女の子の子育ての悩み！要領は良いけど挫折に弱い！？親は過干渉に注意すべし

「女の子は言葉の発達が早いから、男の子の子育てより簡単！」
と言われることがありますが、そんなことはありません。

女の子の子育てには女の子なりの悩みがあるのです。
女の子はママと同性ですから、考えていることが分かりやすいでしょう。

また、周りを見て察する能力に長けているため、要領良く感じられます。
ただし、小さい頃から口答えしますし、失敗に弱い面があります。

なお、ママは女の子と自分を同一視しやすいため、
自分の夢や理想を過度に押し付けないよう、注意する必要がありそうです。

●女の子の子育てのメリット

＞子供の感情を読み取りやすい

女の子の場合、ママと性別が同じになりますので、
自分の経験から子供の考えを読み取りやすいと言えるでしょう。
自分がされて嫌だったこと、熱中したことを思い出しながら
子育てができるため、少しだけ予習した気分が味わえます。

＞買い物を一緒に楽しめる

もちろん個人差はありますが、お化粧に興味を持ったり、
ふわふわキラキラした洋服を着たがったりするのは、
男の子より女の子の方が多いでしょう。

周りを見る能力に長けた女の子は、
外見へのこだわりが早くから現れるのです。
疲れることもありますが、子供と一緒に買い物を
楽しめるというメリットもあります。

＞発達が早く指示が通りやすい

女の子はママの影響を受けやすいため、
言葉や態度をマネするのも早く、男の子に比べて
精神年齢が早く発達する世に感じられるでしょう。

また、女の子は周囲に応じた適切な態度を取ることができます。
お出かけ先では男の子よりも扱いやすいと感じることでしょう。

●女の子の子育てのデメリット

＞失敗に弱い

脳の働きもあって、女の子は男の子に比べて言語能力の発達が早く、
周りを見て同じ失敗を繰り返さないようにする能力に長けています。

従って、女の子が失敗した時のダメージは、男の子よりも大きくなります。
4倍ぐらいのダメージがあるとも言われるぐらいです。

また、成功した時の満足感は、逆に男の子の4分の1ぐらいになるそうです。
とは言え、挫折体験は自立に向けて欠かせない経験ですから、
小さな挫折体験を積ませるように心がけましょう。

＞口答えが生意気

言語能力と記憶能力に優れる女の子は、
昔の事も良く覚えていて、的確な言葉で攻めてきます。
「使ったものはちゃんと元の位置に戻してね」と教えた時に
「ママも元の位置に戻してなかったじゃん。私はママを見習ってるだけ」
などと返されると、イラっとしてしまいます。

ただ、もともとは親のマネをしているだけということも多いので、
まずはママが言葉遣いに気を付ける必要がありそうです。

＞友達関係のトラブルが多い

女の子は発達が早く、少人数でグループを作ることが多いため、
年少ぐらいから友達同士のトラブルが発生します。
低年齢の場合でも、悪意をもって嫌がらせをされる場合があるので、
親は注意して子供の様子を見ておきましょう。

●我が子をかわいがれないという悩み

＞親と子にも相性がある

親と子にも相性がありますので「どんな子供でも無条件にかわいいはず」
という思い込みがあると、子育ては上手くいきません。

血のつながりがあっても、相手への思いやりがなければ、
愛情は枯渇してしまいます。
まずは親が見本となる背中を見せてあげましょう。

＞子供がキライな親は自分がキライな可能性も

特に理由もないのに子供がキライというママもいます。
その対象となる子供は、ほとんどの場合女の子です。
女の子は自分と同一視しやすいため、
自分を嫌う代わりに子供を嫌うことがあるのです。

逆に、子供を嫌う代わりに、自分の果たせなかった夢を子供で
果たそうとするママもいます。
子供が女の子の場合、子供と自分は別人格であるということを
しっかり理解して、子供の人生に干渉しすぎないようにしましょう。

●まとめ

女の子の子育ての悩みをまとめました。
女の子には女の子の子育ての悩みがありますが、
それ以上に楽しみなことも多いはずです。
過干渉には気を付けて、小さな失敗をさせてあげてください。