子育てストレスによる体調不良!?自分の心を労わる方法を身に着けよう

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子育ては、間違いや失敗の連続です。自分の思い通りになるものではありません。
ところで、この「思い通りにならない部分」というのは、自分が思う以上に
心身に負担になっているものです。これが積み重なると、
体調不良を引き起こす原因となることも珍しくありません。

それでは、子育てで感じるストレスをうまく処理するために
できることは何があるのでしょうか。

ここでは、気持ちの面から
ストレスを軽減する方法を紹介します。まずは6秒ルールに代表される
アンガーマネジメントです。怒りの気持ちをコントロールすることで
気持ちに余裕を持とうというものです。また、レジリエンスという概念を学び、
物事をポジティブにとらえることのできる、柔軟な心を育てましょう。

●怒りをコントロールしよう!

アンガーマネジメントという言葉を聞いたことはありませんか?
怒りは誰でも感じる感情であり、それを上手にコントロールすることで、
子育てや仕事に対して、ポジティブに対応できるようになるというものです。
怒ることが絶対にダメというわけではないことに注意してください。

このアンガーマネジメントは1980年代にアメリカで生まれたと言われています。
当時は、家庭内暴力や犯罪者の更生プログラムのために使われていましたが、
今ではもっと一般化され、企業研修にも使われています。

アンガーマネジメントの実践方法のうち、有名なのは6秒ルールです。
怒りを感じたら、怒鳴りつける前に6秒間数えるというシンプルな方法になります。

これは、人間の怒りのピークは長くとも6秒間程度というところからきています。
子供がなかなか出かける準備をしない、口答えをする、ご飯を食べない、など、
些細なこととはいえ、子育てで怒りを感じる場面はたくさんあります。

この時、怒鳴ることで効果があればよいのですが、たいていの場合、
泣いたり、おびえたり、意固地になったりして、うまくいきません。
この6秒間ルールを活用して、怒りから生じるストレスを軽減しましょう。

それだけでは状況は改善しない、と感じることがあるかもしれませんが、
親がイライラした雰囲気を収めるだけで、子供が落ち着くことは多々あります。
怒鳴る代わりに「なぜそれをしたなのか」を聞くようにしましょう。

これにより、後で自己嫌悪に陥ったり、子供との関係が悪くなったりするのを避け、
精神的なストレスを減らすことができます。

●柔軟な心、レジリエンスを育てよう!

近年、レジリエンスという言葉を耳にする機会が増えました。
これは、心理学から派生した言葉で、人が困難のただ中にあっても、
状況に合わせてしなやかに適用して生き延びようとする力のことを差します。

日本語訳では「弾力」や「復元力」となります。
イメージしやすいのがバランスボールやばねですね。
このレジリエンスを高めることで、ストレスにさらされても
すぐに立ち直ることができるようになります。

>レジリエンスの構成要素

レジリエンスは「感情・情動コントロール力」「自己効力感」
「自尊感情」「良い人間関係」「楽観性」の5つの要素から
構成されると言われています。

まずは、自分自身の価値観や人生を正しく認識することが大事です。
これにより、ストレスを感じる出来事に遭遇した場合、
それがなぜなのか原因を分析できるようになります。

また、このストレスは自分を成長させるためのものだとポジティブにとらえ、
自分にはそれができると自信を持つことで、レジリエンスを高めていくのです。

>レジリエンスを高める方法

レジリエンスを高めるために実践しやすい方法を以下にご紹介します。
これらを続けることによって、自分を好きになり、自分を大切にすることが
できるようになります。

・他者との比較をやめる。
・ご飯をきちんと食べて、適切な睡眠をとる。
・小さなことでも自分をほめる。
・持続的に運動をする。
・笑顔を心がける。

●まとめ

子育てストレスによる体調不良は、だれしも起こりうるものです。
周りに手助けを求めることはもちろん大事ですが、自分自身で自分の心を
労われるようにしておくのも大事です。
自分を最も愛し、労われるのは、他でもない自分自身です。

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