<男の子の子育て>反抗期の悩みは子育ての終わりが近いというサイン

スポンサーリンク


中学生にもなると、個人差があるものの、
男の子の身体はどんどんとたくましさを増してきます。

また、小学生の頃までは、ふてくされた態度で
反抗心を表していたのが、中学生にもなると
必要以上に声を荒らげたり、ドアを激しく閉めたりと、
威嚇するような態度をとってくることがあります。

こういった反抗期の悩みは、どのように乗り越えていくと良いのでしょうか。
親はまず、これはホルモン分泌と関係した身体の反応だと
理解することから始めましょう。

また、反抗的な態度が酷いからといて放置せず、叱るラインを決めましょう。
子供はいつか巣立っていくものですが、
15~20歳頃に現れる反抗期は、子育ての終盤戦で現れる成長のしるしです。

この時期を利用してたくさん失敗させてあげるのも、
親の務めと言えるかもしれません。

●反抗期の男の子と接する際に気を付けること

>ホルモンバランスについて理解する

声変りや思春期を迎えた男の子と接する上で大事なのは、
イライラするのは身体の成長が関係していると理解することです。

この時期には、成長ホルモンや性ホルモンと言ったホルモンが
大量に分泌されて脳を刺激するため、感情のコントロールが効きにくくなります。
それが破壊的な行動や、攻撃的な行動として表れるのです。
それが、人によっては性格が変わったように感じるのも当然です。

また、女性との接触を過度に嫌がったり、逆に興味津々になったりするのも、
この時期は良くあることと理解しましょう。

>子供に関心があることを伝え、ある程度放置する

反抗期が酷く、何を言っても聴かない場合は、
子供が冷静な時に「してはいけないこと」について伝えておきましょう。
(安全、他者への危害、他者を巻き込む嘘等)

そして、そのラインを越えない限りは、最低限の衣食住を確保した上で、
子供がしたいようにやらせてあげましょう。

ただし、決めたラインを子供が越えた場合は、厳しく叱ってください。
それによって、子供は親が自分に関心を持っている
(愛情をかけてくれている)と理解するのです。

>親は先回りしすぎない

反抗期には何もかも投げ出したくなることもあるでしょう。
ただし、やはり親は親です。
一人でお金を稼いで暮らしていくすべを身に着けていない子供を、
そのまま放り出すわけにはいきません。

ただし、親自身も一度自分の言動を振り返りましょう。
宿題やりなさいよ、忘れ物はない?など(忘れていたら持っていく)、
小学生に言うようなことまで口に出して、先回りしていませんか?

反抗期の始まりは、親離れ・子離れの良い機会です。
この時期にしっかり失敗体験を積ませてあげるのも、
親の務めと言えるのではないでしょうか。

●反抗期はいつまで?

子供の成長に必要なこととは言え、無視されたり、
乱暴な態度をとられる反抗期は憂鬱なものです。

ちなみに、反抗期はおおよそどのぐらい続くのかご存じですか。
人によって個人差はありますが、15歳~20歳くらいまでと言われています。

●悩みがある時はネットを活用するのも可

今まで親の言うことを聞いていた子供が、急に豹変したように見えるので、
親として悩み、苦しむこともあるかもしれません。
そのような時は「うちもだよ!」と、言ってくれる友人を見つけたり、
「生きてるだけでありがたい」と、幸せレベルを下げたりしながら、
乗り切っていきましょう。

身近な友人に相談しにくい場合はネットを活用するのも良いでしょう。
また、ポジティブに考える心の余裕があれば、
「子育て終了のサインだ!これから何をしようかな?」と
新たなことにチャレンジするのも一つの手です。

●反抗期がない子もいる

反抗期は親が成長する良い機会と言われることがありますが、
できればない方が良いというのが本音です。

なお、近年の子供は反抗期になる子が少ないと言われています。
昔に比べて一人っ子が増えたことや、子供の個性が比較的認められやすい
社会になってきたのが一因とも言われていますが、
正確なところは分かっていません。
とは言え、反抗期がないからと言って特に心配することはありません。

●まとめ

男の子の子育ての悩み、反抗期についてまとめました。
反抗期の訪れは、子育て終了のサインと言えるかもしれません。
ただ、なるべく激しくない方が、親としてはありがたいですね。

スポンサーリンク


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です