の育児方針を尊重してくれない
「私の時はこうして子育てしたけど何ともなかった!」と言って、
歩道のない道路を一人で走らせたり、
アレルギーがあると説明している食品を食べさせたりと、
こちらの言うことを全く聞いてくれません。
また、入院中に夜更かしをさせてしまったり、
食べたいものだけを食べさせてしまっていたため、
たった数日で驚くほどわがままになっていました。
>里帰り出産でお金を請求された
産後の子育てが心細かったこともあり、実家に帰りました。
ですが、大きなおなかで家族分の選択や買い物、ご飯の準備をさせられた上、
1か月検診を終えて自宅に帰る際に、おむつ代や育児用品のほか、
こまごまとしたものまでお金を要求されました。
心細さをお金で買ったといえばよいのかもしれませんが、
里帰り出産のメリットは一つもありませんでした。
>夫の悪口を言われる
里帰り出産で自宅に帰ったのですが「パパに似ちゃだめよ」とか、
「パパの稼ぎが悪いからあなたも働かなくちゃいけない」と、
夫の悪口を言われたことにイライラしました。
●実母に子育て方針をアップデートしてもらおう
子育て論は、常に変化していきます。
今のパパ・ママが当たり前としていることも、
数年後には「ありえない!」と言われることもあるはずです。
実母には、今と昔の子育て論の違いを学んでもらうだけで、
イライラも減るのではないでしょうか。
ここでは、代表的な子育て方針の今と昔をまとめました。
昔:泣いた赤ちゃんをすぐに抱っこすると抱き癖がつくから良くない。
今:赤ちゃんは抱っこすることで信頼感や安心感を高める。
むしろ抱っこしたほうが、発達面に良い影響がある。
昔:頭の形が悪くなるのでうつぶせに寝せた方が良い。
今:うつぶせ寝は乳幼児突然死症候群(SIDS)を引き起こすリスクを高める。
昔:食事は大人と同じものを食べさせる。口の中でかみ砕いたものを与える。
今:虫歯が移るので食器も専用の物を使う。
昔:母乳よりもミルクの方が栄養価が高い。
今:ミルクも悪くないが、乳幼児突然死症候群(SIDS)を防ぐ意味で母乳推奨。
●お母さん、子供を育てているのは私です
親しき中にも礼儀あり、と言いますが、実母だからと言って、
赤ちゃんのママの子育て方針を、ないがしろにして良いことにはなりません。
「母には感謝もしているけれど、子供を育てているのは私なの」と
胸を張って実母と向き合えば、少しはイライラも収まるのではないでしょうか。
それでもイライラが収まらないのであれば、思い切って距離を置いた方が、
お互いのためになるかもしれません。
●まとめ
実母との子育て方針の違いにイライラされている方の体験談を中心にまとめました。
親しき中にも礼儀あり、という言葉を忘れないようにしましょう。
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