男の子の子育て!反抗期の態度に悩みがちな方におすすめな対応ポイント

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男の子の反抗期の始まりは、9~10歳あたりが目安とされています。
これは、男性ホルモンの増加とも関係しています。
具体的な反抗期への対策としては、一人の人間として尊重しつつ、
子供を信じて、相談されるまで待つ姿勢をとることが大事です。

なお、6歳までは母親との関係、6~14歳までは父親との関係が
一人前の男性となる上で重要とされています。

また、14歳以降は両親以外に信頼できる他者が必要です。
叱る時は叱り、子供の決めたことに口出ししない忍耐が求められます。

●男の子の子育ての悩みは反抗期に集中?

男の子の子育てで悩むのは、反抗期だけでしょうか?
もちろん、そんなことはありません。
男の子と女の子は遊び方も違いますし、体の動かし方、基礎体力の高さも違います。

小さなころは、同じ失敗を何度も繰り返したり、
注意されても全く聞き入れない姿に怒ることも多いでしょう。

これは、男女の脳の発達の違いに関係しています。
狩猟脳を持つ男の子は、リスクを回避よりも好奇心を優先しがちです。
また、集中力も高く、収集癖もあります。

●反抗期の男の子への対応のポイント!

具体的に反抗期の男の子にはどう対応したらよいのでしょうか。
話しかけても「別に」と鬱陶しがられたら、悩みますよね?
それでは、反抗期の男の子の対応のポイントをご紹介します。

・質問は1つで切り上げて、子供から話しかけるのを気長に待つ
・子供の行為を責めず、されて嫌だった気持ちを伝える
・エッチな動画を見ていても見ないふりをする
・過度に子供扱いしない(父親にも同様の対応を促す)
・父親と子供の間を取り持つ(公平に)
・口は出さず、子供の模範となるような行動をとる

●男の子には年齢に応じた適切な他者が必要

>男の子は3段階で成長を遂げる

女の子は、生理、出産、閉経と、年齢とライフスタイルに応じて
目に見える形で成長を感じることができます。
しかし、男の子の場合、そういうわけにはいきません。
男の子は外的刺激を経て、一人前の男性になっていくのです(※)。
そのために重要な段階は、以下の3つに分かれていると言われています。

その1:0歳~6歳まで…子供期。母親が重要な役割を果たす
その2:6歳~14歳まで…少年期。父親が重要な役割を果たす
その3:14歳~成人まで…成長期。信頼のおける同性の大人が重要な役割を果たす

(※出典:男の子って、どうしてこうなの? 著者:スティーヴ・ビダルフ)

>その1(0歳~6歳まで)の時期

基盤となる「ハードをつくりあげる」時期です。
深い愛情と安心感を与えることで、自己肯定感を高め、
他者に愛を向けられるようになるための基盤を作る時期です。

言語能力の発達を促し、コミュニケーション能力を高めるために、
親が一対一で積極的に話しかけてあげることが大事です。
この時期の父親は、ともに子育てをしながら母親に愛情を示し、
安心感を与えてあげましょう。

>その2(6歳~14歳まで)の時期

「基本ソフトをダウンロード」する時期です。
男性的な特徴が急激に出始め、父親から一人前の男になることを学び始めます。
この時期は、父親の気を引きたがることも多いため、
しっかりと受け止めて、積極的に関わり合いを持つことが大事です。
この段階で、自分を抑えること、コミュニケーション能力を鍛えます。
父親は、自分の欠点や子供時代について積極的に話すことが大切とされています。

>その3(14歳~成人まで)の時期

親から離れて自分の立ち位置を模索していく時期です。
親の言うことを聞かなくなりますので、それに代わる信頼に足る人物を
見つける手助けをしてあげましょう。

男性ホルモンが増え、あふれるエネルギーを持て余す時期でもあります。
一人前の大人として扱いつつも、決して放置はせず、
叱る時は叱りつつ、子供が決めたことは口出ししないようにしましょう。

●まとめ

日本では、子育てのメインを担うのは、ほとんどの場合母親です。
異性である男の子がどうやって育っていくのか、反抗期はどうなるのか、
あまり想像することができません(男きょうだいがいた場合は別です)。

そのため、反抗期を迎えた時に、急に荒っぽい態度や言葉を向けられて、
戸惑ってしまうわけですが、これは成長の一過程ととらえて
おおらかに構えるようにしましょう。
そうしておくと、いつか反抗期が終わった時に、
自然と子供から近寄ってきてくれるはずです。

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