幼稚園のトラブルは起きて当たり前です!!

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子供を幼稚園に通わせている親は、
どのような悩みを抱えているのでしょうか。

ただ、初めに言っておきたいことがあります。

幼稚園は子供が初めて社会生活を営む場ですから、
トラブルは起きて当たり前だということです。

とは言え、子供に毎日「幼稚園には行きたくない!」と言われるよりは、
ニコニコ通ってほしいですよね。
仲の良い友達ができれば、毎日楽しく幼稚園に通ってくれるかもしれませんが
物事はそう簡単ではありません。

子供の性格によっては一人遊びが好きな子もいますし、
親が子供の言葉を代弁しすぎていると、友達作りが苦手になる子もいます。

また、口より先に手が出るタイプで、周りから敬遠される子もいますし、
園の雰囲気や他の子供とペースが合わず、友達ができない場合もあります。

何れの場合も、子供の様子をしっかり見定めて、
改善が必要な部分は根気よく言い聞かせましょう。
あわせて「あなたはそのままで良い」と受け止めてあげることも大事です。

●言語の発達が未熟でトラブルが起きるタイプ

>言葉が出るより先に手が出てしまう

子供の発達には個人差があります。
年少さんくらいであれば、言葉の発達が遅れている子と進んでいる子で
大きく差が開いているのも珍しくありません。

特に男の子の場合、脳の働きから女の子より言語の発達が遅いことが多いため、
お気に入りのおもちゃを取られたり、滑り台の順番を守れない子供がいた時に、
言葉で注意するより、叩いたり、噛みついたりしてしまうがあります。

1~2度なら良くあることと流されていても、
何度も続くようだと、避けられてしまうかもしれません。

>対処法:言葉が出るまで根気よく教える

手が出るタイプの子供に対しては、根気よく言葉の発達を促していきましょう。
「やめて」「貸して」が言えるようになるだけでも随分違ってくるはずです。

なお、子供に対して「自分も叩かれたら痛いと思うでしょう?」と教えるよりも、
「ママ(パパ)がお友達から叩かれていたらイヤでしょう?」と教えた方が、
より理解できると言われています。

また、お家で絵本を使って相手の気持ちに共感する力を養うのも良いでしょう。

●「あそぼ!」と話しかけられないタイプ

>引っ込み思案で親が代弁してしまう

遊んでいる友達の中に途中から飛び込んでいくのは、
大人であっても勇気がいるものです。

親が隣にいる時は「一緒に遊んでも良いかな?」
などとフォローしてくれていたのが、
幼稚園では自分で頑張らなくてはいけなくなるわけですから、
引っ込み思案な子供にとっては大仕事です。
そのため、話しかけることができずに友達がなかなかできません。

>対処法:親は少し子供と距離を置く

友達に話しかけるのが苦手なタイプの子の中には、
親が少し子供に構いすぎていたというパターンもあります。

2歳前後のイヤイヤ期の時は、「ん!ん!」と言われただけで
「このおもちゃを取ってほしいのね?」と、先回りして子供の感情や意図を
口に出してあげていたとしても、言葉が十分出てくるようになれば
親が先回りする必要はなくなります。

子供自身の口で「何がしたいのか」「どうしてほしいのか」を
伝えるように促してあげてください。
他の人に気持ちが伝えられるようになっても、
初めは大きな声が出しくいかもしれませんので、
親子であいさつの練習をしてみるのも良いでしょう。

●ひとりでも寂しくないタイプ

>ひとり遊びが大好き

子供の性格によっては、友達と遊ぶよりも、
ひとりで何かに熱中したいというタイプの子もいます。

何かに熱中できるのは素晴らしいことです。
人の目を見てきちんと挨拶する、という部分は礼儀として必要ですが、
無理に友達を作らなくても大丈夫でしょう。

>対処法:本人が困っていない限りは静観

性格的なものですから、本人が寂しがっていたり、
誰かの邪魔をしていない限りは、対処の必要はありません。

この時、親が「子供は他の子と遊ぶのが一番!」と自分の理想を押し付けると、
自己肯定感の低い子供になってしまうため、注意してください。

●周りのペースについていけないタイプ

>おっとりしていてペースが合わない

本人は友達を作りたいと思っていても、周りの子供とペースが合わずに
仲間に入っていけない場合もあります。

無理にペースが合わない友達と一緒にいると、
年齢が上がった時に使いっぱしりにされたり、
いじめの対象にされたりする可能性もあります。

まずは子供に、人の性格は千差万別で、友達が多かろうが少なかろうが、
その人の価値とは全く無関係ということを伝えましょう。

その上で、その子と友達になりたいのか、
友達がいなくて寂しいのかを聞き出してください。

>転園も視野に入れて

親にとって幼稚園は子供を預かってもらう場所という位置づけであっても、
子供にとっては「世界のすべて」ということもあります。

「その子じゃなきゃダメ」というわけでなければ、
転園も視野に入れてよいかもしれません。

●まとめ

子育ての悩みの一つ、子供の友達関係についてまとめました。
親はあくまでも子供の人生のサポート係です。
自分の価値観を押し付けず、子供の自己肯定感を育ててあげるようにしましょう。

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