わがままな子の子育ての悩みをどう解決する?対応例とポイントをご紹介

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子供が繰り返すわがままは、その裏に理由が隠れていることがあります。
とは言え、子育て中の毎日は、それほど時間の余裕がありません。
買い物を済ませたい、ご飯を終わらせたいと思うあまり、
わがままをいつも聞き入れてしまってはいませんか。

泣けば何とかなると考えていると、我慢できない子供になってしまいます。
まずは両親の子育て方針を一致した上で、子供がわがままを言ってきたら、
それを受け止めてあげましょう。

そして、聞き入れてあげられないことを伝えて、
我慢出来たらたくさん褒めてください。なお、わがままを言いそうなタイミングは
ある程度分かると思いますので、予防策も大事です。

●ほしいものは買うまで泣き止まない子供への対応例

おもちゃ売り場やお菓子コーナーを通り過ぎるだけで一大事という
お子様をお持ちの人は多いと思います。
この子の場合も、パパと買い物に行くと、ねだればすべて買ってくれるため、
それが癖づいてしまっていました。

ほしいものを買ってくれないとわかったら、
地べたに寝転んで泣きわめくようになってしまったのです。
そこで、両親は話し合いを重ね、教育方針を一致させたうえで
子供と接することにしました。

まずは出かける前に、今日はおもちゃを買わないことを約束させます。
気をそらすために別のおもちゃや、小さなお菓子でも良いでしょう。
ほしいと言い出したら、ぐずり始めの段階で「これが欲しいんだね。分かってるよ。

でも今日はお約束したから、我慢できるかな?」と約束を思い出してもらいましょう。
癇癪を起すと何を言っても聞き入れてもらえなくなるため、初めが肝心です。
そして、しっかりと我慢出来たらたくさん褒めてあげるのです。

初めから「ダメ!」と強く否定すると、心理学でいうブーメラン効果で
余計に反発してしまいます。まずは子供の気持ちを受け止めてあげましょう。

●わがままに対応する時のポイント

>両親の教育方針を一致させる

パパとママの子育て方針にばらつきがあると、子供はどちらを信用して良いのか
迷ってしまいます。わがままへの対処法についても同じです。
必ず夫婦で同じ対応をしてください。

>わがままの裏の気持ちを探る

特に、下の子ができた場合、上の子がわがままになる場合があります。
これは「私を見て」というシグナルです。子育てで忙しい中、
上の子に時間を割くのが難しい場合もあるかもしれませんが、
1時間だけでも構いませんので、上の子と二人っきりの時間を作ってください。
その時だけは、思い切りわがままを聞いてあげることをおすすめします。

>根負けしないように頑張る

子供は体力があります。どんなに頑張って説得しても泣き止まず、
「もうめんどくさいからどうでもいいや!」と放り投げたくなることもあるでしょう。
しかし、そこで聞き入れてしまうと、今までの苦労が水の泡です。
このような時は、落ち着くまで子供と物理的に離れることをおすすめします。

とは言っても、見えなくなるまで離れるわけにはいきませんので、数mで構いません。
可能であれば、その位置から泣きわめく子供の姿を動画で撮ってみましょう。
画面越しに見ると冷静になれますし、後で同じようなことが起きた時に
「この時よりはましだな」と考えたり、あとで子供と一緒に見ることができるからです。

>他の子供と比べて叱らない

子供を説得する時に「ほら、あの子はあんなに小さいのに我慢してるよ」という
言い方をしないようにしましょう。劣等感が植え付けられてしまいます。

>たくさん褒める

きちんと我慢出来た時はもちろん、それ以外の時も、たくさん褒めてあげましょう。
そして、褒める時に気を付けていただきたいのが、少し前のその子自身と比べて
あげることです。叱る時と一緒で、他者と比べないようにしてください。

●まとめ

子育ての悩み、子供のわがままについてまとめました。
泣きわめくようなわがままは、小学校に上がる頃にはほとんど収まっているはずです。
逆に、収まっていない場合は、どうしてそう言うことを言うのか、
何故そう思ったのか、子供の気持ちを聞きつつ、ダメな理由を
根気強く言い聞かせる必要があるでしょう。

わがままは悪いばかりではありませんが、時には我慢が必要だということを、
幼いうちからしっかり身に着けるのは大事なことです。

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